2009年1月アーカイブ

超広角での撮影

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仕事がちょっとだけ一段落したので撮りに出かけたいのだが、今日は鉛のような曇り空。
寒いし暗いし気が重くなる。
こんな日はネットで情報を漁りながら撮影計画を立てるしかない。撮影計画と言ってもどこそこへ出かけて...というのではなくて、何を持って行ってそのカメラでどんな風に撮れるかのシミュレーションだ。暇だな。

まずは4x5の47mmでスナップ撮影をしてみたいので、この環境でのDOFを調べた。いつもお世話になっているDOFシミュレーターで見ると、4x5の許容錯乱円と言われる0.1mmを入れたら F11で約2mより先はパンフォーカス。大判とは言え思ったより広い。
しかし、初めてのレンズで撮影する場合、俺は4x5フィルムをスキャンして、デジタル一眼の等倍観察と同じくらいに拡大して眺め、デジタル一眼より良い画質であることを確認しては悦に入りたいのである。
もちろん俺はいつもそうやってアラを探すような野暮な鑑賞をするヘンタイでは無いのだが、まずは4x5とデジイチの画像を比べて、「デジタルなんてまだまだヒヨッ子だぜょ」 とうそぶいてみたいではないかっ。
となると、そこまで拡大してじろじろ見るとなれば、フォーカスはもっとシビアに見ないといけないだろう。

と言うことで、許容錯乱円をいくつに設定するかということが問題になってきた
まずさしあたって、仮想ライバルをD3xに設定してみよー。D3xの解像度をニコンのサイトで調べてみたら、6048×4032だ。96dpiのディスプレイ表示では、160cm x 107cmという大きさになる。
ネットで調べてみると、許容錯乱円の計算根拠は以下のようである。

人間の目は、25cm離れた場所にある0.2mm間隔の2点を識別する能力がある(分解能)というのが大前提。
対角線325mmの印画紙上にプリントされた0.2mm間隔の2点を仮に135フィルムで作るとなれば、135フィルムの対角線は42mmだから、縮小率42/325を0.2mmに乗じた0.026mmが135フィルム上に写っていればよい。フィルム上の2点がもしこの0.026mm以下ならば人間の目は2点が分離していることを認識出来なくなると言うわけだ。
つまりこれ以下のボケならば対角線325mmの印画紙に引き延ばしても、25cm離れて見る分にはピントが合って見えるよということになる。さて、いったいこの対角線325mmというサイズはどこから来ているのかと言えば、それはずばり8x10のサイズなのであるっ。
となると、

Fuji GF670 22万

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富士フイルムからリリースされたもよう。期待したことは何も起こらなかった。
ffnr0250.jpg
5,000台限定で店頭価格22万円くらいだとか。なんだ、限定かよ。
これでは「フィルム最後の記念に一発出しました」 で終わってしまうではないか。どうやら富士は本気でフィルムをやっていく気力がないな(あたりまぇか)。

やっぱりフィルムを残すためには俺たちユーザーが頑張らねばいけないと思ったのでR。

さて、はじめ30万と言ってたのが22万なら富士も頑張ったということなのだろう。
しかしたとえ実売19万8千円としても、うーん、俺はホシイぃとは思わない。それだけ出せば中古でもっと魅力的なカメラが交換レンズ付きでいくらでも買えるから。まぁ中古の値段と比べられちゃ富士もかわいそうだけど。

それなりに質感のある中判蛇腹カメラを12万8千円で出してくれたら、おっ!と思うのだけど、まぁ冷静に考えればいくら安くても中判フィルムカメラがヒット商品になってフィルムが再び売れる...なんてことは起こらないだろから、富士も本気にはならないわな。

新しい中判カメラはDiannaでガマンしとくか。
デジカメマガジンとの共同企画のストラップが届いた。首にかけたまま長さが調整出来るストラップはありそうであまり無い。
前の白いやつより幅が広く、質感がいい!
やっと恥ずかしい白とおさらばできる。白は奥さんにあげよう。
P1234.jpg

...と書いてみたのだが、E-3から取り外して改めて触ってみると、適度に汚れてしっくり来る感じがなかなか良い。いつの間にか愛着がわいていたのであった... どしよかなー

デジタルカメラの画質評価

デジタルカメラ(主に一眼レフ)の客観的評価というのは意外にも日本より海外に多いようです。
「客観的」というのがどこまで客観的なのかという話は置いといて、ネットで気軽に見られる情報は圧倒的に海外が多い。日本で見られるまともなカメラのテストは、アサヒカメラや日本カメラの雑誌で行われているテストくらいではないかな。こういうところにも日本はカメラを作るだけで、カメラを使う文化のレベルが低いという傾向が現れているような気がするお。

海外のネットで知名度が高いのはDigital Photography Reviewがおなじみだが、画像ソフト屋のDXO LabがやっているDXO Markもたくさんの機種を評価した実績がある。Dpreviewのそれはスタイルや操作性まで含めた総合的なテスト(レンズ単体の評価も別途ある)であり、DXOの方はRAW画質に限定したテストである。
DXOのテストはここに記載されている様に(なんだか難しい式が出て来ちゃって素人はそれだけでもすごいと思っちゃうのだけど)客観性は比較的高いと思われ、さらに全てのカメラになされた同じテストを並べて比べられることに大いに意味があると思う。

で、良く読まないと判断出来ないんだけど、センサー性能の総合評価となるDXO Mark値とやらをパッと見る限り、それを言っちゃあおしまいよって感じだが、結局センサーサイズでおおまかには決まっちゃうってことなんだな。
グラフ全体のプロットに開発時期に対してやや右上がりの相関があるようなので、新しいものほど性能が向上していることは間違いないのだが、縦に見る(同時期で見る)とそれはほぼセンサーサイズ毎の順列になっていると言っていい。

アタリマエのことだがカメラの画質はセンサー性能の数字で決まる訳でなく、レンズとの組み合わせによって劇的に変わる。さらにそれによって生成された画像を生身の人がどう思うかによって決まる
特に何度も書くけれど今のデジカメの性能は、人の目でその差を見分けられる限界の上を言っているとも言えるレベルだと思うから、数字の細かい差を云々して騒ぐのはちゅうがくせー的と言えよう。
また、カメラの性能は画質だけで決まる訳でなく、操作性やシステム全体としての完成度はもちろん感情的な好き嫌いにさえも大きく左右されるわけだから、こんなテストの結果の細かい数字を見てあたふたしてはいけない。

なお、スペックおたくにならない為にも、テストの詳細には一通り目をとおしておきたい(そんな暇ないか)。また評価しているDXO Analizerというソフトのデモはここで体験出来るもよう。

D700によるムービー ?

思ったよりレベルが低かったNikon Rumorsは最近余り見なくなった。と偉そうなことを言いつつ実はまだ楽しませてもらってるぉ。
え? NikonD700でムービー

なるほど。これでも俺のZi6並の画質かも。
今月(1月)はPORTRA160をナガオカ4x5で使った。あと数枚撮って現像に出すので結果はまだ。
今月と来月にかけては8x10でPROVIAACROSを使おう。

モノクロの現像用にJOBOを手に入れた。これだと普通に使えば連続撹拌になるから、いわゆるエッジ効果は期待出来ない。慣れてきたら皿現像かまたはJOBOタンクに液をいっぱい入れて、time@さんに教えていただいたPyrocat-HDやRodinalの超希釈現像なんかも試してみたい。

P1265387.JPG
冷蔵庫からちょっくら出してきたフィルムたち。下の2つが8x10、 白い袋はRolleiのRetro100だ。

デジカメを買うとしたら

暇なのでくだらないことを書いてみよーっと。
今、デジカメはE-3,R-D1,D70-IRで大変満足しているのだが、買うとしたら何買うかな。ちまちましたマイナーチェンジには全く興味がない。
D700とか5Dとかは置いといて(面白み無いからよ)、俺の場合は2つの方向性に絞られるな。

1つはフィルムを撮像素子に置き換えただけのデジカメ路線。
最も近いのはライカのM8だが、これは敢えて35mmフルサイズにならないと意味が無いと言おう。わずかな期待をしているのがR-D2の登場。
去年の秋、エプソンからアンケートが来たらしいが(なぜか俺には来なかった)、R-D1の後継の開発が始まるのかも知れんというウワサがある。

もひとつはレガシーなスタイルを捨て去り、デジタルでしか出来ない機能を追求しまくったカメラ。
今最も期待するのはμフォーサーズだが、現状ではカメラのスタイリングが現状カメラの延長なのであまり未来を感じない。
そういう意味では値段は現実的でないのだが、REDが最も面白いと言えよう。

時間的に見て上の2種のカメラが実現するのは早くても2年はかかるだろう。ってことはその間、俺は新しいカメラに気を取られることなく、作品作りに没頭出来るということになる。.... つまらんじゃないかっ!
撮るヒマあったらカメラ買え! のモットー通り、今年はどんな中古フィルムカメラを買うか悩みつつも楽しもうじゃないかっ!
方々で次のオリンパスの製品のウワサが上がってる。
マイクロの前にひとつ出るということで、Hiroさんのところに書かれていたのはE-420の後継機であり、ブレ補正が乗るというもの。
いかにも出そうだな。欲しかった人にはたまらないと思われ(でもその程度ではシェアには影響しないだろな)。

マイクロの方は2つ出るという話。一つは当然フォトキナで出たモックアップのコンセプトの機種でこれは間違いなく出るだろう。もひとつはOM-1ライクだという。それはないだろー。
もしそんなの出すとすれば「だっせー」としか言いようが無い。スタイルだけ真似すんのかい
こんなことで意外に喜ぶ人が多いんだけど、みんなミーハーだな。

マイクロにはミラーとペンタプリズムがないんだから、オールドスタイルで出すならPEN Fスタイルにすべきだろっ。
でもそうすると結局それがモックアップのコンセプトということになるから、結局このウワサはガセネタだということになる。もしどうしてもOM-1のスタイルで出したいなら、それは上に書いたE-420の後継機としてやるかマイクロじゃないフォーサーズの機種でやるべきだ。

そうでなければライカのM3とそっくりなスタイルにして、名前もμM1にする位のことしてみろ!
バイテンの道具は揃った。早く撮りに行きたいが、ここんとこ珍しく忙しいので撮りに行けない。
大判では絵を描くように と言った手前、いつも撮る他人の庭に咲く花や横断歩道のペイントや電信柱でははずかしいのである。

ちょっと出かけるとなれば、入れ物が必要になる。が、今までのバッグには入らない。
カメラ本体とフィルムホルダー5枚くらいでもけっこう大きくなるのだ。そこらへんにある大きめの適当なバッグに詰め込めばなんてことはないのだろうが、歩くとなると背中にきちんと背負いたい。
お母さん用の安い買い物カートに入れてごろごろ引くのが一番安くて実用的という情報を得たのだが、凸凹の舗装の道をころがすとカメラにガタが来るようで落ち着かない。

不思議なことに8x10がすっと入る既製のカメラバッグは日本では売ってないらしい。
で、見つけたのがあのf.64のバッグ。代理店のエツミは輸入してくれてないタイプで、BPXというやつだ。
残念ながらこれでも横向きに入れられないので、ネジの部分に自重がかかっちゃうからちょっと不満だ。
B&Hで約$200. 大きさの割に高くはないが、上の理由で軽く悩む。登山用のバッグならいくらでもあるか。でも高そうだな。バッグくらいは自分で工夫して安くしてみたいとも思う。

とりあえずはカメラ本体を手に持って、フィルムホルダーとレンズと三脚は背負って出かけてみよう。ただし明日も仕事があって撮りには出かけられないのだ。天気は良さそうなのだがっ。
フィルムにはもう戻れないという人がけっこう居ます。
人さまざまでしょうが、<デジタルに比べてフィルムが「めんどう」だ>というのは主たる原因ではないと俺は見ているのだ。
それよりも、<デジタルより絵が良いとも思えないのに、撮る度に金がかかるのはバカバカしい>と考えてしまうからではないかな(思い起こせば俺はデジタルを始めるとき、まさにその逆のメリットを感じたから写真趣味を復活させたのだった)。

画像を得る手段を単にデジタルからフィルムに戻す という発想ならば、時代に逆行するだけだからメリットを感じないというのはアタリマエだ。
俺は中判にしてみることで、全く新しい気持ちで銀塩の楽しさを再発見することが出来た。
まず質感のある重たい中判カメラが今時のプラスチックカメラにない新鮮さを与えてくれること。
そして、撮影することそれ自体の姿勢が全く違うことに気づいたことだ。絵を描く様なつもりで撮る。

デジタルでバシャバシャ撮るのとはまったく違う考え方で被写体に向かえばいいのだ。デジタルで撮る代わりにフィルムで撮るのではない。フィルムという絵の具を使って中判カメラという筆で絵を描くのである(う〜む。我ながら名言だな)。
カメラを持って出かける数日前から、絵を描くイメージを頭のなかに思い浮かべる。当然デジタルは併用しない。
こんなテンポの撮影だから、中判なら多くても120フィルム2,3本だ。1本も取り終わらないこともよくある。フィルム代も処理代もタダではないが、お金を気にするレベルの量ではない。

そして撮影がさらに大きなフィルムになればさらに絵を描くというイメージは明確なものなってくると思うのである。
これが俺流フィルム回帰だっ。....しかし満足のいく写真は未だに1枚も撮れていないのでR。

追記:フィルムに戻れない理由で有力なのがあった...。みんな忙しいに違いない。
 俺、暇だもんな。

なんでこうも...!

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よくも毎日くっだらねぃカメラのくそネタを書いてる暇があるなと自分でも思う。

今日本屋に寄って今月のカメラ関係の雑誌を手に取った(決して買いはしない)。今更のことを書くが、どの雑誌も猫も杓子もデジタル一眼ばっかりなんだな。うんざりした。(デジタルがダメでフィルムがイイなんていう話ではないんだょ)
デジタル1眼しか売れないからそうなるのは明らかなのだが、なんだかとても気持ち悪くなった。
日本カメラやカメラアサヒは定期的に中古のデジカメやフィルムカメラの特集をやるけれど、同じネタの繰り返しであり、ちょっと古いカメラのことを知ってる人にとってはバカにすんな的浅い内容で全くつまらない。枻出版のカメラマガジンはフィルムオンリーの雑誌だが、これとて似たようなレヴェルだ。

まだ女子カメラとか、あとなんだったかトイカメラの類いに特化した雑誌の方が上述の雑誌より新鮮みがあってよっぽどマシだとは思う。
(そういえば、そんなうわべだけのコマーシャリズムな雑誌とは一線を画していた、<ジジイカメラ雑誌>写真工業が12月で休刊となった。休刊というのは廃刊と同じ意味だ。とても悲しい。)

さて、さらに見てみればデジタル一眼ばっかりなことが気持ち悪いだけではない。小型カメラ(35mm判)ばかりなのはもっと気持ちが悪い。どの雑誌も前提が35mmカメラだ。何故に中判や大判は蚊帳の外なのだっ!? 
ま、それは数が出ないからに決まっているのだ。中大判の情報誌なんてペイしないからに決まっているのだが、なぜか今日、俺は小さな街の本屋の片隅で、中判や大判に特化した情報がないことに対しての不満がフツフツと沸いてきたのである。いや、中判大判限った話でもない。暗室の情報も、カメラの改造等の情報も、オルタナティブ処理に関する情報も、写真王国日本なのにその国の雑誌に何も情報がないではないかーっ!
売ってるカメラ買ってただ使うだけならそれは文明の野蛮人ではないのかっ(最近このコトバ、気に入ってよくつかてる)。... なら俺のすべきことは何なんだー! 俺に出来ることは何なのだーっ?

   ... つづく

中古カメラの数奇な運命?

Lieca Rumorsに、圧板にフィルムのパーフォレーションが焼き付いたカメラが紹介されてた。
そうとう長い間フィルムを入れっぱなしにしといたんだろな。

それはともかく、eBayに出品されているかなーり使い込まれたM3の写真も貼られてた。
リンクをたどって出品されてる物を見てちょっとびつくり。シリアルが俺のM3にかなり近い。200番しか違わず、100の位の数字以外はまったく同じ。
となると俺の生まれた年と同じ製造年ってことだ。

うーん、この半端じゃなく使い込まれたブラックのM3はいったいどんな運命をたどってきたのだろう。そしてそれと同じ時期に造られた俺のM3もいったいどういう人の手を渡り歩いて来たのだろう。
カメラを眺めては、その運命にちょっと思いを馳せてみる... 。
 
 ただそんだけ
もはや雑誌やネットのカメラのレビュー結果がどうであれ、買う買わないの判断にはまったく関係ない。それくらいデジカメの出来は水準以上になったのである。
が、DPreviewのG1テストの結果で気になるのは解像度と特性曲線。チマチマ細かいこというな、という気持ちもありなのですが。

まず解像度は高い。うらやますぃ。俺は良く知らないけど、これはローパスフィルターの設定の影響なのか? 4/3機は強力なゴミ対策がされているのだから、いっそのことローパスフィルターを取り外し可にしちまったらどうなんだ? 俺ならふだんは外しておいて、モアレが出たら自分でつける(またはソフトで除去する)。
オリンパスが次のカメラでやらないかなっ! やらないだろな。

次に特性曲線の肩の部分は依然として直線的だ。これではハイライトの飽和が早い。他機種と同じ様にもうちょっとクィっと曲げればいいのに。
良くわかんないけど、素子の特性上きっと出来ないんだろな。
まぁダイナミックレンジなんて広ければいいってもんでもなくて、ある程度の狭さの方がメリハリがついていいのだろう。しかし脚の部分の切れ方と肩の部分のカーブが対称的でないのはなんだかすごく気持ちが悪い。パナソニックの素子を乗せた機種は全部そうだ。

それにしても面白いカメラであることは間違いない。が、前にも書いた様に操作していると家庭用のビデオカメラをいじっているような感覚に襲われ、家電品っつーかおもちゃっつーか、なんだか俺にはしっくりこない。
 やっぱイラネ

朝、いつも奥さんが先に起きる。それになんとなく気づき、うとうとする中で見る夢は「お告げ」的なものがよくある。
死んだ親が何か言ってるとか、仕事に関する気がつきとか(ヒラメキというまでには至らない)、目覚めたその瞬間はスバラシ!と思うけれどもすぐに忘れ去ったり、仮に後で思い出すことがあってもそれはくっだらねーことだったりして得る物は実はあまりない。

で、今朝のお告げは「なぜにお前は銀塩でこんなにたのしめるかー....それはデジタルが普及したからなんだぞーぉ!」というものだった。
今更言う事でもないが、俺みたいなものでも一昔前のプロのような道具を持てるのは、デジタルが普及したおかげで銀塩の道具がアマチュアからもプロからも不必要とされて、その結果機材がちょー安く市場に出回る様になったからだ。
今の俺は数日前からの書き込みにもある様に、デジタルに対して「飽きた」とか「つまらね」とか後ろ向きの気持ちばかりなのであるが、どっこいあんたが楽しめるのはその他ならぬデジタルのおかげなんだよ、忘れんな! 的お告げだったのである。

このジレンマに俺はどう立ち向かえばいいんだっ?! (まぁ普通に喜んで安くなった銀塩買えばいいんだけど)。
中村文さんがμフォーサーズ-FDアダプタなんてのを紹介しちまうから、FDレンズの相場が上がってまうやんかっ!

ということでG1でCanonの往年の銘レンズFDが使えるのは目出たい。
しかし、俺の今の正直な気持ちは、水を差すのだが「今更わざわざFDを2倍の焦点距離で使わなくてもいいかなぁー」ってとこだ。
FDを沢山持っていて、望遠側に有利に使おうって言うんだったら使い出はあるかもだけど、わざわざレンズを揃えて、けっこう高いマウントアダプターを買って使おうという衝動を覚えない。
待ってましたぁーという人にはすごく嬉しい話だと思うんだけど。
ロシアのインチキマウントアダプターで既にFDを4/3に付けて試してみたのだが、近接撮影しか出来なかったので1回使って秋田。

FDはF1やFTbで使うし、Leica M,LマウントはM3やR-D1で使うわい...と言っては身もふたもないのだが、今はそういう気分だ。

カメラの趣味というのはそれぞれの人の旬があって、例えばM42にやたらのめり込んだり、ライカの意味もなく(?)クソ高いレンズに熱中してみたりと、それぞれ楽しい。
ただ、そんじょそこらにはちょっと居ないと言うレベルのコレクションでもない限り、けっこうすぐ飽きる(俺だけかな)。
ただし、ほとぼりが冷めたからと言ってそれを手放したりは絶対にしない。手放しちゃうとあとで必ず後悔する。大事に持ち続ければカメラの多様性を楽しみ、ときどき愛でては、また新しい発見をすることが出来るからであーる。

さて、俺は今なんつっても大判だ。バイテン撮るためのどーぐは全てそろった。
バイテンで最広角となる120mmもげとした。さーて仕事が一段落したらとるぉー。

ある日の水面

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M2さんの企画です。
去年の今頃の撮影。近くの桜公園の池の鴨がシンクロナイズドスイミング中。
「水面」というタイトルにはふさわしくないカモ。

P2241589.jpg
E-3, Tomy BORG45ED 325mm
方々でウワサされ始めたオリンパスの新しい機種。なんでもマイクロ4/3登場の前に何か出て来るということがささやかれている模様です。

俺は4/3ファンだから応援したい気持ちは変わらないけど、なんだか正直言ってあまり興味無いな。ちょっと飽きて来たぉ。
今年は何か出てもきっとつまらん機能を付加する程度で、「おっ」と思うような面白いことはない気がする。
まぁオリンパスのデジタルはいつも基本的には「おーっ!」って大興奮するようなビックリは無くて、あとで振り返ってみて「あれは確かに今までになかったカメラだった」というのが多い。地味だが質実剛健というところかな。

前に何度か書いている「デジタルでしか出来ないワザ」を詰め込んだカメラが登場するのはまだ少し先の気がするので、今年はフォーサーズ機への面白くも無い機能(俺にとって)の付加と、みんなが期待するスマートなマイクロ4/3のボディの登場ってところだろう。
ま、代わり映えしないってのはオリンパスに限った話ではなくて、ニコンもキャノンもソニーもペンタもおおかたそうだろうと思う。フィルムを撮像素子に置き換えた1眼レフのスタイルが定着し、付加機能でチマチマあそぶ製品が登場する時期だ。
景気の問題もあってあまり思い切ったことはやらない予感(だからこそ皆をアッと言わせてほしい気もするけれど)。
きっと面白いのは来年以降になると俺は見るのある。

だから今年はフィルムで思いっきり遊ぶのであーる。今まで気づかなかったフィルムの面白さを様々なフォーマットのカメラで楽しむ方がずっと新鮮で100倍楽しいのでR

Super Angulon 47mm

俺のナガオカにはそのまま付かないと思っていたが、意外にもあっさり付いた。凹みボードのお陰だ。
多少折り重なった蛇腹に接触するが、特に問題無し。無限遠も余裕で合う。
これで4x5の最広角,換算13mm相当が実現だ。わくわく。
んー、ちょっとピントグラス覗いた感じではチョーワイドっ! しかし周辺減光はただものではない。
専用のセンターフィルターを手に入れないといかんかも。
さて、仕事仕事。あとでまたゆっくり楽しもう!

富めるもの増々富む

昨日、テレビ東京のワールドビジネスサテライトで見たのだがデジタル家電の寡占化が進んでいるという。家電量販店の陳列状況をレポートしていたのだが、大画面地上波デジタルテレビではシャープとソニーの二人勝ちだそう。
量販店では売れる機種を全面に押し出す。ニュースで取り上げられていた店舗ではシャープの売り場面積を2倍にしたとか。
そのおかげで、売れないメーカー、例えばこの店舗では三菱などは裏の方に小さく押しやられていた。さすがにかなりの物好きでなければわざわざ三菱の製品は買わないわな...と思わせる状況だった。「富めるもの増々富む」の裏には明らかに「弱いもの増々弱る」という事実がある。
デジタルビデオの世界ではSONY,パナソニック,ビクターの順に3強となっているそうだが、ビクターの人は「2位以内に入りたい」と強調していた。2位以内に入らないと投資の分が回収出来ず、新しい技術開発をしにくいという。なるほど。

メーカーと売る側の難しい関係もあるのだろうが、実際に売られている製品間にそれほどモノの差はあるとは思えず、もう少し弱いメーカーでも同じ土俵に立てるようにしてやらないと2位未満は全部無くなっちゃうんじゃないかという危惧もある。
生物の世界なら種の絶滅であり、多様化によって面白いものが出来てくるという原理から見れば非常に危機的状況である。
識者は「自分の強いところを見つけてそこに注力すればいいわけで、あまりいつまでも拘ってはいけない」(要するにやばいところは早く見切りをつけちゃえ)風なことを言っていたが、経済的にはそうでも新しい技術の発展ということから見れば、よろしいことではないんじゃまいか。

とは思いつつも今のこの危機的経済状況ではそんなこと言ってられないのだろうな。

ペンタ、オリンパスとも大丈夫? ...ではないだろな。そして富めるもの のはずのNikonもCanonでさえも安心出来ないというのが今の状況なのだろな。
忘れていたけど、Fujiの67&66カメラ(GF670)は去年のうちにがんばって出すと言っていたのに、その後どうなったのだ? メーカーはだんまりだな。

この不況で発売を躊躇してるのかい? やめちゃう? もう開発はかなり進んでいたんだろうから、出さないともったいないよ。
富士の人が秋のフォトキナで「30万円」という声を発してから、方々でため息が聞こえた。
まぁ確かにいままでの相場なら30万なのだが、今この時期にわざわざフィルムの中判カメラを出すというのであれば、それはデジタルに対するアンチテーゼとして、フィルムを造るフジだからこそ世間をアッと言わせる値をつけて、今まで中判に行きたくても行けなかったカメラファンの溜飲を下げ、かつフィルムのアドバンテージを強く再認識させフジの造るフィルムの需要減を少しでも食い止める絶好のチャンスなんじゃないのかい。
30万円なんて10年前と同じ値段をつけたのでは何も変わらんじゃないかっ、いったい何を考えとるんじゃ!とメールで800字以内の小論文を書いて昨年10月半ばに送ってみたのだ。

それがきっと社内で大きな議論になって値付けでもめて、発売が遅れているに違いない(^^;)
※これはもうデフレスパイラルから抜け出すためにも思い切った値段で「おおーっ!!!」と言わせないとだめでしょ。富士よ、根性見せてみろ!

超音波測距

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昨日の夕方、あまりに空がくっきりで富士山が奇麗なので、夕焼けをバックに富士山でも4x5で撮ったろと思って、えっちらおっちら三脚かついで山の方に歩いて行った。ほんとは早くバイテンで撮りたいのだが、フィルムがまだ来ない。早くしろ!ビックカメラ!

さて、ピントグラスを10倍のルーペで見てピント合わせをしてるのだが、山の端は合わせ易いけれど、日が沈んだ町並みは街灯などで合わせれば問題ないが、それ以外の暗い所ではもはや合わせる事が出来ない。スポットメーターで明るさを見てみると0EVと1/3EVを行ったり来たりする程度の暗さだ。F5.6のレンズでピントグラスで合わせるのはもう完全に無理。
我らがE-3はマイナス2EVまで測れるというからすごいもんだ。もっとも今時のカメラはAF補助光をピカッと照らして暗闇でも一瞬で合わせてしまうが、その光がその場にそぐわない事もままある(あやしい写真を撮るってわけじゃないよ。例えば蛍の観察で大勢が静かに眺める中とか、夜景を静かに眺める場所とか、光に敏感な動物を狙うとか)

昔は、単体のレンジファインダー式の距離計というものがあった。ライカやロシアなどのカメラメーカーが作っていて、今でもときどきヤフオクなどで見かける。測距機能を持たないカメラに、これがひとつあれば面白いやと思っていたけれど、必需品ではないと思っていた。
この測距計、暗くなったら当然使えない。そしてピントグラスで合わせるカメラだろうが、最新のデジタル一眼レフだろうが、ある程度以上暗くなったらやっぱり測距は出来ない。もちろんあんまり暗くなったら写真自体が撮れないのだけれども、最近のデジタル1眼は高感度低ノイズだし、フィルムカメラだって今更言う事ではないが、長時間露光すれば面白い写真が撮れるのだから、もっと暗い所でピントが合わせられるべきだと思った。となると超音波を利用した測距システムが出来ればいいと考えた。
マクロ撮影だけに関わらず、レンズの回りを光らせるリングフラッシュは影が出来にくいのでちょっと興味あるよ。
例えばオリンパスのまともなものを買うとなると6〜7万かかっちゃう。
少し前に普通のクリップオンストロボにつなげて使う、ちょっと微笑ましい感じのリングフラッシュアダプターが発売されたとき、イイ!と思ったけど思ったより高かった。
それが安くなったという記事を見た。$300から$200へ。

こちらにレビューが。記事の真ん中あたりにクリップオンストロボにつないでいる写真がある。
けっこうデカイというのもわかる。仕組みはプリズムで光路を曲げてリング状の部分に導くだけで、No Electronicsだと書いてある。その割に2万じゃ高過ぎると思う場合は自分であれこれ作ってみるという手もある。
自作の記事もけっこうある。例えばこれ。外見と作例はこちら

B&Hで売っているようで、その記述によると
for Canon 580EX II upon 5D, 10D, 20D, 30D, & 40D, Olympus FL-50R upon E-3, E-410, E-420, E-500, & E-510, and Sony HVL-56AM upon A100, A200, A350, & A700
とあるので、我らがFL-50Rにも使える。
しかし、B&Hのレビューには「おもちゃ」と書く人もいるので、過度の期待は禁物。

俺はこういう品物、面白くて好きだけど(ちょっと高いか)
追記:駒村商会で扱ってた。4.5万はたかいなー。

追記!!!: こっちの方がいい! Orbits $169. ほとんどのストロボに付けられるみたい。レンズを通す穴の大きさ85mm。
これ買っちゃおーかな。

超広角

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一昔前は20mm(135換算)なんて言ったら超広角でそれはそれはドキドキしたものだが、今時は普通になってしまった。
35mmフルサイズデジタル一眼が普及しつつあるので、再び超広角が注目されてくるのではないかな。今年は超広角流行年になると見たぉ。
Nikkorの14mmは高いけれどかなりいいレンズらしいし、Canonの14mmもなかなかのようだ。
さらに今のデジタル一眼レフ用で最広角と思われるシグマの12-24mmはそれほど新しいレンズではないが、安価になったフルサイズ一眼が普及して、今後このレンズの作品を見る機会も増えるだろう。

さて、我らがフォーサーズだ。
広角に不利だと言われている4/3も上の3つに負けないすばらしい7-14mmがあるのだが、ちょっと高いので気軽にというわけにはいかなかった。ずーっと欲しいレンズなんだけど、今ひとつ踏み切れない。そこで満を持して登場した9-18mmは安価なのに性能は非常に良いらいしってことなんだが、いかんせん換算18mmでは限りない超広角を望む俺を満足させることは出来なかった

そこで、マイクロ4/3である。ミラーのない分フランジバックが短く広角に有利だということで、今までの超広角市場に殴り込みをかけることが期待されている。今のところは、アナウンスされているパナソニックの7-14mmがどの程度の値段で出て来るかが興味深い所だ。オリンパスも遊び心をだして5mm F3.5なんてのを出さないものか。無理かな。

さて、超広角と言えば上のシグマ12-24mmと同じくコシナフォクトレンダーのUltra Wide Helliar 12mmだ。おそらくシグマのそれと合わせて、市販レンズでは最広角なのじゃまいか。
あまりにも欲しかったで俺も手に入れてみた。その超広角の度合い、歪曲の少なさなどすんばらしい。
が、しかし周辺減光はものすごく、プリントしてもスキャンしてもそのままだと思いっきりいかにも風の写真になる。非常に気に入っているのだけれど35mm判じゃそれなりの画質だ。
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 現像処理がぼろぼろ

さて、そうなってくるとより大きなフォーマットで超広角を求めてみたくなって来る。

Samsung

コンパクトデジカメはいっぱいありすぎて何がなんだかわからない。そういう理由でまるで興味が無い。
が、まぁたまには相手にしてやるか。
たまたまサムスンのサイトに行ってみたのだが、前から思っていたけれど、デザインはなかなかよいね。
こんど出るというHZ10Wというのもグッドな感じだ。
Samsungは、「なんちゃって」だろうがSchneider-CREUZNACH銘がおしゃれである。

ところで浅田姉妹がCMするオリンパスのμ9000もなかなかかっこいい。

8x10の現像処理

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俺は目下のところ、バイテンで撮影して自家処理し、コンタクトプリントをしてみることに全力を傾けてる。え? デジタル? そんなクソ面白くもないものに今は興味ないよっ という感じだ(とエラそうに言ってみる)。全く我ながら節操ない。

さて、やっとフィルムホルダーを手に入れたので、あとはフィルムの到着を待っている。銘柄は定番のプロビア(RDPIII)とモノクロはAcrosにした。
...というわけで、今年最初の月の「フィルムを月に1本使うの会」はAcrosにしておこ。

さて、4x5の現像はブローニー用のタンクに2枚のフィルムを突っ込んで適当に現像していた。2枚という枚数が少ないが、前の結果を見て次の現像条件を決める、すなわち1枚ごとに最適な現像処理が出来るというシートフィルムならではの利点が生かせて、これはこれでよろしい。

が、しかし8x10となるとフィルムがでかく、これを入れるタンクとなると大きくなるし、なにより処理液の量が多すぎて話にならないであろう。
ならば、バットに液を入れてじゃぶじゃぶする古典的な皿現像となるのだが、2つの点でやる気にならない。まず液温管理が今の季節はめんどくさすぎ。そして完全暗黒のために風呂場を目張りするのもめんどくさい。
おお、けっこうカッコいい。出るべくしてで出たという感じの製品。すでに同じ方式のプリンタのみは出ていたが、カメラと抱き合わせた。
既にタカラトミーがシャオで実現していたが(俺はこれをデジカメジン主催のデジカメオブザイヤー2008に2位に推した)、いよいよ本命が出て来たというところだ。

ポラロイドにすれば、先にやられちまったぁーという感じだろう。LeicaがEPSONのR-D1に先んじられたのと同じだ(^^)

それにしても、以前のポラロイドと同じく画面の下にペンで書き込むスペースがあるものの、サイズが2回りくらい小さい。これでは外見でさえ600フィルムの代替にはなりえない。
ポラロイドユーザーの溜飲を下げるには、やっぱり600フィルムを復活させるしか無い。そのために富士よ、「知らね」などと冷たいこと言わず、銀塩文化存続のためのグローバルな使命としてポラロイドの工場を引き継ぐって出来んもんかね。
ラスベガスで行われているという世界最大の家電製品の展示会、2009 International CESのデジタルフォトフレームに関するレポートが出ていた。

前から思っていたが、この分野、まだまだ発展途上という感じが否めない。なんつっても値段がまだ高く、そのわりに表示画面が小さい。
ネットに繋げたりなんだりと付加機能は工夫されて来ているものの、基本的にそんなことはパソコンで出来るから新鮮みはない。

やっぱりどう考えても画面の大型化が必要だ。それも安く薄く壁にひょいと掛けられるように。
そういう意味でいい線行ってるのがSMARTPARTSというメーカーの32型。値段が$899というからこれは安い!マジか?
ただ32型というのに解像度は1336×768ピクセルというからだいぶ間引きしている。

サイトに行ってみると、そのフォトフレームのラインナップの多さに驚く。さて、その32型のSP3200というのも詳細がサイトで見られる。紹介ビデオとマニュアルをさっと見る限りまともな製品のもよう。
ただし気になるのは一枚一枚の写真を画面に表示するスピードが遅そうなこと。じわーっと出てくる感じで、ブラウズするように見たい向きにはイライラする気がする。

ただここまで大きいのに、1336x768という間引きした画像なら「おら、安くなったパソコンのディスプレイで見るぉ」という気持ちになってしまうので、物欲度はまだ低い。

やっぱり紙のように薄く曲げることも出来て、カラー表示で、電源切っても画像が消えない電子ペーパーが早く安価に出てほしいと思った。
...さて、そんなデジタルの最先端は他人に任せておき、俺はいかにしてバイテンの現像処理からコンタクトプリントを安く簡単に仕上げるかを楽しく検討している最中なのだっ。

銀塩写真を守れ

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1月10日の毎日新聞夕刊の1面に「銀塩写真を守れ:映像のスローフード」という記事が出ていた。
ネットでも読める

フィルム(スライド用も含む)の出荷本数も減少の一途だ。07年実績は8670万本。03年(3億1028万本と比べて1/4近くに落ち込んだ。
..中略
企画者の一人で写真家の平間至さんは「フィルムメーカーに生産ラインを維持してもらうためには、一般消費者のファンを増やす必要がある。フィルム写真の楽しさを伝え、企業を応援したい」。
全くその通りで、たしか前にも書いたけれど、フィルムの製造設備は非常に大掛かりだから、いちど生産ラインを閉じたら二度と復活出来ないと思われる。
ところで、写真感光材料は一般用途以外にも産業用(放送映画用フィルム、印刷グラフィックアーツ用フィルム・印画紙、マイクロフィルム、医療及び工業用X-ray写真用など)があるが、それらも主力はほとんどデジタルになっているんだと思う。

上の記事にある「1/4近くに落ち込んだ」というのは我々が使う一般用途のフィルムのことだから、感光材料トータルで見たらどれほど減少したことか...。想像だが、産業用に膨大なフィルムを使っていただろうから、その分野がデジタルになっているとすれば落ち込みはもっと激しいと思う。

となると、かなりの製造ラインが既に縮小されていることが予想される。銀塩の乳剤製造設備や塗布機が完全に無くなってしまうのはまだ先の話だと思うが、各メーカーともその設備が「最後の一基」...となるのは時間の問題だろう。
印刷用や医療用のフィルムの減少は我々の力ではどうにもならないんだから、俺たちが必死になって頑張ってもだめなんじゃない?と思ってしまうが、きっとそうでもない

印刷や医療用等の産業用フィルムはモノクロだ。モノクロフィルムの製造機と一般カラーフィルムの製造装置は異なるのが普通だから、産業分野のフィルムが無くなったとしても一般用のカラーフィルムの需要が無くならなければカラー用の製造機は残る。カラーフィルムの製造機でモノクロフィルムは作れるから、カラーネガもリバーサルも、モノクロフィルムも俺たちは楽しめるハズなのであーる。

さぁ、そこのデジタルばっかのお兄さん、デジタルなんてすぐに飽きちゃうよっ。皆でフィルムを使おう、プリントして印画紙で写真を眺めよう!。35mmフルサイズだぜっ! それに飽き足らなければブローニーがあるぜっ。6x6なんてちゃんとスキャンするとD700もびっくりだぉ! ボケが比べ物にならないよ。 シノゴもバイテンもあるよ! 高貴な趣味を楽しもうよっ!

それから、海外のIlfordやMaco、Efkeなどが頑張ってくれてるが、どのメーカーもカラーネガ、カラーリバーサルは作れない。こればっかりはフジとコダックに頑張ってもらうしかないのだっ!

α900とG1比べ

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DPreviewの掲示板にα900とG1の撮り比べが出ていた。
この2つでどっちにしようか..と迷うユーザーはそう多くはないと思うのだが、単純に35mmフルサイズの24M画像とマイクロフォーサーズの画像がどのくらい差があるのか?ってのは誰しも興味あるところなのだ。
α900の画像サイズをG1のサイズまで落として比較するという条件付きだが、どうよG1なかなかのもんで大差ないと言えば大差ないレベルである(←ややひいき目)。

方や400mm F4.5単焦点レンズに対し、G1はキットレンズである安価なズームだというところも痛快ではないかっ!

コチラには室内での静物写真の比較があった。

Nikonが超大口径

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毎度お騒がせなインチキ臭いNikon Rumors経由、rec.photo.digital.slr-systemsというニューズグループに掲載された記事。

Nikkor AF-S VR-II 200mm f1.8D
Nikkor AF-S VR-II 300mm f2D
Nikkor AF-S VR-II 400mm f2.5D
Nikkor AF-S VR-II 70-200mm f2.5D

という超大口径望遠がリリースされるというウワサ。当然この時期だからFX用(35mmフルサイズ)。
高感度が売りのNikonフルサイズデジ1にこんな弩級レンズが必要かっ?
まぁ、嘘っぽいな。

スポットメーター

露出計のないカメラには入射光露出計の定番、スタジオデラックスを使っている。
もともとモノクロフィルムを使う事が多かったのと、失敗したら困るような写真を撮っているわけでもないので露出に関してはアバウトな俺だ。

が、しかし8x10の場合はそうも言ってられない。フィルムの単価はそれなりに高いし、何しろ俺の体力では10枚くらいしか持って歩けないから、1枚の重要性は増し、その1枚に持てるすべての力を投入せねばならないから「あ、露光まちがった」では済まされないのであーる。

というわけで、スポットメーターである。
現行機では超高級なセコニックL-785があるが、銀塩だけにはもったいなさすぎ。スポットメータと言えば有名だったミノルタの製品はKenkoに引き継がれたもよう。それからペンタックスのデジタルスポットメータがある。ゴッセンのもある。

俺はその中からペンタックスのデジタルスポットメータを選んだ。当然だ。これしかないっ。
8x10で撮影するためには準備が必要だ。今、それを着々と揃えつつある。揃うまでに、あれやこれや考えるのがまた楽しい。

(1) ピンホール:フィルムがデカイということは、ピンホールでも余裕がある。
その昔、35mmサイズでピンホールカメラをつくったことがあったが、出来上がった絵は期待はずれでしょぼかった。
8x10のA4サイズに近い原板なら迫力があるというものだ。

(2) サイアノタイプ鶏卵紙プラチナプリントなどで遊べる(銀塩以前の技術)。
フィルムがデカイということは、コンタクトプリントでも見栄えがする。上に挙げたオルタナティブプロセスは、みな感度が低いので引き延ばしには無理がある。
だからこれらの処理は8x10にはもってこいだ。そしてこれらを楽しめるということは、手作りでも画像を残せる貴重な体験が出来るということだ。

数日前にも書いたが、文明の野蛮人にならないためにも、デジタルばかりの今だから見直せる文明を体験しておかねばならないっ。

さて、銀塩のことをちょっと真面目に調べてみると、印画紙の品数にしろ、大判カメラの情報にしろ、上述のオルタナティブプロセスの情報にしろ、圧倒的に欧米は豊かだ。
前に調べた赤外線写真の情報もしかり。はるかに情報が多い。
日本にも熱心な人たちは沢山いると思われるが、欧米に比べたら層は薄い。ライカを追い越して以来、メーカーのつくるカメラのハードにはめっぽう強い日本だが、写真の文化となるといきなり心細くなるのはなんとも悲しいではないか。
何度もしつこいが、写真文明において最も野蛮人なのは我々日本人かもしれないと思ってみた。
 バイテン手に入れて、まだ撮ってもいないのにちょっと調子に乗ってる俺だ。
濃いNDフィルターやIRのフィルターは富士やKodakのシートフィルターを使いますが、そのフォルダーがスマートでない。
俺はカッコなど気にせず、Kenkoの安ーぃやつを使ってるが、たしかにLeicaやハッセルブラッドなどに不格好なフォルダーはダサイかもしんない。

Leica Rumors経由でLeeの新しいRF75システムというフィルターフォルダーを知った。
幅が75mmなので富士等の75mm各のフィルターを使うには不都合が無い。確かに今までのものに比べるとオシャレかも。
Leeのハーフフィルターというのは一発勝負のカラーリバーサルには有効なことが多いと思われる。が、けっこうお高いのが玉にきず。

Poladroid!

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Polaroidではない、Poladroid.

Polaroidのスクウェアな画像と、タイトルを書く余白のある独特のフォーマットをシミュレートするソフト。
普通のjpeg写真をPoladroidのアイコンにドラッグ&ドロップすると、SX-70の吐き出すような音とともに、小さなサムネイルが現れる。
本物のポラロイドのようにジワジワと画像が現れ、適度なところでダブルクリックするとその時点まで現像が進んだオリジナルサイズの画像が生成される。
最後まで待てば自動的に仕上がりの画像もオリジナルサイズで生成される。
適度に周辺減光があり、色もポラロイド的にくすんだ独特の画像だ。

PC295224-pola02.jpg

Mac,Windows用共にある。
FlickrにPoladroidのグループも出来てる。本物のPolaroidがなくなってしまった今、悲しいけどこれで遊ぶしかないのかっ!?

シャレたソフトだぉ。

Kenkoの赤外フィルター

だいぶ前、PMAだったかで発表されてた赤外線フィルターが発売になったもよう。
従来からある富士やKodakのシートフィルタを使えば何も問題ないのだが、フィルター枠があった方が何かと使い易い。いままで普通に買える枠付きのフィルターは無かったのだと思う。

レポートがあったのだが、作例は凡庸だな。赤外らしいハッとする緑の葉のコントラストが無い。まぁデジタルだから後でコントラスト上げていかようにもなってしまうのだけれども。
それから720nmであればFalse Colorが出ると思うのだが、それがほとんど見られない。作例のデータを見てみたらカラー情報は全く入っていなかった。
カラーバランスをとったあと、ハナからモノクロ処理したのだろう。分かってねーな。

考えてみれば、天体のHα領域撮影のためのR64フィルターは以前から枠付きのものが普通に売られている。False Colorをやるならこれの方がいいはずだ。
赤外線カットフィルターを除去していないデジタルカメラに、passする波長の異なる赤外線フィルターをつけて、そのFalse Color効果とモノクロコントラストの効果がどのくらい変わるものかをずっと試したいと思っているのだが、まだやっていない。

それにしても我がD70-IRはサイコーであるっ。

街のカメラ屋

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仕事で町田に用事があったのでヨドバシカメラに寄ってみた。
明日やってくるはずのタチハラ8x10用に、フィルムとフィルムフォルダーが置いてあったら買おうかとも思っていた。
が、しかし、訪れるたび銀塩関係の売り場が縮小しているのを、いまさら騒いでもしょうがないとは思いつつも、今日見た店内の銀塩衰退ぶりにはかなり悲しくなった

まず、少し前には置いてあった8x10のフィルムが全くなくなっていた。当然木製のフィールドカメラの展示もない。だからフィルムフォルダーなんかあるはずもない。4x5のフィルムはわずかな種類が各1個ずつ棚に並んでいるだけだ。買い置きさえも出来る状況ではない。35mmフィルムも、120フィルムもなんだか元気がない展示だ。
現像タンク、現像薬品、引き伸し機、印画紙などいままで棚が数列あったコーナーが、なんと1つの棚にまとめられてしまっているではないか。パッと見で以前の1/5の規模になってしまった印象だ。
...まぁデジタル全盛の世の中で、銀塩が売れないんだから当然だろーなとは思いつつも...。

少しがっかりして帰ろうとした途中、パナソニックG1をもう一度見てみようと思いいじくってみた。
...今日はこのG1があまりにも、あまりにもオモチャに感じた。こんなピコピコいうおもちゃのために、俺たちは銀塩の文化を失ってしまうのかぁーっ!

新しいモノは好きだし、別にG1が悪いわけでもなんでもないのだが、ふとそんな風に叫びたくなった。カメラとは直接関係ないが、ちょうど電車の中で読んだばかりの記事に共感したあとだったからかもしれない。
毎日新聞の「記者の目」で元村有希子さんという人が書いた「文明の野蛮人でいいのか」だ。
ネットにも出ていたのでリンク

世の中が便利になり豊かになるための技術と文明を否定してはいけない。...と思うけれども、今の文明は何かがズレている。目の前の木ばかりを見て森を見ずに作り上げてきた現代文明に、なんだか目立つボロが見えてきてると思うのであーる。

木製三脚ってのも

天体望遠では木製の三脚を使うことがまだあるようです。振動したときの減衰が早いという話を聞きます。
カメラ用にもありかな、と思ってググって見た。3社程みつかった。よさそうだなー。

Berlebach
Baader
テレビュー

Kodak Zx1

興味の無い人には全く関係のない話ですが、KodakがZi6とほぼ同じような小型の720pのHDムービーカメラを出すようです。他にいわゆるネオ一眼風のものも同時に。

Zi6は小さくて大変に便利なHDムービーだが(日本未発売)、今度出るZx1はどこが違うのかを文面だけで捜してみると、防塵防滴になっている模様
これなら日本でも発売するかな。

Silver Efex Pro

Silver Efex Pro
PhotoShop等のプラグインソフトで、モノクロ処理に特化した製品らしい。
なかなか面白そうだ。ゾーンシステムもどきが出来るらしいことにピクリと来た。フォトショップがあれば、時間をかけてチマチマといじって同じ事が出来る気がするが、ある程度の手間を残しつつ、適度に手数が減るというのは魅力かもしれない。

銀塩プリント派からすれば邪道きわまりないが、大判のフィルムをスキャンして得られた画像をこのソフトで調整し、プリントするというのも従来の暗室作業にとって変わるものになるかもしれない。

まぁそうは言っても「銀」の画像というのはやっぱりホンモノで、アーカイバルという意味でも貴重な存在だ。俺は求め続けるよっ。

大判化計画進捗具合

昨年から4x5の魅力に気がつき、ぼちぼちと撮影してきましたが、さらなる大判化を夢見て5x7だ、いや5x8だ、しかし8x10はでか過ぎる...等とほざいてきた。
本当は前にも書いた中国のChamonixのカメラの出来がかなり良さそうなので、それを狙っていたのだ。
5x7はそこそこの値段だが、サイズがイマイチ気に入らない。理由は5x7サイズのフィルムが各メーカーで造られなくなってきていること、さらに5x7のフィルムフォルダーはもうどこのメーカーも製造をやめたということ。
そこでChamonixの5x8に俄然興味がわいていたのだ。5x8なら潤沢な8x10のフィルムを自分で半分に切るだけで使えるし、フィルムフォルダーもとりあえずはChamonixが造ってくれてる。
が、しかし、いかんせん特殊なサイズ故、値が高い。$2500となると円高の今でさえ躊躇する金額だ。

え〜ぃ、めんどくせぃ、8x10にいっちまえ! ってことで物色したところ、タチハラの中古美品が格安で手に入りそう。注文した...。
新年早々、今年の目標であるカメラの中でも一番の大物をゲットしてしまうことになった。善は急げである。
 ブツはまだ来ない。

バイテンなんて持て余すに決まっているが、考えてみれば今まで持ったカメラも使いこなせていない。ならば8x10だって同じだ、とりあえず手に入れちゃえという訳のわからん理屈なのであるっ。

DpreviewのChallenge

デジタルカメラのテストでおなじみのDpreviewがCharllengesと題して写真コンテストのようなものを開催してます。まだβバージョンの模様。
いくつかのテーマがあって、応募数が500に達すると終わり。
4日の夕方現在、5つのテーマが空いていて、まだまだ応募可能。誰でも応募出来る。

コンテストは一般の人の投票で決められるとのこと。商品はなし! 名誉のみ。
今後定例化していくらしい。

俺はコンテストには縁がなく、プリントして応募するというのは腕が未熟すぎて敷居が高い。でもネットで気軽に応募出来るのは時々だしてみてる。けどちっとも当たらない。
ここにも1つ2つ応募してみた。

駅伝見ながら、パソコンいじくって無駄な時間を過ごしてる。
E-30で話題のアートフィルタの中のファンタジックなんとかをちょちょいと真似てみてる。

「オリンパスがまともなカメラにこんな子供騙しの機能を入れやがって!」という気持ちが基本的に抜けない俺だ。
前にも書いた様に、今後発展するのなら面白いかもと思わないでも無い。例えばパラメーターが徹底的にいじれるとか、フォトショップ等と組み合わせて他のメーカーが真似出来ないくらいの膨大なライブラリを構築して行くとか。
でもその一方で、今のまま開き直って「撮って出しオンリー」ってのもありで、そうならいっそのこと「E-30 Fantasic」 とか「E-30 PopArt」 とかそういう絵を出すカメラ専用機を発売するくらいの思い切りがあれば根性があるなとも思う(^^

トイカメラが面白いというのも、そこまでいかなくてもE-1やE-300の色がイイというのも、あとでソフトでいじって同じ効果はいくらでも出せるのだが、そんな面倒なことをせずにそれが一つのカメラで一発で決まるから気分がイイというのがある。

1671153704_5530958480_b.jpg
まぁーでもカタイこといわず、楽しければいいのだな。。

大判フィルム

日本では普通に売られているフィルムは8x10が最大だが、世の中には11x14やそれ以上のカスタムカメラはいろいろある(っていうか自由に作っちゃうようだが)ので、フィルムはどーすんのかと思って調べてみたら、ILFORDや先日書いたクロアチアのEfkeなんかが作ってるんだな。

このFreeStyleというショップで手に入る。12x20なんてのまである。
しかも普通のフィルムでもまとめて買えば今の円高も手伝って、日本で買うより安い。これはメモメモ...。
例えばモノクロ35mmフィルムを見てみると、Arista(?)とかAdox,Maco,Forte...など面白そうなフィルムがそろってる。

さて、俺の<4x5よりさらに大判化計画>だが、着々と進んでいるぉ。

Panasonic G1

年末に近くの電気屋で初めてG1をいじくってみた。
んー、いいね。ミラーをなくしEVF化したその構造は言うまでもなくカメラの歴史の1つに残る画期的なものだ。
しかしそれにしても、メニューボタンを押して見た時のそのあまりの調整項目の多さに軽くめまいがした。いつからカメラはこんなに面倒くさいものになっちまったんだ!
実際、いじくってたら何を押したかライブビュー画面がモノクロになっちまって、それを直すのに四苦八苦したぞっ。

若い頃から機械モノをいじるのは苦にならなかった俺だが、そろそろジジぃ化してきたか。シャッターと絞りとISO感度だけいじれるカメラを出せとはさすがに言わないが、もうちょっと質実剛健なカメラが出てほしいとも思う。
ま、俺にはR-D1があるからいいけど。

2009年

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あけましておめでたうございます。
P1015269.jpg
さて、今年はどんなオモロいものが登場するか。楽しみだす。

俺は...

男,49歳,ここは俺のカメラ趣味のブログ。
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