2010年2月アーカイブ

デジタル一眼マニアックがこの手の2次情報のサイトでは有名だが,デジカメinfoもとても速くて詳しいサイト。この2つを見ていれば自分で方々のウワササイトを巡回しなくても良さそうだ。
SONYのペリクルミラーやパナソニックのG2,オリンパスE-5の発売延期などが喧しい。

もっとマイナーな情報を探して歩き回ろう。

花の季節に

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これはひと月前の梅の写真。
_EPS3006.jpg

今年も花の季節がやってくる。ちょっと気合を入れて面白い写真を撮ってやろうじゃないか。
...それにしても今月のテーマ「」のアイディアがまるで浮かばない。

今日見つけたサイト

勉強になるサイト2題。
上原ゼンジさんのサイトは手作りでオモロイことしてやろうという精神にあふれた楽しいサイト。
売ってるカメラを買ってきてただ撮ってるだけ感のある俺にとって,この発想から刺激になる事多し。

前に書いた写真のはじまり物語の安友志乃さんが,コマーシャルフォト誌のサイトに連載している写真学
デジタルとフィルムの狭間でウロウロする俺たちにとって,今写真の歴史を学んでみることはとても大事なことだと思ってる。
今後の記事に期待!
いよいよ3月22日にImpossibleプロジェクトのフィルムが発売になるとのこと。
ポラロイドフィルム復活祭は今渋谷で開催中。

こちらにImpossibleプロジェクトのショップが。銘機がとても安いのだが,これは..
数年前パナソニックとオリンパスがマイクロフォーサーズの規格を発表したとき,俺は喜んだ。デジタルカメラは徹底的にデジタルでやれば面白くなると思ったからだ。オリンパスもマイクロフォーサーズに軸足を移していくのだろうと感じた。
光学や機械部分の技術は大事にしないといけないと思いつつも,それらの技術では絶対に出来ないことをデジタルでヤッテヤレ!という気持ちが強かったからだ。

しかしである。時が過ぎて,ミラーレスのデジタルカメラが具体化するにつれて既に多くの人が実感しているように,ミラーレス=電化製品である。
即ち機械部分と光学部分の技術で成り立ってたカメラという製品に,工業立国たる日本のアドバンテージは既に無くなった。鋳型に材料を流しこんでペッタンペッタンすれば作れるモノに成り下がったのだ。そういうカメラの口火を切ったのがオリンパスとパナソニックだと言えなくもない。

かつてのカメラ王国ドイツの牙城を崩したのが日本の一眼レフだったが,今度は日本が自らの手で自分の城を崩すきっかけを作ってしまったのかも知れない。これから勢いのある世界の家電メーカー(特にアジア勢か)が攻勢をしかけてくるに違いない。日本のメーカーにとってミラーレスは未来レスかもしれないっ。戦えるか日本のカメラメーカー。

近未来に機械のカメラがとうに無くなって,フィルムも無くなって,デジカメが全てアジア製品になっちゃってカメラに趣味の要素が全く無くなった時にこそ,そんなカメラで撮る人からほんとの作品が出てくるかも知れない...などと夢想してみる。モノを造るにも,それを使うにもソフトの力が求められる。
そんなふうになっちゃカメラ好きにとっては面白くないのだけれども。
フィルムカメラに惚れ込んで,とうとう自分で中判のカメラをつくってしまった星烏さん。
氏からエッセイが届きました。市販品かと見紛うばかりのメカニックで精緻なつくり。機械屋さんの面目躍如。
DP1やDP2のレンズ交換式と考えれば,イマドキならそりゃ出さない方がおかしいわな..という感じの話
デジカメinfoの和訳が分かりやすい。
サムスン,リコー,SONYに続いてシグマも参入(というかシグマのDP1,2はレンズが固定だっただけで,この分野の元祖と言っていいと思う)。いずれにしてもAPS-Cかそれに近いセンサーサイズでもカメラとレンズの大きさはマイクロ4/3とあまり変わらなさそう。こうなるとマイクロ4/3のアドバンテージは何になるのだろうということになる。色んなマウントが付くこと? (...他のメーカーのもある程度それは出来るだろな)。その程度なのが今後のマイクロ4/3の弱い所。...特に今のオリンパス機は。
もしあまり代わり映えしないなら,カメラ好きはちょっとでも大きいセンサーを選ぶんだろな。

ちょっとくらい鈍くても操作性悪くても,シグマのミラーレスがおもちゃとしては面白そう。
でも俺にはR-D1という完全に自分の意志通りに動くミラーレス機がある。だからまだまだ今程度のはやりミラーレスには全く魅力を感じないのでR。

最近なんとなく思ってることなんだけど,デジカメってレンズ固定の方がずっと画質よくない? だからリコーのGXRはとてもエライかもしれないと思ってる。
デジタル一眼マニアック経由 Amateur Photographerの記事。2年でフォーサーズもミラーレスになる。
オリンパスアメリカのDSLRのプロダクトマネージャーがAPに語ったとある。もうトラディショナルなミラーやプリズムに頼る理由がないとか。
まぁ確かにそのとおりで俺もデジタルの流れにそれは必然だとは思うが,となるとオリンパスのカメラでクラシック4/3シリーズの位置づけはどうなるのだろー。両者の違いはフランジバックの違いだけ? クラシックの方は信号ピンが少ないなんてデメリットがあるだけかい?
素人なりに色々アイディアは考えられると思うのだが,オリンパスからはその具体的方向性がまるで見えてこない。

そしてまた画素数のアップはしないことを言っている。このあたり商売としてはちょっと苦しいところだ。今以上の高画素化が必要ないというのはある意味正しいと思うのだが,「しない」のではなく「できない」というところが弱いのだ。

いよいよデジタルカメラは真面目に買ってはいけない時代になってきたな。そのメーカーのシステムに依存する高級なレンズなんか買っちまったらバカをみるかもだ。パソコンと同じ。おもちゃだと思って安いのを毎年買い換えるのがいい。出てきた画像なんてその後の処理でなんとでも良く見せることができるし。

機械のカメラとフィルムの方はジッとしているだけなのに,自然にその価値が高まっていってくれるのは嬉しいことだ。

2/24追記:上記のインタビューに対して,John Knaurという人がDPreviewに対して発言したらしい。クラシックフォーサーズもマイクロと平行して開発すると言っている。ニーズが別だからという話。だけどクラシックフォーサーズがミラーレスにならないとは言っていないから,基本的に上の発言と同じだと俺は思った。
カメラが沢山あると,久々に使うカメラにいつ入れたのか分からないフィルムが入っていることがある。
フィルムが入っていると認識していればまだ良い方で,口笛吹きながら裏蓋開けたら,中にフィルムが入っていて,あわてて閉めたが時遅し...というのは誰でも経験があるはず。

つい1,2週間前俺もそれをやってしまた。普通はそんなフィルムは悔しさもあってゴミ箱に力いっぱいぶち込むのだが,ちょっと考えがあって取っておいた。もちろん裸のままで,室内灯だが光は当たり放題だ。フィルムはベースの色からネオパンSS。

A2215389.JPG
さて,昨日は天気が良かった。待ってましたとばかり,そのフィルムをカメラに詰め,なるべく明るいレンズを付けて(今回は50mm F1.8),ベランダで三脚に据え,開放で露光1時間
露光後,裏蓋開けてフィルムを見ると狙い通りにうっすらと色が変わっている。急がずに明るい部屋で定着液にドポン。水洗して乾燥後のフィルムはこれ↓ 645219.jpg当然のことだが現像液に入れてはいけない。瞬時に真っ黒だ。



アホなことに切る場所を間違えて画像の端っこを落としてしまった→

カブリよりもやや濃いかも...くらいの画像だが,スキャナで読んでソフトで持ち上げればある程度の濃度が得られると見た。

早速スキャンして調整した画像がこれ。
645216.jpg

フィルムを手でベタベタ触ったので,傷やホコリが付きまくってボロボロの画像だが,光に当たってしまったフィルムでここまで撮れるというのはなんとも面白いではないかっ!

失敗したフィルムでなく,まともなフィルムに撮影(もちろん長時間露光が必要だが)した方がややコントラストは高くなるのだろう。処理は明室で定着液に5分浸けるだけだから,現像をしたことのない人のフィルム処理超入門としても大変に良い(^^)

また今では手に入らない写真黎明期の(いやそれ以上の)超々低感度フィルムとして考えることも出来る。これで都会の街等を撮影すれば動いているものは全て消えるから面白い表現が出来るに違いない。ちなみにISO感度は10のマイナス6乗くらいのオーダだ(俺計算)。

テーマ「光源」の撮影のときに思いついたというのはゆーまでも無い。

Photo Rumorsより。シグマのDPシリーズはマイナーfixか。
8-16mm F4,5-5,6 DC HSMってのもイイねぇ。これはAPS-C用だと思うが,換算12mmからってことか。もうこの焦点距離が安価に実現出来る時代になったのだな。

SONYのミラーレス

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NEX7,5,3という3機種も登場するようで,盛り上がっています。
こちらも「α」という鏡のあるカメラは置いていかれる運命になるのか...。

そして4/3はまたしてもAPS-Cにやられてしまうのか...。便利なモノを選んで使えばいいだけなのだが,まためんどくさい勝ち負けに巻き込まれ,自分の使ってる製品のシステムが続くのか,ポシャるのか気にしなければいけないのは憂鬱だと思う人も多いに違いない。

追記:22日0:50 SonyAlpha RumorsでPMAの様子をLiveアップデートしているようだが,ほぼ事前の噂通りみたい。

Zeissのシネレンズ

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Vincent Laforetさんによれば,ZeissのCompact Primeレンズが"2"となって,なんとDSLRに付くようになるとのこと。EFマウントに。
マウントは従来のPLマウントとTor-Xのドライバー1本で変更出来るとある。まぁプロの世界のブツだから値段はかなりのものだが,なんだか面白くなって来たのではないかな。

前に書いたMystery Lensもそうだが,軽く気になる。

Bibble5 Pro

知らなかったのだがDPreviewで紹介されていたRAW現像&レタッチソフト Bibble5 Pro
既に現像ソフトなんでどんなものでもかまわないと達観してしまった俺様なのでRが,まぁ世の中の様子をちょっとは知っておこうと思っているので,これも少しだけいじくってみたのだぉ。

調整出来るところはイマドキのどこにでもあるソフトとそう変わらない感じ。スライダーを動かすとド派手にギンギラギンに画像が変化しすぎるのが,なんだかツウっぽくない。
Noise Ninjyaが搭載され,また各メーカーのレンズデータに合わせた補正(以前書いたLens FixやPTLens等の類い)も出来るのはとても良い。簡単なレタッチも出来るもよう。
俺はあまり比較する基準を持たないのだが,Speed of Lightと言っているだけあって動作は重くないみたい。非常に重要な機能の一つ,プリント画像のソフトプルーフは出来る様になっているみたいだが、PhotoshopやApertureのような自由度が今ひとつない。
Win, MacはもちろんLinuxでも動く。$199.95
ちょっといじくった感じでは良く出来ている部類ではなかろーか。

しかし,今まで見た現像ソフトで一番面白いのは何てったってLight Zoneである。買ってもいないけど。

FOMA

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foma.gif
チェコ共和国の感光材料メーカー FOMA。近代インターナショナルが取り扱っているので大きな写真店なら普通に買うことが出来る。
フィルムはFOMAPAN,印画紙はFOMABROMやFOMATONEが有名。

一昔前まではなんとカラーネガ,カラーリバーサル等も手がけていたという。現在はモノクロ感材中心で頑張っている模様。歯科用のXレイフィルムでは国内でも需要があるのか,こんなところでも見かけた。
ヨーロッパのモノクロを主体とする感光材料メーカー。経営状況はどうなのか分からないが,ここも小規模でこじんまりとうまくやっているのだろうと予想。

なお,Tarningさんによれば,シートフィルムのArista EDU200はFOMAPAN200のOEM製品であるもよう。なおフィルムを月に1本使うの会の「世界のフィルムメーカー」にFOMAを追加しょぼい記事ではあるが。

Seitz roundshot

スイスのSeitzからパノラマ自動撮影ツールの高速版が出た。Roundshot VR Drive Panorama Set "s" - speed
はぇー、たけぇー

パノラマ写真を撮るためのこの手の魅力的な雲台やツールは異常なくらい各社から質の良いのが出ているのだが(ほとんど海外製品)、そんなに需要はあるのだろうか。

PENTAX 645D

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これが最終形?
やっぱり撮像素子交換式にしないとあかんなぁ。

ADOX

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page14_1.jpgドイツのADOXという感光材料メーカー。驚くほど歴史が古い。今そのメーカーが復活し,元気にモノクロフィルムやモノクロ印画紙,処理液等を製造しているもよう。
サイトを見てみると少量生産品を製造出来るようにするための努力のあとが見られる。塗布機は小回りの効きそうな小さなタイプ。経費をおさえて,完全なアナログ写真のために少量でも製造を続けられる体勢を整えたということが書かれている。

メジャーなメーカーがすぐに真似できることではないと思うが,段階的にこのようなビジネスモデルに移行する必要があるのではないかと思った。今のままの巨大なシステムで運営していたら,プレスト120のように製造不可になるのは当たり前なことなのだ。

ヨーロッパのモノクロ感光材料メーカーはみな同じようにうまくやっている印象をうけるのだ。見習っておくれ。なおフィルムを月に1本使うの会の「世界のフィルムメーカー」にADOXを追加しょぼい記事ではあるが。

カメラマガジン

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枻(えい)出版の高級?フィルムカメラ雑誌 カメラマガジンNo.12が明日16日発売される。
特集は「だから、フィルムカメラが大好き
11のスタイルが紹介されてる。その中に東京8x10組合連合会もあり !

これを見ているとフィルム各社が製品を縮小するなどないような...そんな錯覚に陥る。しかし現実はキビシイ。
が、しかしフィルムはまだまだ完全に実用品。これがないと生きていけない人が居る。立ち上がれフィルムユーザー、いやデジタル野郎どもこそフィルム1本持って立ち上がれ!!

A2155387.JPG

センシトメトリー

DSC_0185.jpg

さて,フィルムをちょっと多めに注文。フィルムを真面目にやるからにはセンシトメトリーの真似事をしてみようかと画策中。濃度計がネックだが,キャリブレーションがとれているステップウェッジを使えばスキャンした画像を画像処理ソフトのヒストグラムの位置に対応させて,簡易濃度計になるかもしれない。お遊び程度のセンシトメトリーが出来るのではないかと妄想している。
こういうことをやる気にさせるからフィルムはオモロイぉ。

NOKTOR 0.95

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マイクロ4/3用のレンズとして超ハイスピードNOKTOR F0.95という今のところ謎なレンズが話題になっていたとは知らなんだ。まだウワサ。
Googleで見てみるとそのサイトは消えてる。キャッシュはまだ残っているのだが。なんだかインチキっぽいというか安物メーカーの匂いが。
韓国のSamyangとか中国のメーカーの雰囲気がする。F0.95のレンズなんて下手に作ったらボケボケのフレアーだらけではあるまいか。しかしマイクロが売れたからこういう商売も出てくるわけで,中身がなんであれごった煮のように色々出てくれば面白い。
リコーのGXRが売れてワケの分からない怪しげなユニットがいっぱい出てくることを夢想する...でへっ。

ペンタックス645Dの予告サイトをぼーっと眺めていて思いました。
645Dと思われるシルエットの後ろに雲が流れているのだ。その雲の映像がどこかで繰り返しているのは明らかなのだ。が,そのつなぎ目が分からない。俺の目がアホなだけか。

昨日電気屋に寄ってイマドキのデジタルカメラをちぇくしてきた。SONYのスイングパノラマは良いね。つなぎ目が分からない。

無限音階と言う話を昔聞いた。ある音が低い音から高い音へスィープして上がっていくのだが,いつまでも上がり続けるように聞こえて終わりが無い。ループのように繰り返す。

...そんな写真が撮りたい。

非常に寒い

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こんなんで寒いと言うと北の国の人におこられそうですが。...寒い。
でも寒いのはフィルムにもCCDにも大変良い。

DSC_0279.jpg

...うまくいかなかった「光源」を撮るチャンスがまた近づいてる。

PENTAX 645D いよいよ

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645Dと思われるティーザーが出ている。
既に予想価格が$6,500と出て話題になっていたが、さてどうなるか。単純に今のレートで置換えるとびっくりくらい安いが,そう単純ではないかも知れない。
60万で出たらCanonやNikonの35mmフルフレームと同じような値段になるが,操作性やレンズのラインナップなどまるで違うので比べる対象にはならないだろうけど。止まってるモノをじっくり撮るユーザーには堪らないカメラになるかもだ。

 かうぉ(うそ)。
crown.pngフィルムを月に1本使うの会では毎月テーマを決めて,フィルム作品のみでその成果をアピールし合っている。投稿した写真に対するコメントが最も多かった人が優勝。
1月のテーマ「光源」では,Silkyさん素なっぷさん,2名が優勝となったのでR。

Silkyさんのサイトは「光ささやくとき」,素なっぷさんのサイトは「素なっぷ」で他の素晴らしい作品も見られます。

SONYのミラーレス

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SONYのミラーレスのウワサがSonyAlphaRumorsに出ている。
なんだかこれを見る限りはマイクロ4/3で既に出ているカメラ達と代わり映えしないのが出てきそうだ。
つまんね。
新しいマウントの名前がE-マウントというのはちょっと笑える。
ベイヤー式の撮像素子に必要不可欠なローパスフィルター。素人俺にとってはあまり良いイメージの道具ではない。せっかくレンズが作った画像をボカす役割というのが不人気の秘密だ。ならば外してしまえと言ったら技術屋から「そんな単純な話じゃねぇ」とおこられそうなのは想像がつくが,そんな変なものがレンズの後ろに付いているのはイヤだというのがフィルム時代からのカメラユーザーの正直な気持ではないだろか。

ウワサでは我らがE-1は,そのローパスフィルターが効きすぎてあのボケボケ画像だと言う。今でもE-1をもう一台手に入れてそのローパスフィルターを業者に頼んで外してもらおうか(ってことはホットミラーやごみ取り等も全て)などと夢想することはある。

たとえばライカのM8やM9はもともとローパスフィルターが無く,発生してしまうモアレはソフト的に後で処理することになってると聞く。たしかマミヤのZDもそうだし,多くの中判デジタルバックの類いもそうだと思われる(今度出るであろうペンタックスの645Dもローパス無しの予定というのをどこかで読んだ。コストの問題もあるらし)。...ってことはローパスフィルターというのは,後処理が面倒だけれども無ければ無くてもかまわないという事なのだろう。
良くわからないので適当なことを書くが,ローパス無しで撮って,カメラ内のjpeg処理でモアレ除去が出来るならそうしてほしい。そのくらいのこともう既に出来るんじゃないかと邪推する。RAWでもってボケの少ない画像が得られるならそれは嬉しい。撮影する被写体を選ぶことになったとしてもだ。

俺のD70赤外線カメラはすでにローパスフィルターを外してある。ピントがカチッと来た時のモアレは気になることもあるが,その解像感はそれを補って余りあるものだ。

さてそのジャマなローパスフィルターが無くなるかも...というウワサが今回の話。GH2はシャッターがグローバルシャッターになるかもというウワサと合わせて,近年の中ではちょっと面白いデジカメになるかも知れない期待ナンバーワンとなって来ているのでR。

まぁ原理的にローパスの不要な三層撮像素子を早く他のメーカーも実用化するか,フォビオンを他のメーカーにも採用してほしいというのは言わずもがなだ。

メンバー激増!

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フィルムを月に1本使うの会が今までになく爆発的にメンバーを増やしてます。今回またしても強力な仲間が増えた!
本当は「これからはじめるょ」と言う人にも参加して欲しいのだが,今のところすでにバリバリとフィルムを使ってらっしゃる方が比較的多い。
え,それじゃフィルムの消費は増えないじゃん と思ってしまうが,さにあらず。そういう強力な方々の周りには人が集まるから,刺激を受けた人がどんどんフィルムに関心を持ち始めているのだ。

また,当たり前のことだが,そういう方たちは単なるファッションで使っているわけではないから長続きする。従って,周囲の人にも極めて質の高い啓蒙をしてくれるはずなのである。

今回身近なところで起こったフィルムの販売縮小のおそれが,ここ数日のメンバー増加に拍車をかけたと言え無くもないと思っている。みんな心の中にそんな不安を抱えているのだろう。
(フィルムだ,デジタルだと騒ぐ前に何を撮るかが重要だ という議論はここでは置いておき),光をダイレクトに捉えて保持するこの稀有な感光材料を末永く生産してもらうためには,俺たちは使うことしか出来ない。

富士フイルムへの問い合わせに対して富士からいただいたメールに,

「フィルムを月に1本使うの会」のみなさまが、これからも素晴らしい作品を
お撮りいただくことを、心よりお祈り申しあげます。
とあった。今回メンバーが増えたのは上に書いたようないきさつもあるので,軽く苦笑いなのでR。
頑張って,富士よ,コダックよ,そしてヨーロッパのメーカーよっ!

なお,フィルムがなければ自らつくる...という路線も同時に進めていきたいという欲望もあるのでR。

光源

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今月のテーマ写真「光源」が失敗したと書いた。悔しいので方針転換。基本に立ち返り、「光のつけた跡」をダイレクトに得てやろうと思った。
コダックの今は亡きモノクロ印画紙を取り出してその上にモノを置いた。ハサミ、ワイン開け、チャッカマン...。それを直射日光に曝光。うーん、見事に跡が残るねぇ、太陽が刻み込んだ跡がっ!

その後も重要。現像なんかしない。いきなり定着。銀塩感材は光が当たれば潜像,つまり目には見えない極小の金属銀が出来るが、普通はそれを現像により目に見える銀へと爆発的に成長させるってことになってる。
でも直射日光に曝すこと30分、そのくらいしつこく光を浴びせれば銀は黒化してわずかながらも目に見える様になる。そうなれば現像不要でいきなり定着だ。かくして太陽という光源が刻んだ画像が出来上がった。

kogen.jpg

まぁ早い話小学生が誰でもやる日光写真なんだけど...。
30分の間に太陽が動くので、不思議と立体感のある画像になったのは誤算だった。

次は、これを8x10のフィルムフォルダーに入れて普通に撮影してみよう。上と同じ様に現像無しで像をつくるとなればISO感度10のマイナス6乗くらい(俺計算)。晴れた日の風景でf5.6の36時間くらいの露光になる。これはちょっとキビシイか。まぁやってみなければ分からない。
あ、その前に普通のフィルムでやってみるか。1/4位の時間でいけるかもだ。
...暇過ぎ

中判写真体験記

| コメント(6)
フィルムを月に1本使うの会のサイト、新しい記事をアップ。
■私はこれでフィルムにハマりました■ の中判写真特集。ハッセルブラッド503の使い手のrockcapeさんから体験記が寄せられました。
誰でも初めは初心者。当時のrockcapeさんの強烈なワクワク感が伝わってきますぜぃ。

光のつけた跡

| コメント(31)
真っ暗な壷の中にゼラチン入れて, そこにお湯といっしょに2種類の透明な液をかき混ぜながら加えます。さらに温度を上げて追加のゼラチンと数種類の液と色素を加えて、ゆっくりと時間をかけて熟成させ冷やして固めて出来上がりぃ。ちょっと乳白色の固めのプリンとなりました。
このプリンを再び暖めて数種類の液や粉を加えて透明なPETに塗ればモノクロフィルムの出来上がり。

この撮像材料の良いところは,光を当てるだけで画像情報を記録保持し、多少の化学処理をすることで画像の表示(ディスプレイ)もし、さらに保存までしてくれること。
WikiPediaによると, 1827年ニエプスと言う人がアスファルトに光を当てるとその部分が硬化して水に溶けなくなることを発見したのが写真の最初だとか言われているが, 写真は生まれたその時から, 光そのものがつけた跡(記録)を保持して定着しディスプレイし, そのまま後世に残す存在であったのだ。

世は移り変わってデジタルの世界になったら,それに比べるとびっくりするくらい遠回りのことをやっている。記録, 保持, 表示, 保存のためには別々の道具が必要。そのルールも複雑怪奇。しかもなんと光を当てた跡そのもの、つまり現物が残らないことになっちまったのだ。

何故にフィルムで撮りたくなるのか。
デジタルによって写真が飛躍的に便利になったように感じている裏で失われた「光の点けた跡」。その喪失感に我らの原始のDNAが違和感を覚えるからに違いないと俺は思っている。ニエプスがアスファルトの硬化を利用するもっともっと前から, 俺たちの祖先はモノに光が当たって色あせたり, モノの形が重なった物体に写ったりすることを体験して来たに違いないのである。

デジタルによって失われたこのだいじなもの。これに気付いて気になってしまったが最後, フィルムは手放すことが出来なくなる。少なくとも俺は。原始の心が呼び戻された感覚だ。
得られる結果は同じなのに(いや, デジタルの方がずっとイイかも知れないのに)なんだか嘘っぽい感覚。並べてどっち?と聞かれて分からなくてもだ。

ダイレクトな光の跡が心を打ち,時には衝撃をもたらすことは言を俟たない。こんな話をしたら奥さんに例えが良くないと叱られた。
...忌わしくも強い光が人の影を石段に残してしまった記録。俺はいまだにその現物を見ていないが。二度とあってはいけない光の記録だが, けっしてこの世から消えてはいけない重要な現物の記録だ。

---
そんな大事な原理をもつ貴重なフィルムの生産が終わってしまってはいけない。デジタルと共存するためには何をすべきだろーか。...つづく。

Lieca Lens Compendium

Erwin Puts(アーウィンプッツ)という人が書いたライカレンズの解説集大成。俺は知らなかったのだが,Leica Rumorsによればその新版が出るらしい。
現行版は米アマゾンに少しあった。古本でも1000ドルを超える値段がついてる。
200ページ超の大作。それがネットで読めるのだから嬉しい。ただし図版はない。

なお, ボディ,レンズのシリアルナンバーデータはLeica Pocketの方で読めて, これには図版もある。Leica好きなら必携の情報なのだろう。

Erwin PutsさんのTAO of LEICAはライカ以外の情報もものすごい量である。良いサイトを知った。
今月は惰性で撮ってしまったので全く不機嫌。こんな写真ならデジタルでいいではないかっ。
フィルムを使えばいいってもんじゃないんだ。なにしてんだ俺っ!
作品の方の構想は出来上がっているのに,いっこうにそちらの撮影にも動いてない。工作も必要だ(ひみつこーさくじゃないぉ)。

645195.jpg
ACROS
古いカメラで撮った。いずれフィルムを月に1本使うの会の中判特集で駄文を書いてみよっ。

追記:テーマ写真「光源」の現像が上がってきた。全部失敗。上げるのはあまりに恥ずかしい。締切までにもうチャンスがない被写体なので今月はまことに悔しいが棄権。先月の「走り」も準備不足で不満足な結果だった。何をしているのだ俺!
失敗から学ぶのもフィルムの良いところだが,ここんとこ失敗し過ぎ。趣味だからいいやなんてイイワケはだめょ。本気モードでいくよっ(いい歳のオヤジがフィルムごときでもがいてマス)。

さらに追記:やっぱり棄権するのを止めた。「光源」をテーマとした別なアイディアを思いついた。
それは「何故にフィルムで撮るのか」という話の本質にも関係してくるのだ。今日は暗くなったので明日撮るのだ。宿題だった作文も書ける気がしてきたぉ。
富士のサイトにやっと掲載されました。ヤキモキしすぎる俺がアホなのか,そういう人たちをほおっておく富士に気遣いが足りなさすぎるのか。

考えてみれば今までだってこんな調子だったのかな。今回は何故か気になってしまった。
ついでにどのくらい俺たちが使用量をもどせば復活してくれるのかもアナウンスしてみよ!
デジタルが当たり前になった今, このことは古くて新しいモンダイです。
そんなめんどくせぃこと考えずに使いたい人は使えば良いのだが, またフィルムメーカーの元気が見えなくなっている昨今考えてみたいこと。叫ばねばならんのだ。...宿題。

新しいHDRソフト

DPreviewで見たのだが,Unified ColorというところのMac用HDRソフト HDR PhotoStuioというのがデビューしたらしい。すでにWindows用で先行していた模様。
32ビットのデータと"Beyond RGB"と呼ばれるカラーモデルによって今までのHDR処理にない自然な色を再現するみたいなことが書いてある。
あのHDR独特のおどろおどろしい感じがなくなって自然に仕上がるということか?

ちょっとだけいじってみたけど良くわかんなかった(*_*) 色の再現はともかく,Photomatixの方が色々いじくれる感じはするなぁ。
ここに詳細なレビューがあるけど,読むパワーが無い。

GF670

今頃北米でFujiのGF670が発売されるようだ。今まではFujiのブランドでは国内だけだったのだろうか。
既にヨーロッパではフォクトレンダーブランドで売られていた。

確か日本では5000台限定だったと思ったが、発売から1年、国内での需要が一段落し売れ残ったものをアメリカで発売ということなのかな。寂しい。
六本木のフジフィルムスクウェアで2100円で一週間貸し出しをしていたのだが、それが先月で終了してしまった。もう日本には行き渡ったとの判断だろうか。PRESTO120の販売中止といい、非常に悲しい。

フィルムを月に1本使うの会がもっと暴れなければいけないっ。

HASSELBLAD H4D-40

| コメント(4)
でた。関係ないけど。
いつかこういうカメラ,レンタルして使ってみよう。
レンズベイビーにソフトフォーカス魚眼のユニットが出たのだな。
けっこうな値段。なんだか本格的に?なっていくレンズベイビー。イェーィ, いかすぜベイビィー...(・・*)

E-PL1

| コメント(4)
ほざき...。
型番がどんどん複雑になるオリンパスのデジカメ。
さて、4/3Rumorsにリークされて話題になっているようだが、これはいいね。
いや、オリンパスが当初マイクロフォーサーズの企画を発表したとき、俺は期待をしすぎた。本物のデジタルたるカメラが出るのだと。
ところがオリンパスからはE-P1というノスタルジーをまとったカメラが登場してがつかりしたのだった。それ以来マトモなカメラとしてオリンパスのマイクロフォーサーズを見ていない。手軽なカメラとしては中途半端に重いしファインダーがないから鈍重だ。では本格的に1眼レフを代替する未来のミラーレスカメラかと言えばまるでそんなコンセプトでもない。

しかし、プラスチックボディで、かるくて安っぽくて、つまり来年もまた買い替えるコンパクトデジみたいな手軽なカメラと割り切るなら今度のE-PL1はなかなか良いのじゃないか。初めからこの1台だけを出せばよかったのだ。欲張ってあれこれ発展することなど考えず、シンプルに行けっ。

惜しむらくは、この手のカメラが富士やコダックから出てほしかった(別にマイクロ4/3に拘らなくて良いが)。両社のデジカメが売れればその利益をフィルムの方に回して...うーん、でも良いデジカメ出しちゃうとますます銀塩離れに拍車がかかって痛し痒しだな。

しかしE-P1,P2,PL1と...同じようなカメラを3台も出しやがって...とも思うのでR。

Hugin

LensFixの日本語化をなさっているSekiPapaさんから日本語リソースをいただいて試させていただいた。非常に分かりやすく扱えるようになり(感謝です),開発元のKekusが採用してくれることを望みます。

さて,SekiPapaさんにいただいたコメントの中にあったHugin。パノラマ写真などをつくるためのスティッチングソフトの老舗として有名だ。だいぶ前に俺のパソコンにも入れたのだが使ってない。全く宝の持ち腐れだ。

思い出してHuginのサイトに行ってみると,Huginを駆使して作られた素晴らしすぎる作品が紹介されていた。FlickrでHuginのタグが付けられている作品のinterestingnessに取り上げられた作品だ(要するにスゲーぃ作品ってこと)。

この手のソフトを使いこなすにはかなりの習熟が必要だと思うが,完全に芸術の域に達している。驚き。
もう少し現実的な作品はこちらで見られる(それでも十分凄いが)。

Photo of the Day

毎日続けることはスバラシい。その毎日が3年,5年と長くなるにつれ、どんなつまらないモノでも圧倒的なパワーとなってくる。ましてその中身が希有な写真達ならその価値たるや比べるものがない。

Photo of the Dayと名のつくサイトはあまたあると思うが、ナショナルジオグラフィックと言えば泣く子もだまるド迫力の写真で有名なこのPhoto of the Day

ナショナルジオグラフィックが主に地球上のあらゆる被写体を追っている一方で、宇宙のあらゆる被写体を追っているのがNASAのAstronomy Picture of the Day
古典的なページデザインだが、ここから気が狂うほどたくさんの過去アーカイブが見られる。
---
日替わりの写真はないけれど、世界中のカメラを追っているのが驚異のカメラのアーカイブ, Camerapediaは前に紹介したとおり。
こちらはレンジファインダーカメラのみを追いかけた、レンジファインダーサイト

あれ、だんだん話がズレて来た。
最後はそのままズバリのサイト名Photo of the Day. 最新のデジカメを追いかける田中希美男さんのサイト。毎日何か書いてくれたら嬉しいんだけどな。

俺は...

男,49歳,ここは俺のカメラ趣味のブログ。
「え,まだカメラの機種にこだわってんの?」

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