デジタル処理の最近のブログ記事

Photoshop CS5

| コメント(4)
PhotoshopCS5は出る以前からそのド派手な機能がだいぶ話題になっていた。
お試し版を入れてちょっといじってみた。よく分からないながらも,まずはブラシ一本で邪魔なものを消し去り周囲と同化する[content aware fill]というパワフルな機能を試すことは出来た。使えるぉ。

↓電柱や電線を消し去った画像。アラはあるが10分くらいでこうなった。
removed.png

Adobe Camera RAW 6

次に出るCamera Raw 6ではレンズのデータベースを利用して収差補正が出来る模様。前に書いたLensFixやPTLensの類いの機能。
自分で独自の設定も出来る模様で,パソコンで写真をいじくるにはますます便利になりそうだ。

Prizmo 1.5

OCRのソフトなのだが,スキャナがなくてもデジカメで撮った画像でOCR出来る。日本語のOCRは出来ない。文書を真正面から撮った画像でなくても矩形に補正して取り込み,文書化までこのソフト1つで出来るところがよい。

普通の写真などもものすごく簡単に歪みを取ってくれるので,一般の画像処理ソフトであれこれいじるのが面倒な時は重宝する。ちょっと使ってみたが動作は軽快。
なんちゃって的シフトレンズの代わりにはすこぶる良い。試用版ウォーターマークが付くが全ての機能を試せる。$39.95なら買っても良いな。
Mac用のみ。

Photoshop

| コメント(2)
Photoshop World 2010とやらが盛況のうちに終わったようだ。今までもβ版の機能紹介で何度か見ているが,なんといっても今度出るCS5の機能はincredibleでamazingだ。

Photoshopはver7を人からもらってずっと使っていたのだが,たしかOSXの10.5から使えなくなってその後Gimpを使ってる。俺のやる程度のことはどんなソフトでもかまわないのだが,こんどのCS5は突拍子も無くcrazyでunbelievableな機能が満載で2歩も3歩も先をいくソフトになった。

こういうソフトでギンギンにいじくりまくって,現実か非現実か区別がつかないようなスリリングな写真をつくってみたらオモロい。カメラもアートフィルターなんて生半可なモノでなく,撮影してみたら人が消えていたり,別な人が写っていたり,壊れているはずの建物が修復されていたり...撮った後で驚きの画像が見れるようなカメラをどこかがつくらないかな。デジカメはそのくらいやっていいんじゃないかい。
今まで何度もデジタルカメラにはデジタルカメラらしいカメラを期待していると書いた。
そういうカメラはコンパクトデジからやってくる。今度は富士からちょっとだけ進化したのが出た。
5軸のブレ補正,高速度撮影だ。
特に1回のシャッターで実は5枚高速に撮影し,その中の動いている部分だけを検知してそれをさっぴいてしまう「動体キャンセル機能」が斬新だ。なるほどと思った。それ以外にもソニーでいうスウィングパノラマや,シャッター半押しで常に連射をし続け,全押しでその前後の数コマを記録する機能など,デジタルでしか出来ない機能が満載。

こういう機能はフィルムでは逆立ちしても出来ないことだから歓迎したいのだが,冷静になって作品を作るのに必要かと言われれば,俺の場合「別に..」と答えるしかないかもだ。

フリーのMac用HDRソフト

老舗のPhotomatixHDR PhotoStudioがあるが,やたらパラメータが多くてワケが分からん...という人におすすめのフリーのHDRソフトを見つけた。HDRist
複数の露光の写真をウインドウに放り込んで,スライダー1つを調整するだけ。
もっと良いのは1枚の写真からなんちゃってHDRをつくることが出来る。
真面目に取り組めば奥の深いHDRだが,お遊びならこれで十分だぉ。

Bibble5 Pro

知らなかったのだがDPreviewで紹介されていたRAW現像&レタッチソフト Bibble5 Pro
既に現像ソフトなんでどんなものでもかまわないと達観してしまった俺様なのでRが,まぁ世の中の様子をちょっとは知っておこうと思っているので,これも少しだけいじくってみたのだぉ。

調整出来るところはイマドキのどこにでもあるソフトとそう変わらない感じ。スライダーを動かすとド派手にギンギラギンに画像が変化しすぎるのが,なんだかツウっぽくない。
Noise Ninjyaが搭載され,また各メーカーのレンズデータに合わせた補正(以前書いたLens FixやPTLens等の類い)も出来るのはとても良い。簡単なレタッチも出来るもよう。
俺はあまり比較する基準を持たないのだが,Speed of Lightと言っているだけあって動作は重くないみたい。非常に重要な機能の一つ,プリント画像のソフトプルーフは出来る様になっているみたいだが、PhotoshopやApertureのような自由度が今ひとつない。
Win, MacはもちろんLinuxでも動く。$199.95
ちょっといじくった感じでは良く出来ている部類ではなかろーか。

しかし,今まで見た現像ソフトで一番面白いのは何てったってLight Zoneである。買ってもいないけど。

新しいHDRソフト

DPreviewで見たのだが,Unified ColorというところのMac用HDRソフト HDR PhotoStuioというのがデビューしたらしい。すでにWindows用で先行していた模様。
32ビットのデータと"Beyond RGB"と呼ばれるカラーモデルによって今までのHDR処理にない自然な色を再現するみたいなことが書いてある。
あのHDR独特のおどろおどろしい感じがなくなって自然に仕上がるということか?

ちょっとだけいじってみたけど良くわかんなかった(*_*) 色の再現はともかく,Photomatixの方が色々いじくれる感じはするなぁ。
ここに詳細なレビューがあるけど,読むパワーが無い。

Hugin

LensFixの日本語化をなさっているSekiPapaさんから日本語リソースをいただいて試させていただいた。非常に分かりやすく扱えるようになり(感謝です),開発元のKekusが採用してくれることを望みます。

さて,SekiPapaさんにいただいたコメントの中にあったHugin。パノラマ写真などをつくるためのスティッチングソフトの老舗として有名だ。だいぶ前に俺のパソコンにも入れたのだが使ってない。全く宝の持ち腐れだ。

思い出してHuginのサイトに行ってみると,Huginを駆使して作られた素晴らしすぎる作品が紹介されていた。FlickrでHuginのタグが付けられている作品のinterestingnessに取り上げられた作品だ(要するにスゲーぃ作品ってこと)。

この手のソフトを使いこなすにはかなりの習熟が必要だと思うが,完全に芸術の域に達している。驚き。
もう少し現実的な作品はこちらで見られる(それでも十分凄いが)。

カシオのGPSカメラ

| コメント(2)
参考出品らしいがカシオのGPS搭載カメラはすごい。加速度センサーと方位センサーを内蔵し、室内に入って衛星からの情報が切れたあとも、人の動きを解析し続ける。さらに屋内でのトラッキングで誤差が発生した場合、再び屋外に出た時にGPS衛星から受信した正確な位置を元にして、それまで屋内で記録してきた位置情報の補正を行なうという。
なるほど、すばらすぃ。

今までSONYやHOLUXのデータロガーをぶら下げていつも不便に思うのは、完全に室内に入ってしまうと役にたたなかったこと(HOLUXは電車の中やちょっと空が見える程度の場所なら、けっこう頑張ってくれるが)。
こういう解決策があるとは目から鱗である。

ここにも
SONYから発表されたコンパクトデジがかなりデジタルカメラらしいカメラになってきた。DSC-HX5V
「フィルムを撮像素子に置き換えただけ。」に最も近いデジタルカメラはLeicaのM9だと思うが,この類いが俺の愛するデジタルカメラの最右翼である。
しかし,それ以外のデジタルカメラも何だかんだ言いながら,実は中途半端にフィルムを撮像素子に置き換えただけのカメラであった。特に1眼レフはそうである。鳥になりきれない始祖鳥のような存在だ。

前から俺がほざいているように,あと1,2年はこの類のカメラが出続けるであろう。が,しかしコンパクトデジの中から既にデジタルのデジタルたる特徴を持ったカメラの萌芽が見られていた。カシオの超高速カメラ,リコーのHDR合成,SONYのスウィングパノラマ,富士の3Dカメラ...などだ。
こういうデジタルの得意技の中には,本質的にフィルムで出来なくもないことも含まれてはいるが,かかる時間やコストから見れば圧倒的にフィルムカメラより有利であり,これらをデジタルカメラの特徴と言って良いであろう。

今回紹介されているSONYのそれは,GPSとコンパスを内蔵したとある。撮影した写真にExifを埋込み,前に書いたタイムスリップ写真撮影を実現出来るカメラに仕上がっているではないかっ。仰角センサーが不足してはいるが。
こういう新しいものを恐れずにどんどん入れて商品化するというのが面白いのである。中にはくだらんと思ってしまうものもあるけど。

まだデジカメがメカメカしているところが少しあるから日本の企業が目立っているが,メカ部分がほとんどなくなりモジュール化したら,アイディアで突飛なアチラにやられちゃうのではないか。今のうち最左翼のぶっ飛びデジカメを考えて特許出せ!(俺に言われなくても既にしてるだろな^^;)
デジタルカメラが全部ギンギンのデジタルになれば,フィルムカメラがますます面白く感じられるってもんだぉ。

どうでもいいことだけれど,最左翼なんて言葉ないと思っていたが,出ている辞書があった。

LensFix

| コメント(16)
ちょっと良さそうなソフトを見つけた。LensFix.
各社のレンズのデータベースに基づいて,歪曲や周辺減光,倍率色収差を補正してくれるソフト。この手のソフトはDXOが先行していたと思うが,LensFixの方が安い。$30. マック専用。
パソコンで歪曲や色収差補正なんて...と思う向きもあるが,デジタルなんだから何でもアリだ。それによってレンズの技術が止まってしまっては困るのだーが。
フィルムをスキャンして,それを補正するのもアリだ。

LensFix.png
スタンドアロンでも動くし,Light RoomやApertureのプラグインも用意されている。
ちょっと使ってみたところデータベースにあるレンズは自動で歪曲収差等を最適に調整してくれる。

LensFix2.png
データベースにないレンズはグリッドを見ながら手動で調整し,それを登録することも出来る。

訂正:PTLensは25$のシェアウェアです。
いじくっているうちに,そう言えば...と思い出したのだが,この手のソフトは既にフリーソフト(シェアウェアでした)であるPTLensを使ったことがあったのをすっかり忘れていた。じじいぃになったものだ。
最新のバージョンをダウンロードし直してちょっとだけ使ってみたが,こちらも全く問題なく使えそうだ。しかもご覧のように日本語で表示される。こちらもスタンドアロンはもちろんLight Room,Aperture,iPhotoのプラグインもある。

PTLens.png
LensFixの方はマック専用だが,PTLensはWindowsでも動く。こんなスバラシぃソフトがフリーなんて...世の中おかしい。感謝して使わねばならない。

なお,先のLensFixはなんとこのPTLensのレンズデータベースを使っていると言うではないか。PTLensが大御所なのだな。なおPTLensの日本語化は17%Gray撮影日記の方が担当したとのこと。
なお,調べれば色々出てくるもので,Windows用には類似ソフトとしてRadcorというのがあるらしい。

もう何度か書いている話題だが、気になっていたこと。
普通に買えるフラッドベッドスキャナでシートフィルムをスキャンする際、フィルムを直接スキャナのガラス面に置くとフィルムによっては盛大に干渉縞が発生する。少しでもこれを軽減するため、知られている方法は、
(1) 比較的凹凸のある乳剤面側を下にしてガラスに置く。
乳剤面に光沢のあまりない古いタイプのフィルムには効果的。しかし最近のフィルムは乳剤面もかなり光沢があるものが多く、効果が薄い。

(2) 流動パラフィンなどでフィルムとガラスを密着させる。
効果はあるはずだが、フィルムがベタベタになってイヤ。普通のケースではこの選択はあり得ない。

(3) 粉末(商品名:アトラスパウダー)を使う。
効果あり。流動パラフィンよりはずっといいが、あまり気持ちの良いものではない。また大きいフィルムに均一に噴霧するのは難しい。

(4) 紙で枠を作るなどしてフィルムを浮かせてスキャンする。
効果あり。大きいフィルムでは中央部分がガラスに接触して、干渉縞発生。持ち上げすぎるとピントが甘くなる。

密着を避けるために無反射ガラスやアンチニュートンガラスと呼ばれる表面が凹凸したガラスを用いれば良いと思ってしまうが、これが実は本質的な解決にはならない。
そもそもフィルムが完全にフラットなら、そのままスキャンすれば良いから上に乗せるガラスは不要。フィルムにカールがある場合、それを押さえる目的で仕方なくガラスを使うのだが、そのとき上に載せたガラスとフィルムのバック面でさらに干渉縞が発生しないように、無反射ガラスを用いるのだ。
だからスキャナと乳剤面の間の干渉縞については何の対策にもならない。

となると、フィルムの下側、つまり乳剤面側にも無反射ガラスを置けば良いと思うのだが、実際にやってみるとスキャンする面側にガラスのマット面があるから当然なのか、モヤモヤ画像になってしまう。
moya.jpg
ピント位置を変えてみればうまくモヤモヤをひわない良いポイントがあるのだろーか。そういう初歩的なことがわからない。

scanner1.jpg
センサー側から見ることを想像してみると、手前にモヤモヤガラスがあってその向こうにフィルムがある限り(上の左図)、手前のマットガラスで象が変形してしまうからどう頑張ってスキャンしてもモヤモヤを取り込んでしまう気がする。
その逆の場合(上の右図)、実際にやってみるとちゃんと取り込める(ただし光源によってはモヤモヤが出るかもしれない。幸いに俺のスキャナでは発生しない)。
これは引き伸ばし機のネガキャリアを見ても同じ配置になっているから(光源側にノングレアガラス、そしてフィルム、その下に透明ガラスだ)常識なのだろう。
それとも上の左図の場合でも赤矢印の面にピントをうまく持ってくれば、モヤモヤは気にならないポイントがあるのだろーか。

もしそういうポイントがあるなら、スキャナのガラス面を無反射ガラスに交換してスキャンすれば干渉膜を生じさせずにスキャン出来るということになるわけだが。

RAW Developer

現像と言っても、バーチャルな現像のことだが。
最近は、デジカメは適当に写ってくれれば良いと思っているのでめんどくせぃRAW現像などしない。カメラのjpeg、それもサイズを小さく設定してそれをそのままネットに上げる。一応未練がましくRAWファイルを同時に残す設定にしているが、HDを無駄に占有してるだけだ。
だからお金出してわざわざRAW現像するソフトを買おうとも思わなくなった。

おまけで付いて来たOlympus MasterやPhotoshop ElementsのCamera RAW、iPhotoやPicasaなど。Gimpにも入っているオープンソースのUFRawやら、一昔前に買ったSilkyPixや何故か手元にあるAperture。Light Room3のβ版もまだ使えるみたいだし、フリーのRaw Photo Processorも良かった。
...どれも俺の用途には十分すぎる機能だ(その1/100も使っていなかった気がする)。

昨日ちょっと使ってみてやっぱりイイと思ったのは、この書き込みのタイトルにあるソフト、RAW Developper。シャープネスの設定が抜群によい。まぁ他のソフトを良く知らないので、他のも同じような機能がすでにあるのかもしれないけど。
そして前に書いたLightZone。あのインターフェイスはユニークだ。この2つは買ってもイイかなとちょっと思う。
3色分解によりモノクロフィルムからカラー写真を(パソコン上で)作る具体的方法を全く初めての人向けにうんと詳しく書いてみます(ひまだな)。

●準備
3色分解のためのフィルターを揃える。おそらくてきとーに赤、緑、青のフィルターを求めればOKと思うが、ちょっと調べてみると赤が600nm、緑が530nm、青が450nmあたりを使うのが標準的な模様。
俺は富士のシートフィルターでそれぞれSC-60、BPB-45、BPB-53を手に入れた。

SCはシャープカットフィルターでSC-60とは600nm以上を通過するという意味。BPはバンドパスでBPのあとのBはBroadを意味し、通過帯域の広さ(半値幅)を表す。NはNarrow、Mはなんだろー? 帯域が一番狭いからmonoかな?
バンド幅が狭くなると、透過率も下がって撮影時の露光量が減ってイヤだから、一番広いBPBを使うのが適当だろうと思う。
詳細は、「富士フイルム光学フィルター」を富士のサイトからダウンロード。


SPフィルターの中から3色分解用の色の組み合わせを選んでも良い。
シートフィルターのホルダーはケンコーのが一番安くて良い。シートフィルターが嫌な人はガラスのもある。高いぉ。

●撮影
色ずれのないカラー写真を得たければ三脚必須。アーティスティックに色ずれを楽しむために敢えて手持ちという選択もある。
三脚にモノクロフィルムを入れたカメラを据え、構図を決めてRGB各フィルターで全く同じ画像を撮影する。フィルターを付けて撮影するので露光倍数を考慮する。これも富士のサイトの上記と同じページにある「FUJI FILM FILTER GUIDE」のPDFファイルに書かれている。
とにかく適当にカラー写真っぽいのが出来れば良いという程度なら、上記の3つのフィルターともざっと3絞り分の露光補正でOKである。後のスキャンの時に明暗の調整はある程度できるので。
なお、モノクロフィルムは赤の光まで感色性のあるパンクロタイプを用いる。普通のモノクロフィルム(アクロスやTMaxやトライXやデルタ等)であれば問題ない。

直射日光の影が出来るような写真で、色ずれを少なく撮りたい場合、3枚の撮影間隔はなるべく短くする。太陽が動いて出来る影の色がずれるからである。
どの色のフィルターで撮影したのか、その順番は忘れずに覚えとく。<RGB>の順で撮るのが間違えなくて良い。

●スキャン
現像したネガをスキャンして画像を取り込む。撮影の時に露出補正がうまくできていれば、一番初めの、例えばRフィルターで撮影した画像をスキャンしてみて、その結果が満足出来ればそのスキャン条件のまま他の色の写真を取り込めば良いと思う。
合成して仕上がった状態で、カラーバランスがもしズッコケていたら、再度各フィルムのバランスを調整して取り込み直せば良い。試行錯誤が必要だと思うが...。そんなのメンドクセーという人は、合成して得られたカラー写真の色を直接Photoshopなどでいじってしまっても良い(せっかくRGBから合成して調整したという意味がなくなっちゃうけど)。

スキャンのサイズは適当で良いが、初めてやるときはスクロールせずに見られる比較的小さめが良い。後で3枚の画像の位置合わせが必要になるので、大きいとやりにくいから。

●かるく理屈を
さて、下の写真が実際にスキャンした畑の写真。
RGB1.jpg
写真の中に派手な色があまり含まれていないから、パッと見どれも似たり寄ったりの印象だが、詳しく見てみると違っていることに気づく。
中央に写っているキャベツを集めるプラスチックの箱にズームインしてみよう。

RGB2.jpg

DxO Optics v6

俺は使ったことがないのですが、デジタル画像のRAW現像ソフトのDxOがバージョン6になったもよう。
売りは高感度のノイズ低減。通常のRAW現像ソフトより1,2段分ノイズが少ないと謳っている。
その紹介ページを見ると、例えばISO25600で撮影して、それを1,2段増感してISO5万,10万にしてもそこそこ使えるょというものらしい。数字だけ見ればアンビリーバボーだっ。
所詮デジタルでのお遊びだから、元あるデータより情報が増えるはずもないのだが、最適化で少しでも良くなるとあればうれしい人も多いだろー。
色々な写真関連のブログを見ているけれども、このDxOを使っている人はなぜかあまりいないみたい。

俺は現像ソフトはなんでもいいゃと思ってるのだが、その名もシンプルなRaw Photo ProcessorRaw Developerは良い(ひっそり目立たず感が良い)。
特にRaw Developerのシャープネスの機能はすばらしく、よく分かんないから適当なことを書くが、メジャーなソフトより良いのじゃないかと思ってる。
普段はGimpのUFRawを使ってる。←けっこうボケボケの画像を生成するところは気に入らない。

実は赤外線デジタルカメラ画像を一瞬にして最適化してくれるのがRaw Photo ProcessorやUFRawである。
俺は知らなかったのですが、LightZoneという現像ソフトがよろしい。

LightZone.png
その名の通り、ゾーンシステムを彷彿とさせる(?)インターフェイスが特徴。フォトショップのカーブをいじる調整、アパーチャーのヒストグラムを中心にいじる調整のどちらでもない、その両方の良いところを取った調整方法と言えるかもしれない。
非破壊、簡単なやり直し、動作も軽くてまだちょっとしかいじくってないが、これは欲しいかもと思わせるソフトだ。
WinでもMacでもLinuxでも使え、ちょっと前まではLinux版は無料で提供されていたらしい。
30日有効の試用版ですぐに試せるが、このLearning centerで充実した内容のデモを見る事が出来る。
(ちょっと古いが日本語の解説は、ここに分かりやすく書かれてた)。

肝はZone System風に16段階に分かれたZone Mapperをいじくることなのだが、それ以外にも豊富なプリセットで何も知らなくてもお手軽にいじれるようにはなっているみたい。
Photoshopのカーブだとちょっと扱いにくいし、アパーチャーのヒストグラムでは今ひとつ直感的にいじれないと思っていただけに、濃度のゾーンを意識していじれるのは便利で新鮮でもあるのだぉ。

現像した画質がどうだ というのは俺にはよくわかりません。
追記:それからPhotoshopやApertureと同様に、出力する紙に合わせてプルーフしてくれるのもありがたい!

Photosketchという技術

| コメント(2)
なんだかとても話題になっているようです。Photosketch.
発想がすばらしく、それを実現してしまいそうな技術がすごい。遊んではみたいな!

追記:研究者による論文もこちらで読める。個々の画像の境界部分の処理でかなり数学してるのだな。ソースコードもあり(リンク)。

Photoshop CS5

| コメント(6)
HDRiな生活のToshiroさんの記事で知ったのですが、Photoshop CS5の目立つ機能の一部がすでに紹介されていたのだ。PatchMatchと言う機能。スゴいな。

アルゴリズムの解説もあって、俺にはまるで分からないが、なんだかとても面白そう。こういうアイディアとそれを実現してしまうパワーはすばらし!

Geotag

写真を撮るために遠出することなどめったに無いので、GPSロガーであるHoluxのM-241が宝の持ち腐れになってる。今回九州、種子島には持って行ったので、これを腰に下げて電池の続く限りデータを取っていた。今頃になって思い出してBT747にてデータを取りだし、GPSPhotoLinkerでGeotagを写真に埋め込んだ。

この写真をFlickr等に公開し、自分のページの一番下にあるKMLのボタン
kml.png
を右クリックしてリンク先をコピー。Google Mapに飛んで検索欄にそのKMLのリンクを貼付け地図を検索すると、自分のジオタグが埋め込まれた写真がサムネイル表示され、Google Map上に表示されるということを知った。

こんな感じ。

大きな地図で見る

写真をクリックしたら、Flickrなり自分のサイトなりに飛んで大きな写真が表示される様にしたいが、どうすれば良いのか不明。

それにしてもBT747というソフトは素晴らしい。Bluetoothが使えるので非常に楽。GPSよりダウンロードしたデータを色々なデータ形式に変更も簡単に出来る。
ずっとPhotoshop7を使っていたのだが、OS X10.5になって動かなくなってから、仕方なくGimpを使ってる...。とは言っても俺の場合、画像処理ソフトの機能の1/100も使わないから、どちらのソフトを使うのもおこがましいほどなのであるがっ。

さて、写真をまともにプリントするとなると、ディスプレイとプリンターもカラーマネジメントしたい。その際、ディスプレイで見たものになるべく近い形でプリントするために、画像処理ソフトがプリンタと紙の組み合わせのICCをもとに、画面上で仕上がりを反映(シミュレート)してくれる機能が欲しい。
フォトショップは普通にそれが出来るのだが、フォトショップエレメンツはその機能は省略されてる。残念。

Gimpも2.4あたりからそれが出来る様になったようなのだが、実際にプリントしてみると、なんとせっかく調整した色が反映されないという未完成状態のボケなすなのだ。現在最新の2.6.6になってもまだ解決していないもよう。
仕方ないから、Gimpで画像調整したファイルを適切なICCを埋め込んで保存し、それを他の画像ソフトで開き、目をつむった状態で紙のICCを指定して印刷すれば、とりあえずは目的は達成されるのかと思ってる。

当然1つのソフト実際の紙にプリントされる仕上がりをシミュレーションしながら画像を調整したい物であるが、フォトショップ以外に(つまり安いソフトで)そういうソフトはないものだろーか。
プリント結果をシミュレーションすることは決して高度な機能ではなく、プリントするための基本事項だと思うのでエレメンツあたりでもぜひ出来る様にしてほしいと素人は思う。
そんなあたりまえの機能のためだけにほとんど使わない他のレタッチ機能満載のフォトショップを高い金出して買うのは悔しいのである。
デジタルは所詮実体ではなく、従ってディスプレイに表示されるのも、プリントされるのも単なるデータを個々の機器が解釈した結果であり...などと書きはじめると話が面倒になる。

デジタルで少し真面目にプリントしようとなると、ディスプレイ上で色や諧調を苦労して調整することになる。プリントはその調整通りに出て来て欲しくなるからディスプレイとプリンタのキャリブレーションはある程度しなければならぬ。

実はそれ以前に気になっていたことが1つあって、それはiMacのディスプレイともうひとつ繋いでいるDellの色がなかなか合わないことだ。前に買ったマクベスのhueyはあまりにオモチャで役立たなかった(安物買いの銭失い)。
仕方なく、Macのシステム環境設定でディスプレイのカラー調整を使い、目測でそれぞれのICCプロファイルを作ってお茶を濁していたが、ずっと精神衛生上良くないものであったのだ(しかしこの目測によるカラー調整もバカにしたものではなくて、下手するとhueyで調整するより納得のいくものが出来たりもする)。

で、今回プリントを少しまともにやるということで、ワンランク上のeye-one display2で調整してみた。とは言ってもこの測色機はいわゆる「フィルター方式」で精度は高くないという。ところがこれはソフトがなかなかよろしいと言われている。俺の使ってるディスプレイが安物でハード的なキャリブレーションが出来ないが、アマチュア的にそこそこ満足出来れば良いと判断した。

付属のソフトで調整すると、今までにないくらい輝度が低く、目に優しい。これならプリンタの出力とかなり近い感じになると納得。
A7090224.JPG


Raw現像ソフトのSilkyPixが○○色風に一発で調整出来るプリセットを公開してます。
この手のものはフォトレタッチソフトには以前からあると思うが、Raw現像ソフトにこれほどまでにド派手なプリセットというのはあまり無いのではないかな。たぶん。

ダブルトーンと言ってますが、ド派手すぎ。モノクロの冷黒調、温黒調もそれぞれ青過ぎ、茶色過ぎで笑ってしまうくらいだ。まぁこのくらいインパクトを与えないと振り向かれないからかもしれないが、こんな品のないのをそのまま使ったら、デジカメの絵がますます安っぽくなりそうだ。6ヶ月連続公開とあるから、だんだんにまともなテイストが出てくることを期待。

デジタルだから(銀塩でもだけど)何でも出来て何をやってもかまわない。その中から驚くような面白いモノが出てくることを期待したい。だけどオリンパスのアートフィルターもそうだし、このSilkyPixもそうだけど、デジタルの技術革新が一段落したところでやるネタがなくなって、当面この手のお遊びが続きそうだ。俺はくだらん!とおもふ。
こんなのより、DxO FilmPackのような物の方がまだ面白いのでR。そういうテイストが出るならちょっと遊んでみる気になる。

オリンパスのアートフィルターも後処理でいじくれたら、従来のソフトでやる手法と同じでまるで意味が無いと思うのだ。あれはその場で一発勝負で使うから、まるでそういう味を出すカメラを使うかの様で面白みがあったのではないか。

..とまたくだらないことをほざいてしまった。
前から「デジタルカメラならば、そのデジタルたる特徴を最大限に生かさなければならない」と思ってます。もちろんR-D1やM8のようにフィルムをCCDに置き換えただけであとは何も変えてくれるな、というカメラも極一部は残って欲しいとは思うのだが。

デジタルカメラのデジタルたる機能と言っても、今回は画像処理周辺の話ではない。撮影時の負担を軽くするというとても原始的な話だ。
ちょっと前に皆既日食の写真についてちょっと書いた。真面目にコロナを撮影しようとすると、太陽表面に近いコロナは非常に明るく、それから離れるにつれ当然コロナは暗くなっていく。天文ガイドの記事によればコロナは太陽半径の5倍程度まで広がっているのを撮影することはよくあるそうで、それらを適正露光で撮ろうとすると、EV7からEV10位までの輝度差があるもよう(天文ガイド7月号p97)。

なるべく短い時間にこれらを撮ろうとなればカメラのブラケティング機能を使いたいところだが、残念ながら市販のデジタル一眼レフのブラケティングの露光範囲はせいぜい±2EV程度で話にならない。
急いでなければ手でチマチマ変えてやればいいのだが、デジタルカメラなのだから、そこを自動でやらせたいではないか。このようなちょっとした要求にも応えられない今のデジタルカメラは、なんと汎用性のない仕様であろーか。

さて、カメラにパソコンを繋いでやればその辺のところは解決出来る様になっている。なっているのだが、ノートパソコンが安くて小さくなったとは言え、やっぱりそんなもの無くても出来る様にして欲しい。
やっぱりここでもアマチュア精神というものは非常に強力で、前にもこのブログに書いたが、Nintendo DSを用いてこれを解決している人がいて、そのインターフェイスを見ると市販品と見紛うばかりの素晴らしい出来だ。

このNintendo DSを使うのはかなり敷居が高そうだが、より現実的なものを見つけた。知る人ぞ知るArduinoを使う手だ。俺も遅まきながら気になっていていじくり初めているが、いずれカメラ趣味の方にでも使える様になれば...などと思っていたところだったのでR。
ここにワイドレンジのブラケティング、長時間露光に対応するスケッチを紹介してくれている人が居る。これをダウンロードさせていただき、自分のカメラのリモートコントロール端子に合うコネクタを加工するだけで、すぐに使えてしまいそうだ。
それ以外にも測距センサをつなげて、ファインダーレス大判カメラのピント合わせに使えないかなど、アイディアだけはちょっとあるのだ。エレクトロニクスの知識がない俺でもなんとか趣味の範囲で使えそうなこのイタリアンなマイコン。ハマらなければならぬ。

MacでPhotosynth

何度か書いたMicroSoftのPhotosynthだが、今までMacの環境で使うことが出来なかったのに、なんとつい最近使える様になったのだな!
前からいじくって見ようとは思っていたのだが、普段あまり使わないWindowsマシンでやるのが面倒、でついつい後回しになっていたのだ。今日の夕方思い立って散歩に出かけ、Photosynth用の数枚の写真を撮り、Windowsマシンに取り込んでテストしてみた。ショボイ出来だ。が、自分では何もせずに自動的にこんなことが出来てしまうというのは軽いかんどーである。

たった今、MacでたまたまPhotosynthのページに行ったら、マックで見られる様になっていて驚いたというわけだ。なんというグッドタイミング。欲する者は救われる。

フィルムからもHDR

| コメント(2)
大判で撮ったものを5回スキャンして絵画風にHDR (あんましオモロくないな)。
img154_1_2_0_3_tonemapped.jpg 

ストレートなスキャン←これ2月度の月1フィルム撮影。8x10,RDPIII。
8x10は1枚でほぼ35mmロールフィルム36枚撮り1本分に相当するので、これでよし。 3月度の月1フィルムはこちら

桜 終わり

今日は仙台でも満開になったとか。異常に暖かかったので今日一気に開き、咲き始めからなんと3日で満開になったらしい。散るのもあっと言う間だろう。なんだかもったいないと言うか、損したというかそんな気分じゃあるまいか。

さて、これは昨日撮ったもの。今日は一歩も外に出られなかったので良くわからないが、神奈川でもだいぶ散ってしまったに違いない。

sakurakoen.jpg
Photomatixで軽くHDRしてみた。1EVずつ変えて5枚撮影。ちょっと露光差ありすぎかな。まじめにいじってないので最適値がわからん。真ん中奥に富士山が... 。

フィルムでも撮ったぉ。
DSC_0047.jpg
D70-IR

なんか違う..

| コメント(4)
安孫子さん、デジカメWatchのE-30長期リアルタイムレポート。アートフィルターの「デイドリーム」とやらについて語ってます。昭和世代ど真ん中には分からない...と言っているとおり、作例を見るとたしかに何か違う。なんかただの失敗写真みたい...(^^;

オリンパスの写真投稿サイトFotoPusに上げられた作品の方がずっといい?(安孫子さん、ごめん)
さらに雑誌「カメラ日和」、「snap!」などに載っている自然でホンワカとしながらも、作品として魅力的な写真達のなんとすばらしいことか!
本物のフィルムカメラで撮るのと、デジタルによるギミックとの差かな?などと思いがちだが、おそらくそれはあんまり関係ないとおもふ。

おもちゃカメラでライトに撮る感覚と、昭和ど真ん中ががっちり構えてきっちり撮ったろうと力んでしまう差かも知れん。俺も安孫子さんみたいになっちゃう。

モザイク画つくり

覚え:写真をタイル状に貼付けてモザイク画像を生成してくれるソフト。以前使ったがまた必要になった。以前のはハードディスクの宇宙の彼方に消えた。

AndreMosaic
MozoDojo
MacOSaiX

ちょっと探したら見つかったのが上の3つ。以前使ったのはMacOsaiXだったな。うんと大きいモザイク画にチャレンジしたら、途中でハングして使えなかった記憶が。
どれがいいかあとで試してみよー。

Poladroid!

| コメント(2)
Polaroidではない、Poladroid.

Polaroidのスクウェアな画像と、タイトルを書く余白のある独特のフォーマットをシミュレートするソフト。
普通のjpeg写真をPoladroidのアイコンにドラッグ&ドロップすると、SX-70の吐き出すような音とともに、小さなサムネイルが現れる。
本物のポラロイドのようにジワジワと画像が現れ、適度なところでダブルクリックするとその時点まで現像が進んだオリジナルサイズの画像が生成される。
最後まで待てば自動的に仕上がりの画像もオリジナルサイズで生成される。
適度に周辺減光があり、色もポラロイド的にくすんだ独特の画像だ。

PC295224-pola02.jpg

Mac,Windows用共にある。
FlickrにPoladroidのグループも出来てる。本物のPolaroidがなくなってしまった今、悲しいけどこれで遊ぶしかないのかっ!?

シャレたソフトだぉ。

Silver Efex Pro

Silver Efex Pro
PhotoShop等のプラグインソフトで、モノクロ処理に特化した製品らしい。
なかなか面白そうだ。ゾーンシステムもどきが出来るらしいことにピクリと来た。フォトショップがあれば、時間をかけてチマチマといじって同じ事が出来る気がするが、ある程度の手間を残しつつ、適度に手数が減るというのは魅力かもしれない。

銀塩プリント派からすれば邪道きわまりないが、大判のフィルムをスキャンして得られた画像をこのソフトで調整し、プリントするというのも従来の暗室作業にとって変わるものになるかもしれない。

まぁそうは言っても「銀」の画像というのはやっぱりホンモノで、アーカイバルという意味でも貴重な存在だ。俺は求め続けるよっ。

カシオ くるーー!!!のか

一眼レフでは不可能だった超高速度撮影を可能にしたカシオのシリーズ。デジタルの良さを引き出したカメラとして近年のカメラとしては画期的にオモロいものと言えよう。

こんどは「ハイスピード」以外の切り口何かをやってくれるらしい。もしかしてそれが山田久美夫さんの言う「本当にそんなことをするのかと一瞬耳を疑う革命」なのか。←これってまだ出てないよね。

やっぱり高速度撮影の技術を使ってくるんじゃないかな。ワンショットでも実は複数毎のカットを撮影する技術が基本。
素人考えを爆発させると、何度も書いてるけど(1)ブレ補正(もちろんレンズ補正でもなく撮像素子を動かすわけでもない。複数の画像をカメラ内で処理)、(2)ダイナミックレンジ拡大(露光を変えた複数のショットからHDRをカメラ内で生成)、(3)積算ノイズリダクション(複数の画像を撮ってそれをカメラ内でコンポジット合成)、(4)フォーカスコントロール(フォーカスを変えた複数の画像を使って補完。再生時任意のポイントにフォーカスを合わせてみれる画像をカメラ内で生成)
など。... 飽きた?

驚嘆! DeepZoom&Photosynth

マイクロソフトのPhotosynthについては前にもちょっと書きましたが、ITmediaの記事にDeep ZoomとPhotosynthの紹介記事が出ていて、新たに仰天しました。

本文を読めば全て分かりますが、やっぱりこの解説のインパクトがスゴい。ブレードランナーの1シーンを思い出さずにはおれません。

ここまで見せられたらしょうがない、俺のボロいWindowsマシンに2つのソフトをインストールして、試してみるしか無いな! おっともちろんネタになる写真を撮って来ないとな!

いつも感謝のデジタル一眼マニアックだが、New York Times紙のサイトでDavid Pogueと言う人の科学技術に関するレポート(ビデオ)が紹介されていた。
その中でD90が取り上げられ、べた褒めされているもよう。

んで、今日の話題はD90ではない。
D90の記事の一つ前に、マイクロソフトのPhotosynthのレポートがあった。これはスゴい。
1週間ほど前、DPreviewのニュースにも取り上げられ気にはなっていたのだが、Macでは動かないソフトなので後回しにしていた。

実はこのソフトがリリースされたのはもう一年以上前のことらしい。詳しいことは良くわからないが、最近バージョンアップされて再び注目を集めているのか?。本家のサイトはこちら

早い話がAppleのQuickTime VR(これはもう10年くらいの歴史があるんじゃまいか)と同じような効果なのだと思うが、QuickTime VRはカメラを三脚に据えてまじめに回転させて1枚1枚撮らないといけなかったのが(たぶん)、もっと気楽に撮った写真で同じような効果が得られる模様
そう、あのGoogleのストリートビューで話題になったあの画面が素人でも簡単に作れてしまうと考えればいい。

なお、Photosynthでググったら、あのPanoramioもちょっとそれに近いサービスをはじめたという情報を得た。QuickTimeVRやPhotosynthのような滑らかさはないが、これはこれで面白い。まったく別の人が撮った写真達が有機的に結びついている

GIMP

| コメント(3)
iMacにしたら、OS X10.3で動いていたPhotoshop7がなぜかダメになった。
仕方なく今頃GIMPを使い始めてみた。
予想よりいいです。思ったよりもキビキビ動くし。俺がする程度のレタッチならその機能の1/100も使っていないから、当然だけど何の文句もない。

そして何より嬉しいのが、UFRawという汎用現像ソフトがプラグインの形で入っていて、ダブルクリックで.ORFを開いてくれることだ。当然現像も問題なく出来た。エプソンの.ERFファイルは初期状態ではダブルクリックでは開かなかったものの、現像処理は問題なく出来た。
gimpraw1.png
画像のすぐ左側がUFRawの調整画面

gimpraw2.png
拡大:カーブの調整

gimpraw3.png
拡大:カラーマネジメント

現像処理時間はSylkyPixとちょっと比べた感じでは倍くらい速い。

だまし絵

先週の日曜、近未来テレビ ジキルとハイド という番組で錯視の特集をやっていた。
どの錯視もとっても面白かったのだが、マリリンモンローとアインシュタインの画像は簡単にできそうな気がした。

しくみをググってみたら、一方の画像を輪郭抽出し、他方の画像をウェーブレット変換してそれを重ねる....とあったが、早い話一方をシャープにしてもう一方をぼかして重ねるということのようだ。

フォトショップのカスタムフィルターで適当にぼかし画像を作って、適当な割合で重ねてみた。
安直にやったので出来は良くないが、コンボリューションなんてことも少し分かったので勉強になった。

こんどもっと慎重にネタを選んでやってみよう。

norika-yamazaki.jpg
紀香ちゃんが誰になるように見えますか?

追記:サルバドール・ダリの「20m離れるとアブラハムリンカーンの肖像に変容する地中海を見つめるガラ」は1970年の作品だが、これが解像度の違いによるダブルイメージの走りだろうか。
パソコンなどない時代にこれはすばらしいっ。


相反則不軌

近くの公園でホタルが少し見られるので、撮りに行こうと思っているのにまだ行動を起こしていない俺です。
そんな時は机上の空論。

銀塩感材には相反則不軌という性質があって、ある範囲では光量と露出時間は反比例の関係にあるが(相反則)それが成立しなくなる領域があるよということ。
普通に撮る写真では低照度で長時間露光をするときに問題になる。
フィルムによって異なるけれども、数秒から数十秒くらいの露出時間になるとその不軌が現れはじめ、露出時間が数分となるとものすごい量の補正をしないといけなくなる。

星の写真なんかでは1時間露光したとしても実際には数分露出したのと変わらない結果しか得られないこともあるようである。
これを解決するにはフィルムを冷やす。ひたすら冷やす。俺はやったことないけれど当時の天体写真マニアは冷却カメラを自作し、ドライアイスや(液体窒素?)などでカメラをキンキンに冷やして相反則不軌を少しでもなくした。
たしか、わずかな光によって出来た潜像が熱により分解されるのを防ぐとかいう理屈だったと思う(不確か)。

さて、デジタルの場合、
デジカメWatchの長期リアルタイムレポートK20Dの中村文夫さんのレポートが面白かった。
前にも書いたけど、K20Dのシャープネスには「ファインシャープネス」というのがあって、輪郭強調の線幅がより小さいシャープネスがかけられる。

本来12MのK20Dの画像を6Mで撮影しファインシャープネスを目一杯かけると、なんとあのフォビオンの様なキレの良い絵になるという。
なるほど。

まぁおそらく、どのカメラでも後処理で似た様なことは出来るのだと思うけれども、カメラの中で撮って出しのjpgとして出てくるのは便利かもしれない。
作例を見ても、DP1やSDシリーズのようなキレを感じる。実物と比べてみたいな。

ところでSD14は8万の半ばになって、DP1より安いんだけど、どーよ1個いっとく?って感じだ。

光学と画像処理

Hiroさんのところで、オリンパスの「レンズ小型化のための」特許が紹介されている。
一言で言えば、レンズ小型化(軽量化等)によって起こる光学性能の劣化をレンズに内蔵したチップによって補正して出力するって事だと思う。

ナイスな技術だと思うが、レンズ小型化のためしかたなくコンピュータの力を借りる。という位置付けだと解釈したい。
なんでもかんでも画像処理でやってしまっては、いままでの光学技術はなんだったのかということになってしまう(今までの技術を否定するのが新技術だってか)。
が、出てくる絵がすばらしく、まともなレンズを造るよりローコストで出来るとなれば、自ずとそちらに向かって行くんだろな。だまってやれば我々ユーザーには気付かれないっ。
たしかNikonのデジ1ではすでに行なわれていることが明言された記憶があるが、おそらくどのメーカーも多かれ少なかれやってるんじゃないかな。
DXOのRAW現像ソフトなんかは、NikonとCanonのデジ1のレンズの収差を補正してくれる。

なんかちょっと悲しい。新技術は過去の技術を結果的に否定することも多いのだろうが、光学技術の進歩が止まってしまってはイケナイ

さて、そんなコンピュータ補正をしてくれるレンズ、もし銀塩カメラに付けて撮ったとしたら収差バリバリのレンズになってしまうのだろう。なんかやだな。
あ、ソフトフォーカスの量をコントロールできるとなれば面白いかもね。

E-3ユーザーのブログを見るのが楽しみだす。
自分では買えないから...。でもやっぱ気になるので今日、近所のヤマダ電機にちょいと見に行ってみたら、カタログしか置いてなかった。田舎だから。
D300は置いてあった。ずいぶんしっかりしてるな。おもてーよ。

さて、そんなわけで連休は主にフィルムカメラで富士山を撮ってきた。まだ未撮影のフィルムが残っちゃってるんで処理に出してない。
E-3で皆が盛り上がっているのに買えない俺はちょっと悔しいから、なにかないかな〜と捜してみて、HDRをちょっといじってみてる。Photomatixを買ってみた。
FlickrのHDR関係のグループの作品を見ると、ギラギラにかけているのも多い。それはそれで弩迫力でいいのもあるのだが、沢山見てると飽きる。
何気なくかけてみるのがよろしい(とは言っても初めはやや派手気味にやりたくなるものじゃ)。

お目汚しの作例をば。

Sonyのサイバーショット

Sonyのコンパクトデジカメが新しくなった。コンパクトデジカメの類いは興味ないのだが、「笑顔でシャッターが切れる」という売り文句が面白く、ちょっと記事を読んでみた。

口角の変化や歯の見え方で笑顔を検知するらしい。どの程度の笑顔で撮影するかの設定も出来るという。まぁ今のデジタル技術ならなるほど出来そうなことだ。また、ほとんど全ての操作が液晶のタッチパネルで出来るというのもすっきりして良いな。

しかし俺がカメラ•写真に興味を持った30数年前、カメラの裏蓋に画像が映り、その絵をいじってカメラの操作が出来るようになるなんて誰が想像しただろう? さらに笑顔を検知してシャッターが切れるなんて発想をした人がいたろうか? 
 長生きはするもんだっ(爺)。

カシオ、面白いな!

カシオがかなり面白いカメラを出すようだね!
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/compact/2007/08/31/6950.html

これはいろんな面白い事が考えられる。こういうおもろいカメラを出して欲しい。

Digital Darkroom

Digital Darkroomってソフト、たしかまだMacがモノクロだった頃の時代に生まれた画像処理ソフトじゃないかな。後にPhotoshopの原型になったソフトだ。
今はArcSoftというところから同じ名前で出ているソフト(上記の製品と全く関係ないと思う)。
マック用が出たのでお試し版をちょっと使ってみた。
Windows版では軽く動作するのが売りらしいが、うーむ、俺の貧弱なマックではやっぱり遅い。
インターフェイスはシンプルで好感が持てる。出来上がりの絵は詳しく比較してないが、まぁこんなもんでしょう。文句は無い。
45日間フル機能が使えるので、速いマックを持ってる人は試してみる価値あり。

Canonの新機種が非ベイヤー型で出るという噂。うそだろ? 何も知らないからこういう話には一喜一憂しちゃう。
1620万画素だとしたら、ベイヤー型換算だとその倍くらいになるんだろうから、そうなればもう解像度に関してはデジタル中判などは完全に必要なくなってしまうかも知れない。
今後撮像素子の開発競争はそちらへと動いていくんだろうな。他の素子メーカーもCanonの一人勝ちを阻止して欲しい。これ以上Canonだけがリードしちゃあ、なんだな、おもろくない。

HDR

1月5日の毎日新聞の朝刊1面の写真が気になった。
「寒空に舞う白い越境者ー上野・不忍池」とある。不忍池にユリカモメが飛来している写真なのだが、何だか絵画のようにも見える。これはHigh Dynamic Range(HDR)を使ったんではないかな。
mainich.jpg

デジタルカメラのダイナミックレンジ(明暗差を記録する能力)は銀塩フィルムに比べてかなり狭い(銀塩フィルムではラチチュードと言った。ダイナミックレンジとの厳密な違いはよく分からん)
たしかネガカラーが8EV位、ポジフィルムが5EV位で、デジカメは2〜3EV位だったと思う(あやふや)。特にデジカメは露光オーバーには弱くてすぐ白飛びしてしまい、情報がなくなってしまう。

HDRと言うのは、そのデジタルカメラの欠点を補う技法。ダイナミックレンジを擬似的に拡張する技だ。

モノクロ写真がカラーに!

前にどなたかのブログで紹介されていたサイト。Big Spanish Castle
カラーのネガ画像を数秒間見つめた後、マウスを写真の上に乗せると、モノクロの画像があら不思議、極彩色のカラー写真に見える! 
5秒間くらいはまるで本物のカラー写真を見てるのと同じよう。

面白いのでマネて見た。先週行ってきた金閣の写真。
まずは下をクリックして、マウスを画像からはずしてカラーネガの画像にして中心の黒ぽちを20秒くらい見つめる。
その後マウスを写真に重ねるとモノクロ画像になるのだが、思いっきりフルカラーの金閣に見える。おもろい。

GO 金閣イリュージョン

デジタル現像

少し前にE-1で撮ったRAW画像をいくつかの現像ソフトで処理して、その違いを比べてみた。片手間にちょちょいとやってみた程度のものだがここに上げておく。

全体画像:E-1, SMC Takumar 24mm F3.5
samp.jpg
古いレンズのため、周辺に倍率色収差が出ている。レンズ本来の解像度は悪くはないと思う。
各現像ソフトで現像し、左上の方と中央やや右よりの赤い正方形の部分を等倍で切り出したのが以下の画像。
なお、現像はいろいろなパラメータが動かせるのは当然のことだが、この比較ではそれらをデフォルトで処理した。

SylkyPix3.0β

SylkyPix3.0のβ版つかってみてる。んー、重い。
細かい画質の事については突っ込みだすとキリがないし、難しい事よくわかんないからまあいいとして、jpg画像もRAWと同じような感覚で処理できるってのが一番新鮮なとこかなと思う。
E-1ではほぼ100%RAWで撮ってるのだが、それ以外のデジタルで撮るときはjpgなので、めんどくせーPhotoShopなんかでいじらないといけなかったのが、だいぶ楽になった(ま、そんなにいじってるわけじゃないんだが。技術もないし)。
特に収差の補正やデジタルシフトなどがjpgでカンタンに出来るのが良い。

カメラ上に傾けて建物を撮る必要があるとき、上が細っちゃうのがうんと気持ち悪いんだが、シフトレンズなんか持ってないのでデジタルで処理できるのはかなり嬉しい。
これはNikon E990で撮った例。

俺は...

男,49歳,ここは俺のカメラ趣味のブログ。
「え,まだカメラの機種にこだわってんの?」

Flickr

www.flickr.com
Powered by Movable Type 4.26

Twitter


フィルムを月に1本使うの会

Link


  • 本物の塾より分かりやすいかもしれないネット塾→>オンライン数学塾
  • aranjp.png

  • アラン先生のCD+本:しゃべって動く解説CD付き参考書です。
  • koko.jpg

  • アラン先生on Twitter
  • アラン先生の高校数学の参考書

    BlogPeople

    Counter

    2010年7月

            1 2 3
    4 5 6 7 8 9 10
    11 12 13 14 15 16 17
    18 19 20 21 22 23 24
    25 26 27 28 29 30 31