銀塩の最近のブログ記事

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本家ポラロイドも今年中に復活とのことだが,一足先に走っていたImpossibleプロジェクトの第一弾,PX-100とPX-600モノクロフィルムがとうとう発売された。夏にはカラーも発売予定。
ISOでなくASA600と書いてあるのがなんだか嬉しい。

Impossible プロジェクトのサイトを見てさらに驚くのは,前から話題には上ってはいたが,なんとかつてあった8x10,そしてなんと20x24も復活の具体的話! 8x10に関してはすでに製造機を移管し準備を進めているもよう。
20x24が復活すれば,またあのポラロイドおばさんが活躍出来るかも知れない。

しかし,ポラロイドが無くなると聞いた時に誰がこんな復活劇を想像出来たろうか。

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<PX-100のパッケージ超拡大写真>
日本語も書かれているのが嬉しい。

追加:日テレのニュースでも紹介された。

FOMA

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チェコ共和国の感光材料メーカー FOMA。近代インターナショナルが取り扱っているので大きな写真店なら普通に買うことが出来る。
フィルムはFOMAPAN,印画紙はFOMABROMやFOMATONEが有名。

一昔前まではなんとカラーネガ,カラーリバーサル等も手がけていたという。現在はモノクロ感材中心で頑張っている模様。歯科用のXレイフィルムでは国内でも需要があるのか,こんなところでも見かけた。
ヨーロッパのモノクロを主体とする感光材料メーカー。経営状況はどうなのか分からないが,ここも小規模でこじんまりとうまくやっているのだろうと予想。

なお,Tarningさんによれば,シートフィルムのArista EDU200はFOMAPAN200のOEM製品であるもよう。なおフィルムを月に1本使うの会の「世界のフィルムメーカー」にFOMAを追加しょぼい記事ではあるが。

ADOX

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page14_1.jpgドイツのADOXという感光材料メーカー。驚くほど歴史が古い。今そのメーカーが復活し,元気にモノクロフィルムやモノクロ印画紙,処理液等を製造しているもよう。
サイトを見てみると少量生産品を製造出来るようにするための努力のあとが見られる。塗布機は小回りの効きそうな小さなタイプ。経費をおさえて,完全なアナログ写真のために少量でも製造を続けられる体勢を整えたということが書かれている。

メジャーなメーカーがすぐに真似できることではないと思うが,段階的にこのようなビジネスモデルに移行する必要があるのではないかと思った。今のままの巨大なシステムで運営していたら,プレスト120のように製造不可になるのは当たり前なことなのだ。

ヨーロッパのモノクロ感光材料メーカーはみな同じようにうまくやっている印象をうけるのだ。見習っておくれ。なおフィルムを月に1本使うの会の「世界のフィルムメーカー」にADOXを追加しょぼい記事ではあるが。

カメラマガジン

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枻(えい)出版の高級?フィルムカメラ雑誌 カメラマガジンNo.12が明日16日発売される。
特集は「だから、フィルムカメラが大好き
11のスタイルが紹介されてる。その中に東京8x10組合連合会もあり !

これを見ているとフィルム各社が製品を縮小するなどないような...そんな錯覚に陥る。しかし現実はキビシイ。
が、しかしフィルムはまだまだ完全に実用品。これがないと生きていけない人が居る。立ち上がれフィルムユーザー、いやデジタル野郎どもこそフィルム1本持って立ち上がれ!!

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メンバー激増!

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フィルムを月に1本使うの会が今までになく爆発的にメンバーを増やしてます。今回またしても強力な仲間が増えた!
本当は「これからはじめるょ」と言う人にも参加して欲しいのだが,今のところすでにバリバリとフィルムを使ってらっしゃる方が比較的多い。
え,それじゃフィルムの消費は増えないじゃん と思ってしまうが,さにあらず。そういう強力な方々の周りには人が集まるから,刺激を受けた人がどんどんフィルムに関心を持ち始めているのだ。

また,当たり前のことだが,そういう方たちは単なるファッションで使っているわけではないから長続きする。従って,周囲の人にも極めて質の高い啓蒙をしてくれるはずなのである。

今回身近なところで起こったフィルムの販売縮小のおそれが,ここ数日のメンバー増加に拍車をかけたと言え無くもないと思っている。みんな心の中にそんな不安を抱えているのだろう。
(フィルムだ,デジタルだと騒ぐ前に何を撮るかが重要だ という議論はここでは置いておき),光をダイレクトに捉えて保持するこの稀有な感光材料を末永く生産してもらうためには,俺たちは使うことしか出来ない。

富士フイルムへの問い合わせに対して富士からいただいたメールに,

「フィルムを月に1本使うの会」のみなさまが、これからも素晴らしい作品を
お撮りいただくことを、心よりお祈り申しあげます。
とあった。今回メンバーが増えたのは上に書いたようないきさつもあるので,軽く苦笑いなのでR。
頑張って,富士よ,コダックよ,そしてヨーロッパのメーカーよっ!

なお,フィルムがなければ自らつくる...という路線も同時に進めていきたいという欲望もあるのでR。

光源

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今月のテーマ写真「光源」が失敗したと書いた。悔しいので方針転換。基本に立ち返り、「光のつけた跡」をダイレクトに得てやろうと思った。
コダックの今は亡きモノクロ印画紙を取り出してその上にモノを置いた。ハサミ、ワイン開け、チャッカマン...。それを直射日光に曝光。うーん、見事に跡が残るねぇ、太陽が刻み込んだ跡がっ!

その後も重要。現像なんかしない。いきなり定着。銀塩感材は光が当たれば潜像,つまり目には見えない極小の金属銀が出来るが、普通はそれを現像により目に見える銀へと爆発的に成長させるってことになってる。
でも直射日光に曝すこと30分、そのくらいしつこく光を浴びせれば銀は黒化してわずかながらも目に見える様になる。そうなれば現像不要でいきなり定着だ。かくして太陽という光源が刻んだ画像が出来上がった。

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まぁ早い話小学生が誰でもやる日光写真なんだけど...。
30分の間に太陽が動くので、不思議と立体感のある画像になったのは誤算だった。

次は、これを8x10のフィルムフォルダーに入れて普通に撮影してみよう。上と同じ様に現像無しで像をつくるとなればISO感度10のマイナス6乗くらい(俺計算)。晴れた日の風景でf5.6の36時間くらいの露光になる。これはちょっとキビシイか。まぁやってみなければ分からない。
あ、その前に普通のフィルムでやってみるか。1/4位の時間でいけるかもだ。
...暇過ぎ

富士のサイトにやっと掲載されました。ヤキモキしすぎる俺がアホなのか,そういう人たちをほおっておく富士に気遣いが足りなさすぎるのか。

考えてみれば今までだってこんな調子だったのかな。今回は何故か気になってしまった。
ついでにどのくらい俺たちが使用量をもどせば復活してくれるのかもアナウンスしてみよ!
ローライブランドのRetro100のブローニーを処理し終わったのだが、この季節で空気が乾燥していることもあって、仕上がったフィルムはくるくるりんくるくるぱーだ。
スキャンして見せてやるベぇとエプソンのホルダーに挟もうにもイライラするくらいカールしてる。
ガラスに直接乗せてしまっても、Retroはその名の通りレトロな銀粒子を使っているので乳剤面はデコボコだから、干渉縞は出にくいからまぁ許せるのでRが。

...こんなことを今書いていたら、前にもこのブログに書いた気がして、調べてみたらここにあった
ほとんど同じで進歩していないではないかっ。

では前回書かなかったこと。ローライのサイトに行ってレトロの能書きを見ると「裏面:ノンカーリングコート」と書いてあるが、少なくとも俺の使ってるロットのブローニー(けっこう前のやつだが)にはバック面には何も塗られていない。ウソツキである。
カールバランスをとるためバック面にゼラチンだけ(無色透明)を塗ることがあり、それをノンカーリングコートと言うのだろうが、それがない。

このローライのブランドのフィルムはefkeやmacoやアグファなどで製造されたものらしい。よく分からないけど品質は確かなもよう。モノクロフィルムの需要なんて減る一方だと思うが、その減り方に歯止めがかかって一定の量の生産を続けられる様に願う。小さなメーカー達が続けていけるくらいの量をなんとか頑張って使いたいものだ。
さぁ、キミもデジタルばっかしで撮ってないで、まずはフィルムを月に1本使ってはみないかっ!
今俺たちはフィルムを残す役割を担って写真を撮る唯一の時代に生きているのだからっ。
 ..ま、そんなに力まなくてもフィルムは絶対に無くならないとはおもうけど。

ところでFranke & Heideckeは破綻したあと、救済が入ったという話を聞いているが、どうなったのだろか。
ちゃくちゃくと上がって来てます。フィルムを月に1本使うの会のメンバー自己紹介。※サムネイルをダブルクリックすると自己紹介文が読めます。

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この夏にフィルムを始めた人から、プロまで、多彩。
俺の故郷は福島です。福島の英雄と言えば野口英世博士。
猪苗代町にあった野口英世の生家は、古くから野口英世記念館として福島県人で訪れたことが無い人がいないくらい有名な場所。その記念館に20年ぶりに行ってみた。
なんと言っても有名なのは、幼い時に落ちて左手に大火傷を負ったという囲炉裡。そして英世が医学の道に進むために上京する際、決意を床柱に刻んだというその跡。

Ektar096.jpg俺の記憶が正しければ、二十数年前の生家は茅葺きの屋根を守るため、すっぽりとそれを保護する屋根に覆われていたはずだ。今はそれが取り払われ、その代わり茅葺きの屋根の数メートル上に平らで重厚な雨よけがもうけられた。だから生家はオリジナルの姿に近い形で見る事ができる。

千円札の肖像画になったことも影響していると思われるが、記念館の資料室はだいぶ立派なものになっていた。なんと、しゃべって動く野口博士の人形が置いてある。生きている人間のように微妙な表情の変化も表すそのロボットに隔世の感あり。

さて、本題である。資料室に置いてある一枚のポジフィルムに目が止まった。にこやかな顔の野口博士がやや彩度は低いけれどしっかり写っている。ちょっと古いリバーサルフィルムのように見えなくもない。オートクロームとある。
Ektar097.jpgオートクロームとは1907年に市販された世界初の商業カラー写真らしい。詳しくはこちらにあるが、一言で言えば、RGBをモザイク状に配置したカラーフィルターを作り、その上に乳剤を塗布して露光。反転現像したあと再びそのカラーフィルター越しに見ればポジのカラー画像が再現出来るという画期的な発明だ。
なんとこれは今のデジタルカメラの主流であるベイヤー型の基本原理ではないか。オートクロームはそのコストと、不便さから使われなくなり、次第に今のフィルムのような垂直方向に色を記録する方法に取って代わる。
デジタルの時代になって、水平方向にカラー情報を分布させるオートクロームの方法がベイヤーによって復活するとは発明者もあの世で驚いているのではないだろか。

さて、野口英世のこのオートクローム写真、1914年にアメリカで撮影され、博士の田舎の恩師に贈られたそうだ。その博士の新らしもの好きに感心するし、猪苗代町の田舎の人の驚きはいかばかりであったろうか。

そしてさらに、博士の愛用した理化学機器も展示されていたのだ。その中でも特に重要なのが細菌研究にはかかせない顕微鏡。そしてその上に乗る写真撮影のためのキャビネサイズと思われる蛇腹暗箱のホルダー部分にはERNST LEITZ WETZLARの文字が。うかつにも顕微鏡のメーカーを見るのを忘れたのだが、これもライツに間違いはないであろう。
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偉人達の記念館を訪ねた際良くみると、必ず写真関係の発見がある。これからもちょっと注意してみて行こうと思うのでR。

追記:非常にナイスなタイミングなのですが、ベイヤー素子の発明者、コダックの研究員だったBayer氏が、その発明に対して王立写真協会のプログレスアワードを受賞した模様。今世間にあふれるデジカメの基礎を作ったことが評価された。これはCCDの発明者がノーベル賞を受賞した事とも関係しているのかも知れない。
となればオートクロームを発明したリュミエール兄弟はもっと凄いということになるかも。ちなみにリュミエールとはフランス語の「光」であって、偶然であるが凄い名前だ。俺の住んでるアパートの名前もルミエールなのでR。素晴らしいではないかっ!

フィルムを使う

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フィルムを月に1本使うの会というのは、俺が自分の写真ノルマを果たすために約2年前にシャレでこのブログに書いてみたのがきっかけでしたが、長く頑張ってみるものでなんと今日の時点で賛同者23人。何に魅力を感じてくれたのか分かりませんが、ありがとうございます。

デジタルが断然有利な写真のシーンは多いが、撮影する行為自体、カメラの愉しみ、そして実体として残る作品等々考えると、フィルムは絶対になくなってはイケナイものであると感じる人が増々増えていると思う。
インスタント写真の世界であのポラロイドが復活したように、ユーザーの活動がメーカーを動かすことがある。フィルム各社がかつてのようにラインナップを増やしてくれるまでがんばろうではないかっ!(^^;)
フィルムじゃないとダメというのは、各方面のプロの世界にはけっこうあるようだが。

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先月高尾山で行われたフィルムを月に1本使うの会の撮影会のひとこま。
Save Polaroid Japanのサイトで、TIP工場での新しいフィルムパッキング工程の映像がアップされてる。
すばらしい!

去年、ポラロイド社から製造終了の知らせがあったときに、この復活を想像した人が何人いただろうか!
知らなかったのだが、THE IMPOSSIBLE PROJECTなるプロジェクトでポラロイド600フィルムが復活する気配。
メーカーが直接再生産するのではなくて、きっかけを作った1人は言ってみればポラロイドのファン。そしてもう1人は元ポラロイド社の社員で、本来はそうした復活の動きを止める役目を負わされた人物だったらしい。ところが出合った二人は意気投合。ポラロイドフィルムを継続させる決意をし、インポッシブルという会社を設立。ポラロイドのオランダ工場の設備を買い取り、元ポラロイドの技術者を集めて1からフィルムの製造を始めるプロジェクトをスタートさせたらしい。

こんどのアサヒカメラに記事が載るらしいが、上のリンクからもpdfで読める。
さて、今後どうなるのであろーか。これによって再び銀塩が見直されるなんて甘いことは起こらないであろうが、嬉しいニュースには違いない。
上のサイトは以前から署名活動を続け、フィルム各社にオランダ工場の買い取りを進言してきた。富士などはそっけなくその要請を断ったと記憶しているが、地道に活動を続け、間接的ながらもそういったユーザーの声が絶滅しかけた1つのフィルムを救ったということはとても素晴らしいことだ。
デジタルはデジタルでどんどん伸びて欲しいとは思うが、銀塩やそれ以前の文化も無くしてしまうにはあまりにもったいない。
銀塩やそれ以前の映像の文化をもっと知って味わい、その素晴らしさと面白さを若者はもちろん、分かった風のことをほざくジジぃ達にも伝えて行かねばならんのであーる。

Legacy Pro B&W

おなじみFreeStyleでLegacy Proという見慣れないモノクロフィルムが売られてます。
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日本製と書いてある。調べてみると100の方はFujiのAcrosかもしれないというウワサ
ウワサの後半にもある通り、Massive Dev Chartで見てみると、多くの現像時間がAcrosのものに一致するからおそらく間違いないのだろう。生フィルムを見てみれば一発で分かると思うのだが。

ISO400もあるが、これはPresto400なのだろうか。同じくMassive Dev Chartをざっと見た限りではだいたい一致している模様。
良く知らないのだが、Fujiのフィルムがこういう形で売られることはあるのだろーか。

36枚撮りが$2.79, 100ft缶が$32.99でそこそこ安い。すでになくなってしまった富士の長巻きだが、これでまた使えるとなれば非常に嬉しい。今度大判フィルムを買うときこれらも合わせて買ってみよう。
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乳剤番号がいかにも富士のそれっぽい(?)

銀の色

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現像処理したモノクロ銀塩写真の黒は、フィルムも印画紙も金属銀が作り出す黒だ。金属なのに何故に光ってないのか..?という疑問は誰でも思うことで、それは現像された銀の表面が平でなく微細な構造を持つ(フィラメント状)ので光が乱反射して黒く見えるのかなと予想するが、そう単純な話でもないんだよ、お兄さん。ということを聞いた記憶がある。

モノクロプリントした銀塩の画像は黒なのだが、黒にも色合いというものがあり、茶色寄りの黒と青よりの黒がある。ニュートラルな黒は純黒調、茶色よりの黒は温黒調、青よりの黒は冷黒調と呼ばれ、最終的に印画紙に焼いたときの色味は重要なファクターの1つとなり、モノクロ写真ではこの黒の色調が印画紙選びのポイントにもなるのだ。

これら銀の色調は印画紙だけで決まる訳ではなく、組み合わせる処理液によっても変わってくる。化学的方法で積極的に色を変える調色という手法もポピュラーだ(俺は試したことがない)。

さて、印画紙に色があるならフィルムの画像にも色があるはず。考えてみれば、このフィルムの銀の色というのは今までの「プリント」を前提とするコンベンショナルな写真のシステムの中では無視された存在ではないかと思う。プリントではネガがつくる画像の明暗だけが印画紙へ伝えられる情報で銀の色は何の情報も持たないから。
しかし、フィルムの銀もちゃんと色を持っていて、気をつけて良く見ればフィルムの銘柄によって色が違うのが分かる。特に乳剤面側から反射光を見ると、ベースの色味に影響されずにその色がわかる。けっこう茶色っぽいのもあるのだ。
直接透過光で銀の色が分かる用途、レントゲン写真などではこれが問題になることがある。ベースフィルムに色を付けるのは色々な理由があると思われるが、1つにはこの透過光の色調が気になる用途においてそれを調整する目的もあるもよう。

さて、フィルムを紙に焼かずにスキャナーでスキャンするという、銀塩写真の愛好家にとってはおぞましい行為を繰り返す俺だが、フィルムの銀の色を無視しないという点においてはメリットがあるかもしれないと思ったのだ。もちろん取り込んだその色が絶対的意味を持っているかと問われれば「はい、環境によっていくらでも変わります」としか言いようがない。しかし、今まで仕上がりのプリントの色味しか云々されなかった状況に対して、フィルム自体にも色があることを味わうのもまたオツではないか。
ただ余計なパラメーターが増えただけかもしれないのでRが。

これからもモノクロフィルムをカラーでスキャンしよう (それよりも紙に焼けや→俺)。


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Rollei Cord V, T-MAX100, D76 1:1

プリント

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例えば4/3Rumorsを見るだけでも、早くもE-P2だとか2機種出るとか、パナソニックからも2機種だとか...。
デジタルカメラにおいては、常に未来の製品が語られる。現行品過去の製品は既に価値がない。とっくにデジタルカメラの市場はパソコンと同じくらいのペースで世代交代し、ちょっと古い製品は粗大ゴミのように扱われる、そんな流れに確実に突入した。
カメラ好きの間でもさすがに疑問を持つ人が増えて来て、方々でその違和感がささやかれている気配だ。こうなってくると良識ある大人は撮ることに専念し(写真機なのだから当たり前なのだが)、また表現することに集中する。

さすがの俺もそうしたくなってきた。

プリントを真剣に考えてみよう。

まずはインクジェットプリンタと、各種出ているバライタ風の紙でどの程度のものが出来るのか。実は俺、判断基準を持たないのだが、試行錯誤して自分の目で見て判断してみたい。
また印画紙に焼く練習も(おいおい今頃かよ)。どちらも時間が限られている。人様に見せられるレベルになるのか。8月の末までには形にしたい。
印画紙のファインプリントの世界、とんでもなく奥深い世界のようです。勉強させていただかねば。

引いた画

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先日、新宿のマップカメラの地下で昭和の東京 路上観察者の記録を見つけたので買ってきました。
路上観察学と言えば赤瀬川源平さんを頭とする<街の超芸術>を探し出す会である。22年間メンバーが世界の街を歩いて探したちょっとおかしなモノを、今回は東京で見つけたものに限ってまとめたものだ。いわば路上観察学会の原点と言える作品の集まりだと思う。
路上観察の成果はカメラに収めるものであり、そして赤瀬川さんと言えばクラシックカメラに造詣が深い方であるからこの本は写真好きが楽しめる本にもなっている。ただしカメラがどうだ、写真がこうだという話は一切ない。

さ て、この本の主題である「東京の街にかつてあったおかしさ」。かつての街にそんな面白さがあったのは、あとがきでの建築家藤森さんの言葉どおり、職人が 1つ1つ手仕事で仕上げる文化が残っていたからだろう。いや文化なんてものじゃなくて、そうしなければ単に必要なものを作ることが出来なかっただけだった と思われる。しかし結果としてそれが文化となった。
なぜならそれ以降、俺の記憶に残る時代以降は、工場で大量に作られた均一な素材を使ってどこも かしこも同じものが作られ、さらに具合の悪いことに「どの店でも同じサービスが受けられる」という謳い文句のもとにアメリカからコンビニエンス的、ファー ストフード的均一文化が流入して世の中がアッと言う間に金太郎飴化した。一瞬オシャレでステキだと思ったが、今となってはそんな文化に辟易している日本人 は少なくないに違いない。

手作り文化の微笑ましく、そして直接知らなくても妙に懐かしく興味深いのは、1つ1つ手仕事で仕込まれたものが放つパワーによるものなのだろう。歩いていてそんなオーラを感じたらカメラを向けずにはいられない。

さて、学会員の1人、昔はよくテレビにも登場した南伸坊さんがあとがきでとても良いことをおっしゃっていた。

しかし、写真というものは見事なものだ。まだ光り輝く前のモノも、そのころ慌てて定着しようとしていたモノの横に、いっしょに写っていて光りだしてくる。
写 真はアップだけではダメだ。引いた画も撮っておくべきなのだな、とそういう時に思う。何を撮ったのか撮りたかったのかが分かる写真も時におもしろいけれど も、時の流れのうちに変質していくもの、時が過ぎることで価値を重ねていくものを写すのは、むしろ無造作に撮られた写真なのである。
十数年前に撮った写真を久しぶりに眺めたとき、狙った被写体そのものよりも、期せずして写っていた周囲のよけいなものに感心するという経験は少なからずあるのではないだろうか。
まさしく写真というものは不思議なもので、時間の経過により醸成される絵というものがある。本当は見る側の心が変わっているだけで写真の方は不変なのは言うまでもないが、そんな錯覚を覚えさせる力が写真には確かにあると思った。
フレームいっぱいに迫力ある画像を入れたいから近づきすぎていた。引いた画を撮っておこうではないか。

いつの日にか、今記録したメディアが世代交代し、引き出しの奥底から何十年ぶりに出て来たコンパクトフラッシュがおいそれとは見られないなんていう時が必ず来るはずだ。
そんな時でも銀塩写真はダイレクトに画像を我々に見せつけてくれる。ああ、なんと銀塩のすばらしいことか!

...さて、9月の写真展のために東京をどう撮るか実は考えているのである。カメラを買っている場合ではなくなって来たのである。

写真を撮るか

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「撮るヒマあるならカメラ買え!」をモットーとしていることになってる俺だが、実際はろくに買ってない。月に最低でも1個くらい買えばそう言っても良いかもと思うが、実際の俺は中途半端である。

さて、もうじきオリンパスからマイクロフォーサーズが出る。4/3Rumors, ズイコーフォーサーズあれこれを初めとして各所で盛り上がってきつつある。よいことだぉ。
とりあえず今年前半のお金が尽きて、後半の資金の調達がまだなのでおいそれと新しいブツを手に入れるわけにはいかない俺だ。もう前から何度も書いているが「おっ!」と思うようなデジタルカメラはあと2年は出ないことになってるので(厳密な裏付けによる俺の予測による)、それまでのしばらくの間出てくるデジカメは、本筋から外れたギミックでお茶を濁すデジカメになるのは間違いないのでR。だからそれらを買う予定は既にない。

考えても見よ、今オリンパスフォーサーズユーザーを幻惑するペンタックスのK-7だが。
...忘れもしないK10Dが出たときの驚きを。これは素晴らしいカメラだと思ったのもつかの間、今となってはすっかり忘れ去られたK10D(まぁ良いカメラだったことは確かだが)。
あと2年経てばK-7も間違いなくそうなる。E-3もそうなりつつあり、今度出るオリンパスマイクロフォーサーズ1号機もそうなるのは時間の問題なのである。
そんなこと気にしてたらデジカメは買えなくなっちゃうから、じゃんじゃん買えば良いのだが、ちょっとペースが速すぎておじさんは飽きて来た..というのは既に何度も書いた。

やっぱりじっくり使っていつまでも面白いカメラは、ライカとかハッセルブラッドとか大判カメラの類いだ。 まぁオリンパスやニコンでも良いんだけど、どうせなら30年前は欲しくても買えなかったカメラ達を手に入れたい。今のデジタル一眼並みの値段で、しかもかなり綺麗で実用十分なのが買えるのだから楽しすぎる。

ライカもハッセルブラッドもそれぞれ80年、60年とずっと一線で活躍するカメラを今も作り続けているというのがさっさとデジタルに切り替えてしまった日本のメーカーとの違いだ。特にハッセルブラッドはデジタルになってもボディは歴史あるメカをそのまま生かしている。スゴいではないか。今のボディにデジタルバックだって着けられる(マミヤもそうだが)。

3年後にゴミになるカメラを短期的な満足感を満たすために買うよりも、ちょっと大人になって休日をゆっくり楽しむカメラを手にした方が気持ちがリッチになると思うのだ。
俺に残された写真を楽しむ時間は長くても30年。ハッセルや大判カメラであくせくせずに写真を楽しみたいものである。
..さぁ、次はハッセルか。SWCが欲しい...
 
とまた同じようなクダラナイほざきを書いてしまった。
アナログとデジタルにまつわる話で、数日前に腕時計について書きましたが、今度はレコード。
こんな製品があるのだな! ちょっとドキドキしたぉ。VRX-2000。ほすぃ。

129万円と大変お安く、これは個人でもレコードがカッティング出来るというモノ!!! 素晴らしすぎ。カッティングマシンと言えばたしかノイマンのSX70。上のリンクにもある様に軽く1千万を超えるブツらしい。
このVRX-2000はダイレクトにビニール盤にカットするだけで、量産するラッカー盤をつくるレベルのものではないとのことだが、軽自動車+αくらいの値段で、普通のレコードプレイヤーより一回り大きいくらいのコンパクトなカッティングマシンが買えてしまうというのがなんとも楽しいではないかっ! とても贅沢な趣味が出来そう...。やや詳しい解説はこちら
もちろん俺は買えないから学研の大人の科学の付録でたのしむのだぉ。

100万円で乳剤が調製出来てキャビネ幅くらいで塗布してくれるホームフィルム製造機が出たらスゴいんだけどと思ってみた。富士やコダックがフィルム販売をやめても何も恐くないお!
デジタルばっかりやってるとフィルムが恋しくなる。フィルムをやってみると自分で処理したくなってくる。自分で処理するとより古典的な手法を知りたくなって来る...ってことになる。

写真のはじまり物語 安友志乃著を読んでみてる。主にダゲレオタイプ、アンブロタイプ、ティンタイプという銀塩写真の歴史を豊富な実際の作品とともにその時代背景やファッションなどについても書かれており、遥か銀塩写真の黎明期に思いを馳せることが出来る素敵な内容。本の装丁もお洒落です。

歴史の知識が全くない俺は19世紀中頃のアメリカと言えば、昔懐かしいテレビドラマ「大草原の小さな家」や映画バックトゥザフューチャーの西部開拓時代のシーンが思い起こされる。まぁだいたいあの時代だと思って良いだろう。そんな時代の技術屋や写真家の情熱と工夫がもとになって今俺たちが写真を楽しめるわけだから、感謝するには大変良い機会と言えるだろー。
デジタルカメラにあれやこれやくだらない注文をつけている自分が小さく見えて来るよ。

さて、デジタルと違って自分の手でなんとかなるのが古典的手法。銀塩だけでなくサイアノタイプやプラチナプリントなど(中身は知らず)魅力的なオルタナティブな手段もある。あまり難しいこと言わずにこれらを試してみたいと思う。
電気やコンピュータからたまに離れて、直接音や光を感じて記録する古典に触れることはとても大事で、子供達の教育にも多いに取り入れるべきだと思う。
なによりワクワク感があるのがいい。

再びスキャン

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どうも今ひとつスッキリしないので少し試してみた(ヒマだな)。

まず、E-3のRAW現像を別なソフトでやり直してみた。やっぱりGimpのUFRawでの現像はデフォルトでは眠いことが分かった。等倍で真面目に現像することなんかほとんどないので知らんかったよー。
さて、そんなわけでどのソフトでどうやったら一番シャープに見えるのかも良くわからない俺だが、適当にいじってまぁそこそこシャープに見える設定で現像してみた。
crop.jpg
以下は赤い部分の100%クロップ画像

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何もいじらないUFRawがこれ。1つ下の書き込みのE-3画像はこれと同じ。ちょっとボケボケでこれではE-3がかわいそうだ。我ながらアホだったぜ。

A2105477cmaster.jpg
オリンパスマスター2。シャープネスを少し過剰にかけてみた。ある程度離れてみればこの程度もあり。

SilkyPixでも試してみたがほぼ同じレベル。Light RoomやAperture等の高価なソフトは持ってないので試せない。でも大方こんなもんだろ。
さて、我らが8x10を1つ前の書き込みよりも高解像度でスキャンしてみたらどうなるかを試してみた。

小さいのに頑張る

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写真の魅力の一つは高解像度、シャープさ、クッキリさ だと思てる。
大人な俺だから、ボケ味や色味や諧調や気持ちの良い収差等が与える良い影響も分かっているつもりだ。が、しかし写真の魅力の1つがハッキリクッキリであることは最も大事なことだと俺は思てる。

ひとつ前の書き込みで、E-3の等倍画像を載せた。UFrawという普通はあまり使われない(実はいろいろな現像ソフトのベースになっているらし)ソフトでの現像だし、シャープネスを意識してかけているわけではない。
もっとおなじみの現像ソフトで最適なシャープネスかけてみたらどうなのょ、という気持ちもあるので、いずれやってみる。パッと見の解像感はもう少し上がると思う。


それから、8x10の処理結果の方は期待していたほど解像感が高くなかった。これが8x10の実力とは思いたくない。
今回の処理はミクロファインでの標準現像で、粒状性はかなり微粒子に仕上がっているはず。しかしミクロファインのような微粒子現像液というのは一般的にシャープネスに欠けると言われる。その上、今回の現像はJOBOによる連続撹拌を行ったので、いわゆるエッジ効果はまるで期待出来ない。
(フィルム現像のエッジ効果については、Tokyo-Photo.netのこちらのページの後半部分に分かり易く書かれてるぉ)。
仕上がったフィルムはエプソンスキャンで取り込んだが、その際シャープネス「弱」をかけてみた。シャープネス無しと比べた感じでは特に強くエッジを強調するレベルではない。
そういう意味では今回の8x10の現像の方も解像感は控えめに処理されていると考えて良さそうだ。
それからさらに言い訳をすると、昨日の撮影は風が少し吹いていた。5倍のルーペでピントを合わせたがピントグラスに映る像は細かく振動していた。1/15というシャッタースピードでは微細なブレが発生し解像度が甘くなっているかもだ。
いずれにしても次回はデジタルの方も、フィルムの方も解像度の限界に挑戦してみようと思うのでR。

さて、俺が使ってるデジカメの解像感の話。こと解像感に限ってみれば、今更言うけれど4/3には限界を感じていた。
ところが、オリンパスとパナソニックの絵作りを「解像感」という観点で見てみると、同じ4/3でありながらちょっと違う。良く言われるのがオリンパスはボケボケ、パナソニックはクッキリだ。ローパスフィルターの特性の差ではないかと言われている。
DPreviewの解像度チャートの撮影結果を見ても、明らかにG1の方がE-520より優れているし、G1は他社のAPS-C機よりも良いかもしれないというレヴェルだ。

また、「デジタル一眼を比較してみる」というとても素晴らしいサイトのこの記事この記事を見ると、G1の解像感の素晴らしさが良くわかる。D700と比較しても劣らない感じがするではないか! まぁD700とG1で使っているレンズが当然違うからその要因も大きいかもしれないが。
前者の記事で「水の科学館」の壁のレンガ部分を見てみると、G1の画像にはモアレが出ていることからもローパスフィルターの周波数はかなり高めに設定されているのではないかな(オリンパスも真似せよ)。

ってことはチューニングの仕方によっては、まだ4/3は解像感を上げることが出来るわけだな。ちょっとうれしい。そして当然大きなセンサーならもっと良くなるということだし、将来必ず一般化するであろう非ベイヤー撮像素子でローパスフィルターいらずとなれば、中判センサーどころか35mmサイズでも大判並みの解像度が得られる時が意外に早く来る気がする。

まぁ仮にそうなったとしても大判の魅力は衰えないけどっ。

Fuji GF670 22万

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富士フイルムからリリースされたもよう。期待したことは何も起こらなかった。
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5,000台限定で店頭価格22万円くらいだとか。なんだ、限定かよ。
これでは「フィルム最後の記念に一発出しました」 で終わってしまうではないか。どうやら富士は本気でフィルムをやっていく気力がないな(あたりまぇか)。

やっぱりフィルムを残すためには俺たちユーザーが頑張らねばいけないと思ったのでR。

さて、はじめ30万と言ってたのが22万なら富士も頑張ったということなのだろう。
しかしたとえ実売19万8千円としても、うーん、俺はホシイぃとは思わない。それだけ出せば中古でもっと魅力的なカメラが交換レンズ付きでいくらでも買えるから。まぁ中古の値段と比べられちゃ富士もかわいそうだけど。

それなりに質感のある中判蛇腹カメラを12万8千円で出してくれたら、おっ!と思うのだけど、まぁ冷静に考えればいくら安くても中判フィルムカメラがヒット商品になってフィルムが再び売れる...なんてことは起こらないだろから、富士も本気にはならないわな。

新しい中判カメラはDiannaでガマンしとくか。
今月(1月)はPORTRA160をナガオカ4x5で使った。あと数枚撮って現像に出すので結果はまだ。
今月と来月にかけては8x10でPROVIAACROSを使おう。

モノクロの現像用にJOBOを手に入れた。これだと普通に使えば連続撹拌になるから、いわゆるエッジ効果は期待出来ない。慣れてきたら皿現像かまたはJOBOタンクに液をいっぱい入れて、time@さんに教えていただいたPyrocat-HDやRodinalの超希釈現像なんかも試してみたい。

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冷蔵庫からちょっくら出してきたフィルムたち。下の2つが8x10、 白い袋はRolleiのRetro100だ。
朝、いつも奥さんが先に起きる。それになんとなく気づき、うとうとする中で見る夢は「お告げ」的なものがよくある。
死んだ親が何か言ってるとか、仕事に関する気がつきとか(ヒラメキというまでには至らない)、目覚めたその瞬間はスバラシ!と思うけれどもすぐに忘れ去ったり、仮に後で思い出すことがあってもそれはくっだらねーことだったりして得る物は実はあまりない。

で、今朝のお告げは「なぜにお前は銀塩でこんなにたのしめるかー....それはデジタルが普及したからなんだぞーぉ!」というものだった。
今更言う事でもないが、俺みたいなものでも一昔前のプロのような道具を持てるのは、デジタルが普及したおかげで銀塩の道具がアマチュアからもプロからも不必要とされて、その結果機材がちょー安く市場に出回る様になったからだ。
今の俺は数日前からの書き込みにもある様に、デジタルに対して「飽きた」とか「つまらね」とか後ろ向きの気持ちばかりなのであるが、どっこいあんたが楽しめるのはその他ならぬデジタルのおかげなんだよ、忘れんな! 的お告げだったのである。

このジレンマに俺はどう立ち向かえばいいんだっ?! (まぁ普通に喜んで安くなった銀塩買えばいいんだけど)。
方々でウワサされ始めたオリンパスの新しい機種。なんでもマイクロ4/3登場の前に何か出て来るということがささやかれている模様です。

俺は4/3ファンだから応援したい気持ちは変わらないけど、なんだか正直言ってあまり興味無いな。ちょっと飽きて来たぉ。
今年は何か出てもきっとつまらん機能を付加する程度で、「おっ」と思うような面白いことはない気がする。
まぁオリンパスのデジタルはいつも基本的には「おーっ!」って大興奮するようなビックリは無くて、あとで振り返ってみて「あれは確かに今までになかったカメラだった」というのが多い。地味だが質実剛健というところかな。

前に何度か書いている「デジタルでしか出来ないワザ」を詰め込んだカメラが登場するのはまだ少し先の気がするので、今年はフォーサーズ機への面白くも無い機能(俺にとって)の付加と、みんなが期待するスマートなマイクロ4/3のボディの登場ってところだろう。
ま、代わり映えしないってのはオリンパスに限った話ではなくて、ニコンもキャノンもソニーもペンタもおおかたそうだろうと思う。フィルムを撮像素子に置き換えた1眼レフのスタイルが定着し、付加機能でチマチマあそぶ製品が登場する時期だ。
景気の問題もあってあまり思い切ったことはやらない予感(だからこそ皆をアッと言わせてほしい気もするけれど)。
きっと面白いのは来年以降になると俺は見るのある。

だから今年はフィルムで思いっきり遊ぶのであーる。今まで気づかなかったフィルムの面白さを様々なフォーマットのカメラで楽しむ方がずっと新鮮で100倍楽しいのでR
おお、けっこうカッコいい。出るべくしてで出たという感じの製品。すでに同じ方式のプリンタのみは出ていたが、カメラと抱き合わせた。
既にタカラトミーがシャオで実現していたが(俺はこれをデジカメジン主催のデジカメオブザイヤー2008に2位に推した)、いよいよ本命が出て来たというところだ。

ポラロイドにすれば、先にやられちまったぁーという感じだろう。LeicaがEPSONのR-D1に先んじられたのと同じだ(^^)

それにしても、以前のポラロイドと同じく画面の下にペンで書き込むスペースがあるものの、サイズが2回りくらい小さい。これでは外見でさえ600フィルムの代替にはなりえない。
ポラロイドユーザーの溜飲を下げるには、やっぱり600フィルムを復活させるしか無い。そのために富士よ、「知らね」などと冷たいこと言わず、銀塩文化存続のためのグローバルな使命としてポラロイドの工場を引き継ぐって出来んもんかね。

銀塩写真を守れ

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1月10日の毎日新聞夕刊の1面に「銀塩写真を守れ:映像のスローフード」という記事が出ていた。
ネットでも読める

フィルム(スライド用も含む)の出荷本数も減少の一途だ。07年実績は8670万本。03年(3億1028万本と比べて1/4近くに落ち込んだ。
..中略
企画者の一人で写真家の平間至さんは「フィルムメーカーに生産ラインを維持してもらうためには、一般消費者のファンを増やす必要がある。フィルム写真の楽しさを伝え、企業を応援したい」。
全くその通りで、たしか前にも書いたけれど、フィルムの製造設備は非常に大掛かりだから、いちど生産ラインを閉じたら二度と復活出来ないと思われる。
ところで、写真感光材料は一般用途以外にも産業用(放送映画用フィルム、印刷グラフィックアーツ用フィルム・印画紙、マイクロフィルム、医療及び工業用X-ray写真用など)があるが、それらも主力はほとんどデジタルになっているんだと思う。

上の記事にある「1/4近くに落ち込んだ」というのは我々が使う一般用途のフィルムのことだから、感光材料トータルで見たらどれほど減少したことか...。想像だが、産業用に膨大なフィルムを使っていただろうから、その分野がデジタルになっているとすれば落ち込みはもっと激しいと思う。

となると、かなりの製造ラインが既に縮小されていることが予想される。銀塩の乳剤製造設備や塗布機が完全に無くなってしまうのはまだ先の話だと思うが、各メーカーともその設備が「最後の一基」...となるのは時間の問題だろう。
印刷用や医療用のフィルムの減少は我々の力ではどうにもならないんだから、俺たちが必死になって頑張ってもだめなんじゃない?と思ってしまうが、きっとそうでもない

印刷や医療用等の産業用フィルムはモノクロだ。モノクロフィルムの製造機と一般カラーフィルムの製造装置は異なるのが普通だから、産業分野のフィルムが無くなったとしても一般用のカラーフィルムの需要が無くならなければカラー用の製造機は残る。カラーフィルムの製造機でモノクロフィルムは作れるから、カラーネガもリバーサルも、モノクロフィルムも俺たちは楽しめるハズなのであーる。

さぁ、そこのデジタルばっかのお兄さん、デジタルなんてすぐに飽きちゃうよっ。皆でフィルムを使おう、プリントして印画紙で写真を眺めよう!。35mmフルサイズだぜっ! それに飽き足らなければブローニーがあるぜっ。6x6なんてちゃんとスキャンするとD700もびっくりだぉ! ボケが比べ物にならないよ。 シノゴもバイテンもあるよ! 高貴な趣味を楽しもうよっ!

それから、海外のIlfordやMaco、Efkeなどが頑張ってくれてるが、どのメーカーもカラーネガ、カラーリバーサルは作れない。こればっかりはフジとコダックに頑張ってもらうしかないのだっ!
8x10で撮影するためには準備が必要だ。今、それを着々と揃えつつある。揃うまでに、あれやこれや考えるのがまた楽しい。

(1) ピンホール:フィルムがデカイということは、ピンホールでも余裕がある。
その昔、35mmサイズでピンホールカメラをつくったことがあったが、出来上がった絵は期待はずれでしょぼかった。
8x10のA4サイズに近い原板なら迫力があるというものだ。

(2) サイアノタイプ鶏卵紙プラチナプリントなどで遊べる(銀塩以前の技術)。
フィルムがデカイということは、コンタクトプリントでも見栄えがする。上に挙げたオルタナティブプロセスは、みな感度が低いので引き延ばしには無理がある。
だからこれらの処理は8x10にはもってこいだ。そしてこれらを楽しめるということは、手作りでも画像を残せる貴重な体験が出来るということだ。

数日前にも書いたが、文明の野蛮人にならないためにも、デジタルばかりの今だから見直せる文明を体験しておかねばならないっ。

さて、銀塩のことをちょっと真面目に調べてみると、印画紙の品数にしろ、大判カメラの情報にしろ、上述のオルタナティブプロセスの情報にしろ、圧倒的に欧米は豊かだ。
前に調べた赤外線写真の情報もしかり。はるかに情報が多い。
日本にも熱心な人たちは沢山いると思われるが、欧米に比べたら層は薄い。ライカを追い越して以来、メーカーのつくるカメラのハードにはめっぽう強い日本だが、写真の文化となるといきなり心細くなるのはなんとも悲しいではないか。
何度もしつこいが、写真文明において最も野蛮人なのは我々日本人かもしれないと思ってみた。
 バイテン手に入れて、まだ撮ってもいないのにちょっと調子に乗ってる俺だ。

街のカメラ屋

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仕事で町田に用事があったのでヨドバシカメラに寄ってみた。
明日やってくるはずのタチハラ8x10用に、フィルムとフィルムフォルダーが置いてあったら買おうかとも思っていた。
が、しかし、訪れるたび銀塩関係の売り場が縮小しているのを、いまさら騒いでもしょうがないとは思いつつも、今日見た店内の銀塩衰退ぶりにはかなり悲しくなった

まず、少し前には置いてあった8x10のフィルムが全くなくなっていた。当然木製のフィールドカメラの展示もない。だからフィルムフォルダーなんかあるはずもない。4x5のフィルムはわずかな種類が各1個ずつ棚に並んでいるだけだ。買い置きさえも出来る状況ではない。35mmフィルムも、120フィルムもなんだか元気がない展示だ。
現像タンク、現像薬品、引き伸し機、印画紙などいままで棚が数列あったコーナーが、なんと1つの棚にまとめられてしまっているではないか。パッと見で以前の1/5の規模になってしまった印象だ。
...まぁデジタル全盛の世の中で、銀塩が売れないんだから当然だろーなとは思いつつも...。

少しがっかりして帰ろうとした途中、パナソニックG1をもう一度見てみようと思いいじくってみた。
...今日はこのG1があまりにも、あまりにもオモチャに感じた。こんなピコピコいうおもちゃのために、俺たちは銀塩の文化を失ってしまうのかぁーっ!

新しいモノは好きだし、別にG1が悪いわけでもなんでもないのだが、ふとそんな風に叫びたくなった。カメラとは直接関係ないが、ちょうど電車の中で読んだばかりの記事に共感したあとだったからかもしれない。
毎日新聞の「記者の目」で元村有希子さんという人が書いた「文明の野蛮人でいいのか」だ。
ネットにも出ていたのでリンク

世の中が便利になり豊かになるための技術と文明を否定してはいけない。...と思うけれども、今の文明は何かがズレている。目の前の木ばかりを見て森を見ずに作り上げてきた現代文明に、なんだか目立つボロが見えてきてると思うのであーる。

DMC−G1の評判

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本田雅一さんの業界トレンド予報というのを見た。毎度予報でもなんでもない現在進行形を書いただけじゃないかっ!という突っ込みは置いといて... 。
ほらーぁ、だから良いよ、売れるよって言ったじゃないか。
と俺は密かに思うのであーる。→G1の素晴らしさをたたえたかつての俺の記事

マイクロフォーサーズの規格が発表されたときも、賛否両論。そしてDMC-G1が発表されたときはどちらかと言うとネガティブな意見が多かった様に思う。
が、ここに来て俄然好意的な意見が目立つ様に思う。まぁパナソニックが宣伝にかなり金をかけているからなのだろうが、それだけでなく今まで「待ち」を決め込んでいた4/3ユーザー達も堰を切った様に?購入に踏み切っている気がするのは俺だけだろーか。

俺もお金があったら直ぐにでもほすぃ。
恥ずかしながら動画にも興味が生まれて来たので、動画のマイクロ機も興味はある。宝くじ当たったら的話ならREDを手に入れて使いこなせないってのがサイコーなのだが、現実的な所ではμ4/3しかない。5D MarkIIでも今の俺にはちょっときつい。

そういうデジタルの面白いところを追いかける一方で、トラディショナルなフィルムの世界の追求を忘れない俺なのであーる。偉い!。ただいまビッグな計画進行中。
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RF645, Zenzaon-RF 65mm F4, Ektachrome E100 GX

うーん、やっぱスキャナがボロい。ビュアーの上でルーペで見るともっと綺麗なのになぁ。特に35mmはボロボロだ。
他にエリートクロームのエクストラカラーを使ったが、上のGXとは全く対照的なド派手路線だ。
続きこっちに少しあり。

写真修復

写真修復と聞くと、古い写真をスキャナで読んでフォトショップで修復かと思ったらそうではない。
今テレビで見たのだが、村林さんと言う人。ケミカルで修復する第一人者、というか世界にこの人しか居ない模様。恥ずかしながら俺は知らなかった。

古いモノクロの印画紙は残留した定着液のイオウ成分などにより、銀粒子が硫化銀に変化してセピアになる。また写真を保存していた環境の様々な有害物質により、画像の銀が銀の化合物になってしまい画像が劣化するわけだ。
一部は銀のまま、一部は銀化合物になってしまった「まだら」な印画紙上の画像を一度リセットするために、銀を溶解する。これを写真の行程では漂白と言って、普通は赤血塩やEDTA錯塩を用いるが、完全に溶解して洗い流してしまってはダメなので、村林さんが企業秘密とおっしゃる様にここにノウハウがあるもよう。
この行程によって銀画像は一旦消えて真っ白になるが、ハロゲン化銀(臭化銀や塩化銀など)として印画紙上に目に見えない形で画像情報が残っている状態になった。いわば新しい印画紙上にハロゲン化銀が元画像の通りに乗っている格好だ。
ここで印画紙全体に強い光を当てて露光すればハロゲン化銀は感光し、これを現像すればリセットされたキレイな銀画像が現れるというのがおおざっぱな理屈と思われる。

お客さんから依頼された古い写真というのは、一枚一枚異なる条件で処理され、異なる条件で保存された物。当然一枚しかない貴重な物だから、失敗は許されない大変に責任重大な作業となるようだ。
番組の中で実際に修復された写真が何枚か紹介されたが、見えていなかった文字が現れる等、デジタルの処理では回復しようのない失われた情報が蘇る様には素晴らしいものがあった。

なお軽い変色の修復なら思ったより料金は安い。俺が以前フォトショップで修復を試みたじいちゃんと母親が写った写真は変色+銀汚染+破れがあるので、けっこうな金額になるもよう。
こちらが修復を引き受けてくれる会社のサイト

撮影

今日は夕方の空き時間にささっと高台に登り、わが街を4x5で撮ってみた。富士山と夕焼けを撮りたかったのだが残念ながら富士山が雲に隠れてしまった。
大判で画面全体をパンフォーカスするのは基本中の基本ということになっている。いろいろやってみてるが意外に難しく、またそれが楽すぃ。
山のてっぺんと近景にティルトを使って合わせても、2点を結ぶ面以外はピントがズレるので、絞り込まないと真ん中の街などは中ヌケになってしまう。
さらに今日は左側に近景がある構図にチャレンジしてみた。ティルト+スウィングである。ティルトで画面上下のピントを合わせると、左がボケるから、スウィングで微調整するとまた上下がボケて..という具合でなかなか収束しない。えーぃままよと適当に絞って撮影。
しかし大判だからってパンフォーカスで撮らねばならないということはなく、当然絞りを開いて思いっきりボカすのもありで、開放F値が暗い大判レンズとはいえ、35mm版や中判よりはるかにボケは大きい。いろいろやって遊んでみたい。フィルム代がかかるけれど(^^;)
さーてどーなってるかこれから現像だぉ。

オリンパスは

最近は大きなショウの前に各社発表をしてしまうことが多いと書いたけれども、必ずしもそうでないことを願いたい気持ちにもなる。
ニコンはD3xまたはそれに該当するものの発表はあるだろう。
ライカは素晴らしいレンズとちょっと中途半端なM8.2を既に発表しているけれど、本当のビツクリが月曜日または水曜日にあるというウワサが出ている。Leica Rumorsには40MPixelの中判カメラとレンズが出るという話が出ているし、R10も来ると言っている。別なところではM9も...
そんなにたくさんはあり得ないだろうが、何かを俺は期待してしまう(カメラの世界がNikon, Canonだけになってしまってはつまらないじゃないか。生物と同じようにカメラの世界にも多様性が求められるのだっ)。

◯オリンパスは9-18mmの発表で終わりかい、おい!という心配もありながら、一方でマイクロフォーサーズ機の発表とE2桁機もやっぱり何か出てくるのかな?というもっぱらのウワサだ。
フォーサーズもマイクロも両方やって大丈夫かという心配もなくもないが、あのペンタックスでさえ35mm版と645と67をやっていたし京セラコンタックスだって同じようだったしマミヤも645,67,デジタルもやってるし(ん?調子イマイチのところばっかだな)、天下のオリンパスが1種ラインナップ増やしたくらいで足下が揺らぐはずはないと思いたい。

さて、忘れていたが富士は何か出すのだろうか。なんだか本格的なデジタル一眼から手を引いてしまうような雰囲気だから心配だ。でもまったく新しい撮像素子を開発中ということだから、それに向けて新しいシステムが提案されるだろう。
一方でフィルムの67フォールディングカメラはもちろん、その勢いで例えばコンパクトかつ現代的な4×5のフィールドカメラを数量限定で出すとか、フィルムカメラ分野でゲリラ的なことすれば面白い。今若者の間で意外に広まっている銀塩への動きを助長する企業は、富士しかないんだよ。

Kodak Ektar100

少し古いニュースだけれども、コダックが新しいネガカラーフィルムを発売
ISO100のフィルムとしては最も微粒子らしい。

日本での発売時期は未定。
プロ用を謳っているので120やシートも出ると思われる。
 フィルムを月に1本使うの会会長としてはとても嬉しいのであーる。

手抜きフィルム現像のススメを更新しますた。
現像前にフィルムのデータシートをチェックするという内容です。

また...

今日も用事で横浜に出かけた。千曲商会に行ってみた。
ネタックス、またはテナックスはやはり無かった。お店の話では、最近はなかなか入らないと。
モノがあってもフィルムのコマ送りがうまく出来ないのが多いょ ということだった。

それにしても中古カメラ屋のこの楽しさはなんだろう。
巷はNikon D700だと騒いでいるようだが(←おい、俺だろ)、全く無関係な世界。あんなものに30万も払うなら、もっと面白いカメラ達にお金を使ってやりたいとしみじみ思わせる場所であーる。

千曲ではRolleiのレトロ100を買ってきた。今月のフィルムはこれだっ!
今日の横浜はとてもよい天気で気持ちよかった。ちょと蒸し暑かったけど。

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桜木町でオダギリジョーがギター持って歌ってるとこロケしてた。


好評の手抜きフィルム現像のススメに薬品の溶解、リールへの巻き込みを追加しました。
これを機会にモノクロフィルムの自家現像はじめてねっ。特に中判でっ。待ってるよっ!
こういう記事を読んでその気になってはいけません。

 フィルム一眼へのスムーズな移行方法って記事でも書いてみよかな

ポラロイドおわり?

全く知らなかったんだけどポラロイドがインスタントフィルムの供給を止めると発表していたんだな。

で、そはさせまいと日本人3人が立ち上がって存続の署名活動をしているらしい。
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以下引用

活動内容

ポラロイドフィルム生産存続のための活動を行っています。

  • ◆ 署名活動
  • 1. 日本ポラロイド株式会社にオランダ工場(モノシートタイプ製造)の早期移譲・売却をお願いします。→英語の文書をつけ、Polaroid Corporationに送ることになりました。
  • 2. 株式会社DNPフォトマーケティングにオランダ工場の買収も視野に入れた代替品供給をお願いします。→大日本印刷株式会社に送ることになりました。
  • ※富士フイルム株式会社からはお引き受けできない旨、メールをいただいております。

俺はポラロイドを使ってないから直接困る事はないけれど、使っている人の身になればこれは困った事だ。
 そしてメーカーも困ってるだろう。商売にならなくなったモノを「それでも作ってけろ〜」と言われるのだから大変だ。
 たしか富士フィルムなどはシングル8を止めるといったら、同じようにユーザーが騒いで、結局製造販売を継続することになったというケースもある。 メーカーの心を動かすには、署名活動と同時にフィルムを使ってくれる人を増やす運動もしてやればもっと良いのだろう。

それにしても富士フィルムは引き受けるのを断わったとあるが、マネして稼がせてもらったんだから快く面倒をみてやったらどうなんだ!と勝手なことを思う俺だ。

相反則不軌

近くの公園でホタルが少し見られるので、撮りに行こうと思っているのにまだ行動を起こしていない俺です。
そんな時は机上の空論。

銀塩感材には相反則不軌という性質があって、ある範囲では光量と露出時間は反比例の関係にあるが(相反則)それが成立しなくなる領域があるよということ。
普通に撮る写真では低照度で長時間露光をするときに問題になる。
フィルムによって異なるけれども、数秒から数十秒くらいの露出時間になるとその不軌が現れはじめ、露出時間が数分となるとものすごい量の補正をしないといけなくなる。

星の写真なんかでは1時間露光したとしても実際には数分露出したのと変わらない結果しか得られないこともあるようである。
これを解決するにはフィルムを冷やす。ひたすら冷やす。俺はやったことないけれど当時の天体写真マニアは冷却カメラを自作し、ドライアイスや(液体窒素?)などでカメラをキンキンに冷やして相反則不軌を少しでもなくした。
たしか、わずかな光によって出来た潜像が熱により分解されるのを防ぐとかいう理屈だったと思う(不確か)。

さて、デジタルの場合、

D76って、もつなぁ

ズボラだということなんだけれど、俺のフィルム現像は超いい加減だ。
D76をずーっと使ってる。
1リットルのペットボトルに入れて、ボトルをぎゅーっと押して口のとこぎりぎりまで持ってきてキャップを締めるとほとんど空気に触れない。

これで冷蔵庫にぶち込んでおけば結構持つみたい。
基準となる比較がないのだけれど、溶かして半年経つというのに問題なく使えてる(ちゃんと管理してる人から見れば信じられないズボラ&イイカゲンということになろうが。
まぁ半年で現像した本数が20本にも満たないくらいだから。

そんないい加減すぎる現像だけど、撮るものがそれなりだからそんなのでオーケー。
コストも安いよ。現像代は1回15円くらいかな?
フィルムは長巻きを使ってるから、36枚撮りに換算して1本約190円だから合わせて205円だ。
邪道だけれども、とりあえずスキャナで読んでディスプレイで楽しめば安上がりぃ。

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今月はRolleiのフィルムを使うつもりだったが予定変更。
げとしたイコンタ532/16のテストを兼ねてTMax100を入れてゴー!
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今日は薄曇りで、コントラスト低めだ。露出計もセノガイドも持たずに出かけた。70年前の環境になるべく近い形で撮ってみようという魂胆だ。
それにしてはフィルムの感度が高すぎる。ここはASA25くらいのフィルムが欲しいところだが、こんな時のためにRolleiのOrtho25などがあるのだな! などと思いつつ、それはまた次の機会にしよ。

さて、今頃気づいたのだが、このカメラはシャッタースピードの上限が1/400なのだが、なぜか1/400の手前でダイヤルが動かないではないか!
部屋でいじった時は気づかなかったなぁ。まぁいいや。このカメラ使うときは前述の低感度フィルム使うか、NDフィルターで減光してやろう。
ピントダイヤルがちょっと固いが、2重像がくっきりでしかもぴったり重なるので、ピント合わせは快適だ。これは撮影がとても楽しい!

イコンタ, 軽い失敗

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今日、スーパーイコンタの試写をすべくTmax100を入れてみた。
イコンタには巻き止めがあるのだが、最初の1枚目は裏蓋の赤窓で「1」を確認して、カウンターを設定する必要がある。
(120のフィルムは遮光紙という紙とともに巻いてあって、その紙の裏にフィルムの枚数カウンターが印刷されている)。

今時の中判カメラなら、遮光紙のカウンターなど全く見る必要がないが、クラシックなカメラには1コマ1コマ巻き止めをする機構などが無い物が多く、遮光紙に印刷された数字を見て手動でフィルムを巻き上げては止めるということをしなければならない。それを見るための窓が裏蓋に赤いフィルター越しについている。これを赤窓という。
スローなカメラライフにはこれで十分であり、その分機構が簡単になるので壊れにくいというメリットがある。
俺は赤窓を使うカメラなんて実は初めてだったのであーる。
スーパーイコンタには巻き止め機構があるのに赤窓があるというのはちょっと矛盾しているんではないかと、初心者は軽く思うのであるが。

さて、適当にフィルムを入れて、蓋を閉じて赤窓に「1」が現れるまで巻き上げダイヤルを回した。回した。回した。回した。(まぁ実際はそんなに回してないのだが、俺のわずかな6×6の経験からすると、こんなに回さなかったなぁという感じ)。
...なかなか1が現れない。あまりに出てこないので軽く怖くなり、適当なところでカウンターを1に設定し撮影開始。かなり不安である。
カブリを心配して当然赤窓は閉じた。

まぁずれていたら、あとでいくらでも調整できるだろう...とたかをくくっていたが、カウンターが11になったらシャッターが切れなくなった(6×6なのにイコンタは11枚しかとれない設定なのだ。1枚損である)ショーック、だましてよけいに撮る事ができない。

そこで赤窓をおそるおそる開けてみたら、何も見えない。そろりと巻いてみたら、なんと「6」の数字が。
「え?」まだまだ撮れるじゃないか!?

長巻フィルム

昨日、町田のヨドバシカメラに出かけて、フィルムの種類が少なくなっていることが悲しいと書いたけれども、富士が長巻のモノクロフィルムを1年以上前に止めてしまったのも悲しいと思った。
いずれはコダックもかと思うと、心配で夜も眠れない。せっかくのデイローダーがゴミになったら悲しいのだ。

そんなことを思いながらNHKのプロフェッショナル 仕事の流儀を見てたら、映画監督の堤幸彦さんだったのだが、デジタル(ビデオ)で撮影していた。

そう言えば、映画の世界もデジタルが導入されて久しいようだが、いったいどんな感じなのかと思ってちょっとネットで見てみたら、もうかなり進んでいて、今では上映自体もフィルムでなくビデオで行なわれつつあるようなんだな。
やゔぁいな。

映画のフィルムは35mmで俺たちの使うフィルムと同じだ(ライカが映画フィルムを転用してそれに合うスチルカメラをつくったというのが歴史の流れ)から、長巻のカラーフィルムが欲しければ、映画フィルムを手に入れるという方法もなくはないかも。
1000フィート缶を手に入れたら俺なら死ぬまで使える量だろうな。

PIEをネットで楽しむ

やっぱり行きたかったなー と思いつつネットで楽しむPIE。
我らがオリンパスも謎の無印カメラを参考出品などあるが、これはE-510後継らしいというもっぱらのウワサでたいした驚きは無い。
各社ほとんどが既に発表になっているもので、あまり面白みはないけれど、普段あまり見る機会の無いマミヤ富士の中判に新鮮みを感じる(マミヤ向けのデジタルバックはアマチュアが興味を持ってはイケナイ...でも興味ある...)

フィルム復権を考えるなら、中判カメラをなんとかすれば良いと思う。デジタル一眼の普及により、35mmフィルムは画質的にアドバンテージがなくなった(諧調とかラチチュードの話は別)
だから中判カメラの出番だ。フィルムの楽しさとデジタル一眼に劣らない画質の良さを満喫するには中判がぴったし。
35mmより上のランクという位置づけだった中判を、いまこそポピュラーにするチャンス。
富士もマミヤもハッセルもローライも高杉晋作じゃっ!
そこそこしっかりしたカメラをある程度安く作れば面白いと思うんじゃがのぅ。
(高過ぎるから俺は中古ばっかりを探すはめになる...)

さて、カメラ本体よりもアクセサリー関係に面白い物が紹介されるのが、カメラショーの楽しみの1つでもある。ネットでの情報では今のところケンコーがおもろい
SONYのGPSと違って、メモリーカードを差し込むだけで位置情報を書き込んでくれるFHOTO FINDERってのは便利そうだ。
それからバリNDフィルターはオモロい!これは欲しい。
あとデジタル赤外撮影用フィルター「MC R72 DG」というのも興味深い。

これまでデジタルカメラで赤外撮影をするには特殊な改造やカメラが必要だったが、このフィルターならレンズに装着するだけで赤外撮影が楽しめるという。
とある。72という型番から720nm以下カットと想像され、赤外領域より少し短波長から透過することで赤外カットフィルターの入ったデジタルカメラでもなんとか感度が出るようにしていると思われ。やや「なんちゃって赤外写真」的かもしんない。まぁそんだけなら富士やコダックのシートフィルターと中身は同じか。枠があるのは嬉しい。

フィルムを月に1本使うの会、2月度の俺の作品を上げます。いまごろ。

タイトル:ヒトデかっ!?
P6013.jpg
PENTACON Six, Zeiss Jena Biometar80mm, Velvia100

スタジオデラックスでいつもの様に測光したのだが、何が違ったのか全体がやや露光オーバー。というか今までがアンダー過ぎたのかもしれないが(濃い方がすきなので多少アンダーに撮る)
他のすばらすぃ作品はFlickrの方へ

今月のフィルム

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3月のフィルムはネオパンSSだーっ。フィルムの原点だーっ。
写真はネオパンSSに始まりネオパンSSに終わると言われるように(ダレが言った?)このフィルムを使いこなせなければ話にならないのであーる。

ということで、長巻で買ったネオパンSSをさっさと使ってしまおう作戦だ。月に1本と言わず週に1本の勢いで使わねばならない。
1本目はホコリをかぶったOM-1にでもしてみるか、と思ったのだが、あまりの天気の良さに今日はM3にUltra Wide Heliar 12mmをつけて出かけてみた。残念ながら途中で寄ったヤマダ電機でのウィンドウショッピングにハマってしまい、全て撮りきれず現像は明日以降になりそうである。

覚え

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フィルムを月に1本使うの会、フィルム撮影を復活する方が増えて来ました(^^)
月1本と言わず、2本3本と使う勢いの方もいらっしゃいます。

会員番号 0  会員番号1 takeちゃん 会員番号2 Aki-Akyさん 会員番号3 silkyさん 会員番号 4 M2さん 会員番号 5 setoさん
つまんねぇ写真しかとれなかったぁ。失敗の要素が3つ。恥を忍んでさらします。

1)ネタがあまりにもつまらんかった。
2)定着が不十分でフィルムのふちの乳剤が抜けきれてない(初歩的ミス。実害ないがかこわるい)
3)スキャンのときガラス面に密着させたため干渉縞発生。

次回は失敗しないぞっ。
img026.jpg
RF645, Zenzanon 65mm F4, TMax400, D76 21° 7min
まだ作品を公開していないのでちょっと焦ってる俺です。
1月はRF645にTMax400、撮影が2月にずれ込んでしまった。おそいぞっ! これ本日自家現像。これから現像液作るっ!

2月はPentacon6にVelvia100、これは今日現像に出す(**;;
そしてそのついでに3月度のフィルムを買ってくる。何にしよーかなー(たのしい)。

なお、左上の方に「フィルムを月に1本使うの会」のバナーを掲載した。ダサ度満点だが使う勇気のある会員は使ってね。
(なおバナーのサイズはIAB Interactive Marketing Unitsの推奨を無視し、120*40のサイズである)

なお、フィルムを月に1本使うの会のためにFlickrにグループを作ってみた。自分のブログ等に撮影した作品をアップするのが基本だが、これは魅せたい!と思う渾身の1ショットはこちらにアップしてもらったら嬉しいかもしれないです。
先月はRF645+TMax400だったが(まだネット上に発表してない=ルール違反)、今月はこれで行くのだー。
今月って、今日と明日しかないんだけど、これから出かけてくるりんぱ。

100_1349.JPG

なお、会則に従い1月度の作品はすでに発表されてます。ルール違反しているのは俺だけです(猛省)

え〜、1月12日に発足したフィルムを月に1本使うの会会長の俺です。
さて、今月も残り僅かとなり、まだフィルムを使ってないことに気付いた! やべっ。

今月はこれで行きます。Kodak TMAX-400(略称400TMY)。
100_1308.JPGコダックに敬意を表して黄色のバックの上で撮ったらホワイトバランスはずしまくった。
これをRF645に詰める。作品発表は2月の初めにするぉ。

会員は俺も含めて現在2名(なんと1人増えたのである!)。近々その会員からも発表があるであろう。


1つ前に書いた「安原製作所回顧録」は、カメラの製品化には膨大なコストがかかることを俺たちシロートに伝えてくれる。趣味色の濃いカメラに俺たちは好き勝手な注文をつけるのだが、それはかなり無理な注文だということがよく分かった。

カメラユーザーに「今のカメラは画一的で面白く無くなった」という人は多いが、この発言には高性能のカメラが安く買えるようになったことへの有り難みは含まれていない(安原製作所回顧録p117より引用)。

へい、すんません。その通りでした。これからはもっと感謝して使います。

さてフィルムについても同様のことが言える。フィルムもカメラ本体ほどではないかもしれないが少量生産には向かない。フィルム製造には非常に大掛かりな設備が必要だ。親指の長さ程度の幅のフィルムを俺たちは使うが、もとは両手を広げた位の幅のフィルムを延べ数百メートルあるフィルム塗布機を通して製造する。
塗る前のどろどろした液体=乳剤を製造するタンクは数えきれない程の配管で結ばれていて、モノクロフィルムでさえ硝酸銀とハロゲン以外に2,30種の薬品を投入する。
フィルムを塗る塗布機はメーカーに何十台もあるわけではない。少量で多品種を製造するためには、品種毎に製造機の洗浄をして切り替える必要があるが、前品種のコンタミ(contamination)等の問題がありこれまた大変なのだ。

「ドモホルンリンクルの製造工場は1日に1回生まれ変わります」と江守徹がCMで喋るように、洗浄には予想以上の苦労がある(フィルムの製造機はバケモノ級だからさすがに分解洗浄まではしないが)。

そんな理由から、消費が少なくなって来たフィルムを製造するためのコストアップは想像に難く無い。メーカとしては数の出ない製品はなるべく切り捨て、沢山売れる製品に絞って製造したいというのが本音であることは間違いない。

さて、何が言いたいかといえばたいしたことではない。フィルムを俺たちが使わないとなくなっちゃうから使おうねということだ。
フィルムなんてイラネぇという人には関係ない話だが(それから、フィルムを今でもばりばり使って暗室作業は当たり前というマニアorプロは置いといて)、フィルムじゃないと撮れないものがあるとか(俺自身はそういう体験ないんだが)、フィルムの味とか、雰囲気とかそういうちょっとノスタルジックなものでも、デジタルと違って「モノ=実態」として残るからというのでも、センサーは好みでおいそれと変えられないがフィルムなら口笛ふきながら変えられるとか、そういうフィルムにちょっと未練がありながらデジタルの便利さに流されてしまって、最近フィルムをトンと使っていないがやっぱり気になる人。

月に1本つかいませう。モノクロ、ネガ、リバーサル、35mm、中判 ... メーカーが喜べば何でもオーケー。
フィルムを月に1本使うの会を発足。現在会員1名(おれ)。
会則:フィルムを月に最低1本は使い、作品をなんでもいいからネットに上げる。
(ほんとは銀塩プリントまでしてあげたいところだが、お金かかるからそこまでしない)。
会員募集中。
(なお俺はフィルム会社のまわしものではないっ)

コダクローム上がって来た

17日に近くのカメラのキタムラに頼んでおいたコダクロームがやっと今日上がって来た。
天下のコダクローム、日本で最後の処理になるコダクロームで撮った写真がこれだっ! 1,2,3 -っ

IMAGE0162.JPG

IMAGE0232.JPG

なんか地味だが重みのある感じがするのは気のせいか。

嗚呼憧れのコダクローム

一つ下のエントリーを書いている時に届いた!
最後のコダクローム。今年の12月20日で国内の処理は打ち止め。もはや化石寸前のコダクローム64(PKR)を手に入れた。えらいっ!
100_1272.jpg
ガキの頃から名前だけは聞いていて「いつかはコダクローム」と思っているうちにオヤジになった。
未だに使っていないじゃないか。この歴史的フィルムをっ。

なんとかせねばと心の奥底で思っていて、いつもだとそのまま忘れ去ってしまうのであったが、今回は運良くヤフオクをブラブラしてたらめっけた。


国内では今年の初めに流通が終わり、処理は12月20日まで。アメリカ本国では細々と作り続けられるらしいが、細ってしまうのは悲しい事ではある。それもこれも俺が憧れているだけで使わなかったからだー。えーぃコダックよごめんな。残された3本を精一杯使ってやるからなー(真面目な話、外式という技術がこれで消えるのは悲しい)。

と言う事で、目下のところこれで何を撮るか家族会議を開いているところだ。

フィルムをどうするか

昨日もいつものように近所のスーパーに奥さんと買い物に出かけますた。ちょっとした散歩でも首にカメラ下げて歩くのが恥ずかしく無くなった大人になりきった俺だ。
さて、スーパーの手前に公民館があってその中を通ると近道になるから、いつものようにスルーしかけたら小さな写真展が開かれていた。よくある「町の写真愛好家」の展覧会だ。ついでだからふーんってな感じでちょっと眺めてたら、俺の首に下げたカメラをしげしげと眺めるオヤジさんが気になった。どんどん近づいて来て腰を落として首を左右に傾けてはじろじろ見る。
知らんぷりしてたが、とうとう俺の縄張り限界を超えて近づいたので怖くなり
「あ、これデジカメなんですよ」と声を出してみた。

「あー、これがデジカメなんですかー」「ええ、昔風のカメラに見えますけど」
「デジカメは私も使いたいとは思ってるんですが、まだフィルムのカメラなんですよぉ...」「何をお使いで?」
「Nikonなんですけどね」
(あぁ、これがかの有名なニコ爺と呼ばれる部族か..と思いながら)

じわじわカメラ爺化している俺だが、今日は有楽町の交通会館で開催されているICS世界の中古カメラフェアに行ってみた。
うーん、わくわくしますね。でもどれもこれもたけーっす。
ただ普段だと一つか二つの店で買おうかどうか決めちゃうのを、沢山の店を見て値段を比べて冷静になれるのは良いです。




いちおう、ペンタコン6の50mmとライカのズマロン35mmを狙っていたのだが、いろいろ見てたらそんなチンケなものに金を使ってはいけないと思ったのであった。

コシナはハッセル用ツァイスの試作品?を展示&デモしていた。ハッセルは自分にとって身分不相応だからあまり興味なかったが、シルバーの鏡筒は非常に魅力的だった。


きっと近々発表だろう。コシナらしく値段もリーズナブルだろう。10年後には絶対に買ってやる(^^)

さて、同じブースで最近発売されたばかりのディスタゴン18mm F4をZeiss Ikon SWに純正の18mmファインダーを着けて覗かせてもらったのだが、これはいいね。ファインダー見え味はすばらしいし、レンズの質感も申し分無し。物欲フツフツフツフツフツフツ...
新しい物には目をくれないぞーっと思って来たのだが、想像以上の質感にまいりました。
 お金貯めます。

 結局何も買わずにすごすごと帰ってきました。帰りに有楽町のビックカメラで今時のカメラでも見ておくかってことで寄ってきましたが、最近出たばかりのデジタル一眼には心動かされるものは何もなかった...
 よーし、おれも順調に爺化してるのはたしかだっ。

スリガラスに写る...

プチリタイア状態の俺は、今日も6時に起きてネット徘徊して、野暮用済ませて、タイコ叩いて、そんでもって撮影。っても散歩していつものクダラナイもの撮るだけなんだけどね。
今日はペンタコン6を持ち出してみたのだ。TMAX400を詰めて夕方の散歩。

上から覗くスリガラスの絵は、ガキの頃作ってみたピンホールがつくる光がトレーシングペーパーに写す映像を思い起こさせ毎度軽い興奮。光学ファインダー万歳!

今のデジタル一眼も光学ファインダーなんだけれど、あと数年すればきっとライブビュー&EVFに移行していくんだろうから、今ある光学ファインダーの影像ってものを大事にしないといけない。

なんつったって光学ファインダーは電池がなくても四六時中影像を映し出してくれるのがすごい。あたりまえや。
しかも中判ともなればルーペで拡大すればその絵はどこまでも精細だ。ピント合わせがすごく楽しい。

銀塩万歳!スローカメラ万歳!爺万歳!

銀塩、3度おいしい

写真趣味を復活して数年経つが、これはデジタル一眼が自分でも買える値段になったのがきっかけだった。
だからデジタルを中心にいじくり回して来た。事実上、デジタルで写真を始めたのとおんなじだ。
ところが写真を撮ること以上にカメラをいじることが楽しい俺は、ちょい昔のしっかりしたボディやレンズが好きになる。

そんなわけで銀塩カメラが少しずつ増えてきた。特にここひと月は銀塩にハマってる。
その魅力は、処理する楽しさ。印画紙の質感の再発見。3つめは一本のレンズを別な画角で味わえる面白さだな。

特に、レンジファインダー機は完全にデジタル(APS-C)の画角で入ったので、同じレンズを銀塩カメラに着けるだけで本来の画角で写ることが不思議に感じるくらい新鮮だ。

処理するのは確かに一手間かかるが(まぁそれ自身が楽しいのだが)楽しむ時間があればこれはもう銀塩の方がずっと魅力的だ。
ここ数日はE-1もR-D1も出番がない。散歩に出かけるときカメラを選ぶ段で、デジタルがマガイモノと感じる瞬間がある程だ。
今更言うまでもないが、フィルムや印画紙は選ぶ楽しさがある。デジタルではセンサーは選べないからこれは大きなアドバンテージ。
銀塩感材メーカーが次々に撤退したり、ラインナップを縮小する中で、銀塩の維持を訴える声が強い。カメラ誌でも毎月どこかの雑誌が必ず古いカメラ記事を取り上げるし、枻出版のCAMERA Magazineなんかはモロに銀塩カメラの雑誌だ。とは言ってもマニアックな内容ではなく、女性の読者層を意識している感じもし、おしゃれで読みやすい。

数ヶ月前にRolleiのブランドで特徴のあるモノクロフィルムが発売された(製造はドイツのマコ社)。こういうのはとても面白いと思うし、富士なんかもこういう変わり種モノクロフィルムをつくる技術はいくらでもあるだろうからぜひ出してほしい(と言いつつも、商売にならないことは分かってる^^;;)

モノクロ写真はもちろん、カラーでも銀塩が復活するなんてことはまず起こらないだろうが、メーカーが最低限やっていける消費量を維持できるように、そして若い人の心をとらえて新たな銀塩ファンをつくるような活動をしていきませう。
前にも書いたように、アナログレコードなんかとは違って、無くなるときはすっぱり無くなってしまう気がするから。特にフィルム、そして日本の銀塩メーカー。

モノクロ印画紙

学生のころ使っていた印画紙は富士と月光だったな。コダックがたしかモノクロ印画紙の製造を止めたのでどうなっちゃうのかと思っていた。

でもヨーロッパには細々と印画紙をつくっているメーカがあるんだな。近代インターナショナルが取り扱ってくれてる。
ベルゲールとかフォルテとかフォマ、ケントメア(フォルテは最近製造を止めたと言う話を聞いた)。
イルフォードはもう止めちゃったんだっけ?

ま、今のところどれもまだ近くのヨドバシで売っている。頑張れよ、モノクロ印画紙メーカー。俺も細々と買ってあげるから。

俺は...

男,49歳,ここは俺のカメラ趣味のブログ。
「え,まだカメラの機種にこだわってんの?」

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