フィルムの最近のブログ記事

Solarization

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ソラリゼーションとは,フィルムに非常に高照度の露光を与えると反転してしまう現象で,特性曲線を見れば肩の部分が右下がりになっている部分である(必ずしも特性曲線に現れないことも多い)。
Wikipediaを見たら,マン・レイが発見したとあるではないか。

そのWikipediaの解説を見て,SolarizationのSolarが太陽のSolarであることを今頃知った。
数日前,我が庶民的アパートのベランダから太陽の軌跡を撮るべくカメラを向けてみた。風が強くて安定しないのでこの写真は1時間ちょっとの露光でやめてしまったが。
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薄曇りの中の太陽は見事にSolarizeしていた。今度大草原にでも出かけて日の出から日没まで太陽の軌跡を全て撮りきってみたいものだ。

さて,そのマン・レイの展覧会が夏に新東京美術館で行われる。行けるかな。

crown.pngフィルムを月に1本使うの会では毎月テーマを決めて,フィルム作品のみでその成果をアピールし合っている。投稿した写真に対するコメントが最も多かった人が優勝。
2月のテーマ「鉄」の優勝は...パ チーリさんのこれ!

パチーリさんは2回目の優勝です。スゴイ。

特性曲線

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前からちょっと考えている簡易センシトメトリーだが,スキャナを使って特性曲線を描いてみるところまでたどり着いた。
RolleiのATPやADOXのCMS,そしてリスフィルムなどを使ってなんとかまともな階調にならないかと無駄かもしれない実験をちょぼちょぼしている俺だが,そのためにはセンシトメトリーが必須だ。
いちいち外の景色を撮って,感覚的に硬いの軟らかいのを判断していては駄目だ。カーブを見なければ。

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市販のスキャナと,普通に手に入るソフトを使ってどこまで使えるものが出来るか試してみたかった。今回は実際にフィルムに撮影する前に,ステップウェッジをスキャンして得られた濃度と校正値の濃度との対応を取ってみた。
やはり市販のフラッドベッドスキャナは濃度の高い部分のスキャンは不得意で,濃度が3.0になる前に飽和し始める感じ(エプソンのサイトには最大光学濃度4.0までOKということが書いてあるのだが,あれはやっぱり嘘っぱちじゃないのかな,俺の機械だけがおかしいのかな)。

NIH ImageJを使ってtiffファイル画像のピクセル値(0~65536)と光学濃度との校正をとり,それをもとに特性曲線を描かせてみた。ステップウェッジだからしょうがないのだが,ちょっと荒い。

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脚の部分の微妙な具合などはこれではちょっときつい。データをプロットする手段を考えればもっと使える気もするが。でもコピーフィルムをもっとも軟調にする現像条件などを探すような大雑把なカーブを見るためにはこのままでも使えるだろう。
次は実際のフィルムに露光して試してみるのだぉ。
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本家ポラロイドも今年中に復活とのことだが,一足先に走っていたImpossibleプロジェクトの第一弾,PX-100とPX-600モノクロフィルムがとうとう発売された。夏にはカラーも発売予定。
ISOでなくASA600と書いてあるのがなんだか嬉しい。

Impossible プロジェクトのサイトを見てさらに驚くのは,前から話題には上ってはいたが,なんとかつてあった8x10,そしてなんと20x24も復活の具体的話! 8x10に関してはすでに製造機を移管し準備を進めているもよう。
20x24が復活すれば,またあのポラロイドおばさんが活躍出来るかも知れない。

しかし,ポラロイドが無くなると聞いた時に誰がこんな復活劇を想像出来たろうか。

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<PX-100のパッケージ超拡大写真>
日本語も書かれているのが嬉しい。

追加:日テレのニュースでも紹介された。

ADOX CMS20簡易テスト

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夕方に少し時間があったので,CMS20を試すために散歩に出た。
このフィルムはテクニカルパンの類の高解像度超微粒子フィルム。昨日試したRollei ATPの仲間だ。
CMS20の推奨現像液は,同社のAdotechという物なのだが,安くないし液の寿命が短い。ケチケチな俺としては既存の汎用現像液でなんとかしたいと思うのだ。
とりあえず今日は例によってロジナールを使ってみる。Massive Dev Chartによると連続階調のためには1:200希釈で20℃ 14-15分とあるのでまずはこれでやってみた。ISOは10。

さて,撮影の方はCMS20とATP1.1とACROSの写りを比較してみたいと思ったので,35mmカメラ3台,比較用に中判1台,そしてデジタルカメラも持っていった。
CMS20とATPは中学生の時から使っているペンタのSLとSPにタクマー55mm, ACROSはCanon F-1に50mmという具合に往年のカメラたちだ。中判はRF645でアクロス,デジタルはE-3。

細かい写りを見たかったので小高い丘に上がってわが街を撮影。昨日のRollei ATPが好印象だっただけに期待をしたのだが,こういう細かい風景は小型カメラはやっぱり苦手なのだな。全体にモワッとしている。なお,ATPを入れたカメラの巻き上げの調子が悪く,撮影できなくなった。ATPの比較は断念。

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ADOX CMS20 階調は非常に硬い。この現像条件ではまだまだ硬すぎ。パソコン上で無理やり軟調にした。このネガでは紙にはまともに焼けないと思う。現像条件の最適化を検討せねばならん。
今日は非常に空気が澄んでいてクリアに晴れていたためコントラストは最大級に高い日である。硬いフィルムには過酷過ぎる条件だ。

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ACROS こちらはほぼストレートでスキャン。

なるべく見た目の階調がおなじになるようにしてみた。この大きさだと画質はほとんど同じに見える。
無理に拡大してみるとその差がわかる。ただレンズが違うので,その差も多少あるに違いない。
やはりCMS20の方が1ランク解像度も高く粒子見えにくい。
 
ちょっと早いが今月の1本。Rollei ATP1.1の試写。
うーん,これはいいね。噂にたがわずちょっと35mmとは思えない写り。中判カメラはもういらんね。撮影が楽しくなる。
レントゲンフィルムのようなブルーベースで爽やかな印象。もっと硬くなるかと思ったけれど,これならパッと見では普通のネガとそう変わらない。気に入っちゃったかもしれんょ。
素晴らしい解像度,粒子はほとんど見えない(クリックするとデカくなる)。

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Rodinal 1:300希釈だが,何も心配することは無かった。いずれ普通のフィルムと撮り比べでもして遊んでみよう。

リスフィルム

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FreeStyleで売られているArista II Ortho Lithographicフィルム。グラフィックアーツ用のフィルムだが,その安さはあまりにも魅力的であーる(8x10で一枚60円にも満たない)。
そもそもリスフィルムはリス現像で白黒2値の画像を得るためのものだ。FreeStyleではその用途意外にも連続階調で使えるよ的宣伝をしている。何しろパッケージの表面に堂々と「印画紙用の現像液を薄めて使えば連続階調になるよ」と書いてある。

Kodakのテクニカルパンや富士のミニコピーをPOTAなどの軟調現像液で処理する類と同じだと思われるが,使えるかどうかはやってみないと分からない。
で,APUG等の書き込みを参考にして撮影はISO6,デクトール1:9希釈,20℃ 6分という現像を標準としてやってみた。
出来上がった結果はこれ。何も調整せずにスキャンしたもの。見た目もこれに近い。
硬すぎ。硬すぎだが使えないことはない(紙に焼くとなればちょっと難しいような気がするが)。
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適当にカーブをいじってまともに見えるようにしたのがこれ。デジタル化して遊ぶだけなら何もこまらない。まだ硬いけど。
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遠くの小さな家が集まっている部分を拡大してみた。
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左上の空にグレーのつぶつぶがあるのは無理やりトーンを出そうとスキャンを無理したために出たノイズ。フィルムの粒子ではない。3200dpiでスキャンしてもフィルムの粒子は皆無だった。
なお,ベース厚みは普通のシートフィルムのおそらく半分以下。だからフィルムホルダーにセットすると波打つ。ノッチもなく,さらにサイズがやや大きくてフィディリティのフィルムホルダーにぎりぎり入る(遊びがほとんどない)など,扱いにくいのはたしか。
...秘密のプロジェクトにはなんとか使えるかも知れない(イヒヒ)。

Rodinalの超希釈現像も試してみたが,撮影をミスったのか,現像が悪いのか,スヌケだった。また後で試す。
なお,同じ類のRollei ATP1.1とADOXのCMS20もテスト中。

Lumen Print

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以前に試した「印画紙にモノを置いて太陽光にさらし,定着だけする」方法はLumen Printと言うんだよとFlickrでコメントをもらった。Lumenとはラテン語の「昼光」という意味で光束の単位であるルーメンのことだ。俺がなんとなく思いついたものはやはり先人がすでに試しているものだった(^^;)

上のリンクにもあるように,期限切れのなるべく古い紙が良いらしい。特に温黒調のバライタが趣きある色を出すという。俺のとっておきForteのwarm toneを使ってみるか。

さて,フィルムを中心としたお遊びシリーズは振り返ってみれば,モノクロフィルムの3色分解によるカラー化,上のLumen Print,曝光済みのフィルムでの撮影(Lumen Printのフィルム版),バックコーティングの剥離,35mmフィルム並べて大判...など手軽に出来るものだが,なかなか斬新で面白い結果が得られるものだ。
こういうアイディアはまだ湧いて来る。とっておきのが1つあって,それが秋の8x10なカメラの仲間たち展に参加出来て出せたら嬉しいのだが。

デジタルカメラにはデジタルでしか出来ないオモロいことやってもらって,フィルムにはフィルムしか出来ない楽しみを見つけたいのだ。

フィルム来た

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やっと届いた。今回は色々遊んでみるためのフィルムを入手。真剣に遊ぶのだ。
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今頃知ったのだが,Ektarのシートフィルムが4月から発売になるのだなっ!
国内の某メーカーが大判や120サイズを無くす中,これは嬉しい話だ。この英断に応えるべく使ってやろうじゃないかっ。
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フィルムで遊ぶ道具がぞくぞく届いてます(遊ぶと言っても本気なんだぞ)。
ロジナールを頼んだらR09 one shotという名前の現像液が届いた。ADOXではADONALという名称でロジナールと同じ処方の液を出している。
なんでもロジナールは溶解済みの濃縮現像液として世界で初めて売り出された液らしい。ADOXのCMS20やRolleiのATPを使ってみようと思っている。

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校正されたステップウェッジ(Stouffer)も届いた。濃度計のかわりにスキャナを用いて簡易センシトメトリーが出来ないかと考えていたが,思ったより簡単に実現出来そうなことが分かった。そこそこ実用になるようなら今後レポートしてみる予定。

フィルムで色々やるべきことは死ぬほどあるっ!!

ACROS AURA

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FotokemikaのefkeにIR820 AURAというフィルムがある(MACOにも同じようなのがあってどちらかのOEMなのかも知れない)。普通はバック面に塗ってあるアンチハレーションの染料をこのAURAでは省略したもので,IRのスノー効果とあいまってそのオーラの雰囲気はかなりインパクトのある仕上がりとなる。Flickrで探すと素晴らしいのが見られる。

緑が萌える季節になったらぜひこのフィルムを使ってみたいと思っているのだが,常用フィルムであるACROSでも出来ないかと思って試してみた。
撮影前のフィルムを水洗してバック面を落としてしまう。リールに巻いて現像タンクに入れ,強く撹拌しながら5,6回水を替えてほとんど着色しない水が出るようになったら終了(本当はアルカリ性の液に付けるのが良いのだろうが)。
十分乾燥して再び遮光紙と共に巻いてカメラにセット(普通多くのモノクロフィルムではバック面に塗布しているのは120サイズとシートだけ。135は乳剤面側にアンチハレーション層がある?と思われるので洗ってもダメ)。

AURA効果を期待して昼間の白く輝く小学校の校舎を撮ってみたが,効果は強くは現れなかった。残念。もっと大胆に露光量を増やさないとダメだな。
天体撮影等で周囲が暗いところにもってきて,点光源に近い強烈な光源のあるところなどでハレーションが顕著に出る。...となれば夜景だな。こんど準備して狙ってみよう。

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この桜の木は小学校の校庭のど真ん中に鎮座している樹齢120年位のtwin老木。毎年樹木医に見てもらっているようだが,今年はだいぶ枝が落とされ,次第に元気がなくなってきている。少し寂しいのだけれどがんばれ。またもうじき楽しませておくれ。

GF670

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前に書いたが,最近北米でもFujiのブランドで売り出したGF670。日本で余っているのか。
新宿西口のヨドバシに置いてあった販促DVDをもらってきた。だいぶ前に作られ配布されていた模様。
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写真家の菊池隆さんが延々としゃべっているようだ。この方はフィルム販売店の富士のコーナーのビデオでフィルムの使い方を講義していておなじみ。
内容は初心者向け。この値段のものを初心者に売ろうとしているのだから,苦しいのがよくわかる。確かにフィルムサイズの大きいカメラはある程度お金と時間に余裕のある人達(じじぃ)の間に静かなブームになっているのだろう。
富士から中判フィルムカメラが出るとウワサされた当時,もっと安くして若い層に広めれば面白いと思ったものだったが,富士はそういう作戦はとらなかかった。だからフィルム中判カメラの位置づけは昔と何も変わっていないのだと俺は勝手に思っている。

いよいよ3月22日にImpossibleプロジェクトのフィルムが発売になるとのこと。
ポラロイドフィルム復活祭は今渋谷で開催中。

こちらにImpossibleプロジェクトのショップが。銘機がとても安いのだが,これは..
フィルムカメラに惚れ込んで,とうとう自分で中判のカメラをつくってしまった星烏さん。
氏からエッセイが届きました。市販品かと見紛うばかりのメカニックで精緻なつくり。機械屋さんの面目躍如。

FOMA

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チェコ共和国の感光材料メーカー FOMA。近代インターナショナルが取り扱っているので大きな写真店なら普通に買うことが出来る。
フィルムはFOMAPAN,印画紙はFOMABROMやFOMATONEが有名。

一昔前まではなんとカラーネガ,カラーリバーサル等も手がけていたという。現在はモノクロ感材中心で頑張っている模様。歯科用のXレイフィルムでは国内でも需要があるのか,こんなところでも見かけた。
ヨーロッパのモノクロを主体とする感光材料メーカー。経営状況はどうなのか分からないが,ここも小規模でこじんまりとうまくやっているのだろうと予想。

なお,Tarningさんによれば,シートフィルムのArista EDU200はFOMAPAN200のOEM製品であるもよう。なおフィルムを月に1本使うの会の「世界のフィルムメーカー」にFOMAを追加しょぼい記事ではあるが。

ADOX

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page14_1.jpgドイツのADOXという感光材料メーカー。驚くほど歴史が古い。今そのメーカーが復活し,元気にモノクロフィルムやモノクロ印画紙,処理液等を製造しているもよう。
サイトを見てみると少量生産品を製造出来るようにするための努力のあとが見られる。塗布機は小回りの効きそうな小さなタイプ。経費をおさえて,完全なアナログ写真のために少量でも製造を続けられる体勢を整えたということが書かれている。

メジャーなメーカーがすぐに真似できることではないと思うが,段階的にこのようなビジネスモデルに移行する必要があるのではないかと思った。今のままの巨大なシステムで運営していたら,プレスト120のように製造不可になるのは当たり前なことなのだ。

ヨーロッパのモノクロ感光材料メーカーはみな同じようにうまくやっている印象をうけるのだ。見習っておくれ。なおフィルムを月に1本使うの会の「世界のフィルムメーカー」にADOXを追加しょぼい記事ではあるが。

カメラマガジン

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枻(えい)出版の高級?フィルムカメラ雑誌 カメラマガジンNo.12が明日16日発売される。
特集は「だから、フィルムカメラが大好き
11のスタイルが紹介されてる。その中に東京8x10組合連合会もあり !

これを見ているとフィルム各社が製品を縮小するなどないような...そんな錯覚に陥る。しかし現実はキビシイ。
が、しかしフィルムはまだまだ完全に実用品。これがないと生きていけない人が居る。立ち上がれフィルムユーザー、いやデジタル野郎どもこそフィルム1本持って立ち上がれ!!

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crown.pngフィルムを月に1本使うの会では毎月テーマを決めて,フィルム作品のみでその成果をアピールし合っている。投稿した写真に対するコメントが最も多かった人が優勝。
1月のテーマ「光源」では,Silkyさん素なっぷさん,2名が優勝となったのでR。

Silkyさんのサイトは「光ささやくとき」,素なっぷさんのサイトは「素なっぷ」で他の素晴らしい作品も見られます。

メンバー激増!

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フィルムを月に1本使うの会が今までになく爆発的にメンバーを増やしてます。今回またしても強力な仲間が増えた!
本当は「これからはじめるょ」と言う人にも参加して欲しいのだが,今のところすでにバリバリとフィルムを使ってらっしゃる方が比較的多い。
え,それじゃフィルムの消費は増えないじゃん と思ってしまうが,さにあらず。そういう強力な方々の周りには人が集まるから,刺激を受けた人がどんどんフィルムに関心を持ち始めているのだ。

また,当たり前のことだが,そういう方たちは単なるファッションで使っているわけではないから長続きする。従って,周囲の人にも極めて質の高い啓蒙をしてくれるはずなのである。

今回身近なところで起こったフィルムの販売縮小のおそれが,ここ数日のメンバー増加に拍車をかけたと言え無くもないと思っている。みんな心の中にそんな不安を抱えているのだろう。
(フィルムだ,デジタルだと騒ぐ前に何を撮るかが重要だ という議論はここでは置いておき),光をダイレクトに捉えて保持するこの稀有な感光材料を末永く生産してもらうためには,俺たちは使うことしか出来ない。

富士フイルムへの問い合わせに対して富士からいただいたメールに,

「フィルムを月に1本使うの会」のみなさまが、これからも素晴らしい作品を
お撮りいただくことを、心よりお祈り申しあげます。
とあった。今回メンバーが増えたのは上に書いたようないきさつもあるので,軽く苦笑いなのでR。
頑張って,富士よ,コダックよ,そしてヨーロッパのメーカーよっ!

なお,フィルムがなければ自らつくる...という路線も同時に進めていきたいという欲望もあるのでR。

中判写真体験記

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フィルムを月に1本使うの会のサイト、新しい記事をアップ。
■私はこれでフィルムにハマりました■ の中判写真特集。ハッセルブラッド503の使い手のrockcapeさんから体験記が寄せられました。
誰でも初めは初心者。当時のrockcapeさんの強烈なワクワク感が伝わってきますぜぃ。

光のつけた跡

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真っ暗な壷の中にゼラチン入れて, そこにお湯といっしょに2種類の透明な液をかき混ぜながら加えます。さらに温度を上げて追加のゼラチンと数種類の液と色素を加えて、ゆっくりと時間をかけて熟成させ冷やして固めて出来上がりぃ。ちょっと乳白色の固めのプリンとなりました。
このプリンを再び暖めて数種類の液や粉を加えて透明なPETに塗ればモノクロフィルムの出来上がり。

この撮像材料の良いところは,光を当てるだけで画像情報を記録保持し、多少の化学処理をすることで画像の表示(ディスプレイ)もし、さらに保存までしてくれること。
WikiPediaによると, 1827年ニエプスと言う人がアスファルトに光を当てるとその部分が硬化して水に溶けなくなることを発見したのが写真の最初だとか言われているが, 写真は生まれたその時から, 光そのものがつけた跡(記録)を保持して定着しディスプレイし, そのまま後世に残す存在であったのだ。

世は移り変わってデジタルの世界になったら,それに比べるとびっくりするくらい遠回りのことをやっている。記録, 保持, 表示, 保存のためには別々の道具が必要。そのルールも複雑怪奇。しかもなんと光を当てた跡そのもの、つまり現物が残らないことになっちまったのだ。

何故にフィルムで撮りたくなるのか。
デジタルによって写真が飛躍的に便利になったように感じている裏で失われた「光の点けた跡」。その喪失感に我らの原始のDNAが違和感を覚えるからに違いないと俺は思っている。ニエプスがアスファルトの硬化を利用するもっともっと前から, 俺たちの祖先はモノに光が当たって色あせたり, モノの形が重なった物体に写ったりすることを体験して来たに違いないのである。

デジタルによって失われたこのだいじなもの。これに気付いて気になってしまったが最後, フィルムは手放すことが出来なくなる。少なくとも俺は。原始の心が呼び戻された感覚だ。
得られる結果は同じなのに(いや, デジタルの方がずっとイイかも知れないのに)なんだか嘘っぽい感覚。並べてどっち?と聞かれて分からなくてもだ。

ダイレクトな光の跡が心を打ち,時には衝撃をもたらすことは言を俟たない。こんな話をしたら奥さんに例えが良くないと叱られた。
...忌わしくも強い光が人の影を石段に残してしまった記録。俺はいまだにその現物を見ていないが。二度とあってはいけない光の記録だが, けっしてこの世から消えてはいけない重要な現物の記録だ。

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そんな大事な原理をもつ貴重なフィルムの生産が終わってしまってはいけない。デジタルと共存するためには何をすべきだろーか。...つづく。

富士のサイトにやっと掲載されました。ヤキモキしすぎる俺がアホなのか,そういう人たちをほおっておく富士に気遣いが足りなさすぎるのか。

考えてみれば今までだってこんな調子だったのかな。今回は何故か気になってしまった。
ついでにどのくらい俺たちが使用量をもどせば復活してくれるのかもアナウンスしてみよ!
デジタルが当たり前になった今, このことは古くて新しいモンダイです。
そんなめんどくせぃこと考えずに使いたい人は使えば良いのだが, またフィルムメーカーの元気が見えなくなっている昨今考えてみたいこと。叫ばねばならんのだ。...宿題。
1月のテーマは「光源」。まだ作品はあまり集まっていません。
俺は昨日撮ってきたのだが,ちゃんと写っているかどうか不安なので今日もまた同じネタを撮りに出かける。

たのしいなぁ。

富士の話もあって,非常に危機的な?状況になってるから,フィルムを月に1本使うの会も世界制覇を狙って専用のサイトを立ち上げますた。URLは1ppon.comです。
こちらもよろしくです。近いうちに専用のドメインで新規に開設します。フィルムを使わなければ始まらない..。
おいおい! プレスト400の120が無くなるって話は「お客様相談室」に電話して聞いていたけど, ACROSやPRO160NS,NCやリアラなどの120が無くなるとは聞いていなかったよ!

いったいどういうことじゃー
正式なプレスリリースも無く, 価格表にこっそり書かれてるだけなんじゃないか?! 
JANコード表/価格表をチェックしてください。
プロ用カラーネガフィルム, 黒白フィルム, カラーリバーサルフィルム, 一般カラーネガフィルム

俺の目がおかしいのかっ! これでは一番初めの心配通り, つまりナショナルフォートのサイトにあったのと同じ感じじゃないか。
ACROSの4x5も無くなるっ, その他も...只今リスト作成中... ←めんどくせから止めた。

追記1ナショナルフォートには再掲載されているが、それによると上の内容とは違って、無くなる120に対して5本パックなどが新たに発売になる とある。
おそらく富士のサイトの価格表は、新たなラインナップの表示をし忘れたのだと思う。思いたい。

*タイトルの表現が少し堅いので直しました。決して弱気になってるんじゃないわぉ。

追記2:ただいま富士に確認(2月1日 9:40)。要約すると以下のような返事を担当者からいただきました。

(1) 富士のサイトのJANコード表/価格表に [在庫終了次第、販売終了とさせていただきます。] の記述は正しい。
(2) その在庫が切れるのは3月頃の見通しで,その後4月から例えば5本パック等の代替品を発売する。(しかしその代替品がどの品種で具体的にどうなるのかの発表は富士のサイトに現在まで一切無い)。
(3)(2)の記述がサイトに一切なく,混乱を与えているのは大変申し訳ない。
(4) ナショナルフォートのサイトの記述は確認していないが,概ね正しいと思われる。

ってことでだいたい予期していたことだがそれが確かめられ少し安心した。安心であるのだが依然として代替え品の詳細は良く分からないのが腹が立つ。俺みたいな理解の足りないユーザーを混乱させる今回の富士の告知の仕方に問題があるとおもうのだが,いかが?
一度ナショナルフォートのフライングで問題になり,ナショナルフォートに掲載を止めさせるという措置をとりながら,結果的にまた自分のサイトではアナウンスをせず,ナショナルフォートに掲載を許すということが繰り返された。

富士はちょうど一年前「弊社の写真事業への取組みについて」という宣言をリリースした。俺は大人だからメーカーを取り巻く状況が変われば,前言撤回もあり得ないことでは無いとは思ってる。俺たちがフィルムを使わなくなったのが一番の原因なのだ。
がしかし,フィルムを使うユーザーを大事にすると宣言し,写真の文化を守ると公言したからには,少なくとも心配しているユーザーを混乱させるような対応を取るべきではない。今回の一連のドタバタは上記の宣言とは裏腹であり,フィルム文化を残そうと頑張っているユーザーにまるで気を使っているとは思えない。どうよ,富士さんよ,なんとか言っておくれ。
富士のあまり歓迎しない話が続いている模様です。たまたま見かけたイギリスでは4x5のQuickloadが無くなるらし。
まぁ俺はQuickloadやReadyloadの類いは単価が高くて魅力を感じないのだけれど、ユーザーにとってはイタイ話に変わりはない。春に生産ストップで在庫は年内に無くなると書いてある。

それから今まで10枚入りだった富士の4x5,8x10の包装形態は今年の夏からそれぞれ20枚入りになるとの記述がある。これは逆に歓迎だ。

日本の富士のサイトを確認したところ、それらが見当たらないので「お客様相談室」に確認したところ(最近よくかけてるぉ)、日本ではまだQuickloadは生産を続けるし、20枚入りになることもない という返事をもらった。このまま消費が細れば日本でも同じことが考えられるとのことだった。

暗い話が続くので気分転換。
■最古の写真撮影作品集展
■GF670グッドデザイン賞、GX680IIIロングライフデザイン賞
...

んー、いまいちだな。明るく楽しく奥深い話題は俺ら、ユーザーが作らねばならない。
お騒がせします。
ブログの記事にコメントいただいた方からの情報で,富士にメールで問い合わせたところ, Presto400の120サイズは無くなるとの返事をもらったとのこと。早速「お客様相談室」に電話して間違いないことを確認しました。うっ,これはいてぇー。もともとプレスト400は220サイズが無いので中判ではプレスト400は無くなるということです。135は引き続き存続とのこと。

「製造可能な最少ロットを下回る状況が続いており、もはや作れない状況となってきております」。
との事だが,これは「もっと使ってくれよ,そうすればまた生産出来るかもよ」という富士からの強いメッセージなのだろう。もっと言えば,「ほーら,他の品種も使わないと120はすぐに生産しなくなっちゃうぞ」ということでもある。
何も知らないで適当なことを言うと,製造可能な最小ロットって言っても原反を135幅に切るかブローニー幅に切るかの違いだろうから,作りだめしといて対応出来ないもんかね。有効期限の問題もあるのだろうが。

さて,いよいよ「フィルムを月に1本使う」の考えを全世界的に広めなければいけない時期に来たようだぉっ!(^^)
一昨日、軽い誤報から話題になってしまった富士フイルムだが、銀塩フィルムの方はもちろんデジタルの方もパッとしない感じ。まぁチャラチャラ目立たずに普通に商売が出来ているのが一番良いのだろうが、今はそういう状況ではないだろう、きっと。
デジタルの方では少し前にマイクロ4/3に加わるのではないかというウワサが流れた。その後の話を聞かないが、最近のPhoto Rumorsにも書かれていた。
「特に新しい情報はないのだが、2,3週間以内に新しいデジタルと(そしてなんと!)フィルムカメラの新製品が出ると確信している」などという自信ありげな記述が。言えない何かを掴んでいるのか。

今まで俺の目にはだらだらとやってきた印象の富士フイルムだ。他の事業がどうなってんのかまるで知らないから適当なことを書くけれど、このあたりで一発大胆にいかないと会社名から「写真」が取れただけで済まず、「フイルム」も取れて、そのあとどーすんのょ? という感じだ。
マイクロ4/3なんてチンケな仲間に入らず、もっと面白いものを期待したいのだが。まぁマイクロ4/3が一番現実的なんだろな。
「お客様相談室」に尋ねてみますた。「販売店からの情報がネットに流れていて,不安なんですが,どーょ?って」

●正式発表は1月28日にするわよ。
●120がなくなることは無くて,基本的に3本パックとか5本パック等のまとめ売りになるわよ。
●135も基本的に上と同じよ。

ということで当初感じた危機感はなくなった。が,いずれにしても良い方向ではないので,窓口のおねえちゃんに言ってもしょうがないが,そうならないように頑張ってくださいと伝えたぉ。

ナショナルフォートのサイトに行ったら富士の件は削除されてた。フライングだと怒られたと思われます。しかしいずれにしても急な発表であることに変わりはない。
今、PhotTonさんのブログで知ったのですが、富士がけっこう大事なフィルムを大幅に製造販売終了するとか。ナショナルフォートのサイトに掲載されてる。大本営はまだ発表していない。
何かの間違いではないか? と思うような大胆なものだ。220サイズが残るというからまだ安心だなどと言ってはイケナイ。だいたいこんな大事な発表を販売店が先にするのが気に入らない。もっと余裕をもって前から知らせろ。って言うかこんなつまらん知らせは聞きとうない。
だいたい在庫払拭時期が今年の3月なんて、あと2ヶ月しかないじゃないか。ちょうど俺の金のない時期だ。買いだめ出来ん。

富士は化粧品なんて作ってる暇があったらフィルム作れ。化粧品会社なんて日本に1000社あるんだ。富士が作らなくても誰も困らん。世界にも数社しか無いフィルムの製造にパワーを注ぐべきじゃないのかっ! だいたい他の工業製品に比べてベラボーに利益率の高いフィルムだ。安くしろとは言わない。なんとか工夫をして品種とサイズを維持するわけにはいかんのか!
 って言いたくもなるわぉ。

ところで120がほとんどなくなってしまうが、古いカメラでは120しか使えないのも多い。220を半分に切って遮光紙を巻いて使うしか無い。こんな時のために遮光紙を取っておいたのだと言いたいところだが、そんな予想は出来なかったから当然捨てていたのでR。

追記:120は5本パックってのが残るのもあるのかな。なんだか分からん。早く富士が発表せよ。
ローライブランドのRetro100のブローニーを処理し終わったのだが、この季節で空気が乾燥していることもあって、仕上がったフィルムはくるくるりんくるくるぱーだ。
スキャンして見せてやるベぇとエプソンのホルダーに挟もうにもイライラするくらいカールしてる。
ガラスに直接乗せてしまっても、Retroはその名の通りレトロな銀粒子を使っているので乳剤面はデコボコだから、干渉縞は出にくいからまぁ許せるのでRが。

...こんなことを今書いていたら、前にもこのブログに書いた気がして、調べてみたらここにあった
ほとんど同じで進歩していないではないかっ。

では前回書かなかったこと。ローライのサイトに行ってレトロの能書きを見ると「裏面:ノンカーリングコート」と書いてあるが、少なくとも俺の使ってるロットのブローニー(けっこう前のやつだが)にはバック面には何も塗られていない。ウソツキである。
カールバランスをとるためバック面にゼラチンだけ(無色透明)を塗ることがあり、それをノンカーリングコートと言うのだろうが、それがない。

このローライのブランドのフィルムはefkeやmacoやアグファなどで製造されたものらしい。よく分からないけど品質は確かなもよう。モノクロフィルムの需要なんて減る一方だと思うが、その減り方に歯止めがかかって一定の量の生産を続けられる様に願う。小さなメーカー達が続けていけるくらいの量をなんとか頑張って使いたいものだ。
さぁ、キミもデジタルばっかしで撮ってないで、まずはフィルムを月に1本使ってはみないかっ!
今俺たちはフィルムを残す役割を担って写真を撮る唯一の時代に生きているのだからっ。
 ..ま、そんなに力まなくてもフィルムは絶対に無くならないとはおもうけど。

ところでFranke & Heideckeは破綻したあと、救済が入ったという話を聞いているが、どうなったのだろか。
ちゃくちゃくと上がって来てます。フィルムを月に1本使うの会のメンバー自己紹介。※サムネイルをダブルクリックすると自己紹介文が読めます。

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この夏にフィルムを始めた人から、プロまで、多彩。
俺の故郷は福島です。福島の英雄と言えば野口英世博士。
猪苗代町にあった野口英世の生家は、古くから野口英世記念館として福島県人で訪れたことが無い人がいないくらい有名な場所。その記念館に20年ぶりに行ってみた。
なんと言っても有名なのは、幼い時に落ちて左手に大火傷を負ったという囲炉裡。そして英世が医学の道に進むために上京する際、決意を床柱に刻んだというその跡。

Ektar096.jpg俺の記憶が正しければ、二十数年前の生家は茅葺きの屋根を守るため、すっぽりとそれを保護する屋根に覆われていたはずだ。今はそれが取り払われ、その代わり茅葺きの屋根の数メートル上に平らで重厚な雨よけがもうけられた。だから生家はオリジナルの姿に近い形で見る事ができる。

千円札の肖像画になったことも影響していると思われるが、記念館の資料室はだいぶ立派なものになっていた。なんと、しゃべって動く野口博士の人形が置いてある。生きている人間のように微妙な表情の変化も表すそのロボットに隔世の感あり。

さて、本題である。資料室に置いてある一枚のポジフィルムに目が止まった。にこやかな顔の野口博士がやや彩度は低いけれどしっかり写っている。ちょっと古いリバーサルフィルムのように見えなくもない。オートクロームとある。
Ektar097.jpgオートクロームとは1907年に市販された世界初の商業カラー写真らしい。詳しくはこちらにあるが、一言で言えば、RGBをモザイク状に配置したカラーフィルターを作り、その上に乳剤を塗布して露光。反転現像したあと再びそのカラーフィルター越しに見ればポジのカラー画像が再現出来るという画期的な発明だ。
なんとこれは今のデジタルカメラの主流であるベイヤー型の基本原理ではないか。オートクロームはそのコストと、不便さから使われなくなり、次第に今のフィルムのような垂直方向に色を記録する方法に取って代わる。
デジタルの時代になって、水平方向にカラー情報を分布させるオートクロームの方法がベイヤーによって復活するとは発明者もあの世で驚いているのではないだろか。

さて、野口英世のこのオートクローム写真、1914年にアメリカで撮影され、博士の田舎の恩師に贈られたそうだ。その博士の新らしもの好きに感心するし、猪苗代町の田舎の人の驚きはいかばかりであったろうか。

そしてさらに、博士の愛用した理化学機器も展示されていたのだ。その中でも特に重要なのが細菌研究にはかかせない顕微鏡。そしてその上に乗る写真撮影のためのキャビネサイズと思われる蛇腹暗箱のホルダー部分にはERNST LEITZ WETZLARの文字が。うかつにも顕微鏡のメーカーを見るのを忘れたのだが、これもライツに間違いはないであろう。
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偉人達の記念館を訪ねた際良くみると、必ず写真関係の発見がある。これからもちょっと注意してみて行こうと思うのでR。

追記:非常にナイスなタイミングなのですが、ベイヤー素子の発明者、コダックの研究員だったBayer氏が、その発明に対して王立写真協会のプログレスアワードを受賞した模様。今世間にあふれるデジカメの基礎を作ったことが評価された。これはCCDの発明者がノーベル賞を受賞した事とも関係しているのかも知れない。
となればオートクロームを発明したリュミエール兄弟はもっと凄いということになるかも。ちなみにリュミエールとはフランス語の「光」であって、偶然であるが凄い名前だ。俺の住んでるアパートの名前もルミエールなのでR。素晴らしいではないかっ!

フィルムを使う

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フィルムを月に1本使うの会というのは、俺が自分の写真ノルマを果たすために約2年前にシャレでこのブログに書いてみたのがきっかけでしたが、長く頑張ってみるものでなんと今日の時点で賛同者23人。何に魅力を感じてくれたのか分かりませんが、ありがとうございます。

デジタルが断然有利な写真のシーンは多いが、撮影する行為自体、カメラの愉しみ、そして実体として残る作品等々考えると、フィルムは絶対になくなってはイケナイものであると感じる人が増々増えていると思う。
インスタント写真の世界であのポラロイドが復活したように、ユーザーの活動がメーカーを動かすことがある。フィルム各社がかつてのようにラインナップを増やしてくれるまでがんばろうではないかっ!(^^;)
フィルムじゃないとダメというのは、各方面のプロの世界にはけっこうあるようだが。

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先月高尾山で行われたフィルムを月に1本使うの会の撮影会のひとこま。

フィルムの方は

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ここんとこしばらくデジタルの情報ばかり書いている俺だが、お金をかける方向は完全にフィルムのほうに向いていて、そちらの計画を着々と進めているのでR。うふ。

さて、コダックのサイトを見てみるとフィルムの種類が激減している。カラーポジはかなりラインナップを少なくしている。販売店に行くと販売終了品が激安で売っている。安いことはうれしい事だが、フィルムが減るのは悲しい。
今でもフィルム屋はアマチュアが普通には手に入れられないプロ用、特殊用途のフィルムを造っていて、そういうフィルムが流用されて一般のフィルムに使われる事もあるもよう。それを手に入れてちょっと珍しいフィルムを楽しむという高級な?楽しみが出来るのもフィルムの面白さだ。
ヨーロッパのフィルム販売店を探してみれば、日本では手に入りにくいおもしろフィルム(モノクロ)がかなり安価に手に入る。
いいかげんデジカメに嫌気がさしてる人は、激安(質感の高いカメラがほんとに安い)中判カメラを手に入れて、そんなフィルムを楽しんでみる方が1万倍たのしい。

君もフィルムを月に1本使うの会でフィルムを楽しみませんか。
会の目的は<デジタルな野郎も月に1本はフィルムを使って消費を促し、地球上から銀塩が根絶することを防ぐのだ>です。
決まりは月に1本フィルムを使うこと(100本使っても良い)。その中のベスト1を月に1回展示場にアップすること。の2つだけ。

今月からの試みとして希望者のみ、
(1) 月ごとのテーマを決めて戦うことに。最優秀者が次の回のテーマを指定出来る。
(2)厳しく批評して欲しい写真があればそのコーナーにアップするとメンバーが激辛評価をする用意も。
自分のブログに写真を挙げると、いつも義理でほめられるだけでつまらんとお嘆きの貴方へ。
※まだ(1),(2)とも実績はありませぬ。

現在メンバーは18人。写真については普通のアマチュア達です(多分)。ゆるーい会ですが、フィルムという現物に主眼を置く以上、ネット上のみのバーチャルな交流だけでなく実践で楽しくやりたいです。

ポラロイド復活!

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スゴいニュースですね。知らなかった。もう日本語の記事も出てる。
The Impossible Projectは大騒ぎかっ!
デジタルのZINKもいっしょになってということなので、フィルムもデジタルも合わせて盛り上げようという勢いのもよう。熱い! Polaroidというブランドはやっぱり強いな。
(富士も冷たく見放さずに加担しておけば良かったのに...)

高感度

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今時のデジタル1眼の高級機はISO6400や12800なんてのが当たり前になってきてる。
フィルムはどうだったろう。俺が少年の時、星の写真を撮っていた頃は普通に買えるのではTRI XのASA400が最高だった。たしか同じくコダックに2475レコーディングフィルムというもの凄く感度の高いフィルムがあり、少年は憧れたが一般的ではなかった。
今調べてみると2475の方はASA1000、2485の方はASA8000だったらしい。が2485の方はザラザラだったもよう。

その頃はフィルムの感度を上げるために、水素超増感なんてのが流行っていた。少年の俺には何のことか分からなかったが、大人になって試してみたことはある。実用では使ったことはない(^^;)

さて、今のフィルムはどうなんだろう。
富士の1600やコダック、イルフォードの3200などは現像で頑張れば6400位まではなんとか実用になると聞く。
ローライブランドのR3は頑張ると6400位まで可と書いてあるが、カブリがかなり増えてしまうらしい。
ということでフィルムは高感度に関しては劇的な進化があったわけではないもよう。カラーの方は進化はしたのだろうが、ISOの絶対値はモノクロより低い。

一見感度においてもデジタルに軍配の上がってしまった感があるが、各社の高感度モノクロフィルムがブローニーやシートフィルムで供給されたとすれば、まだまだ面白いと思うのだ。ちょっとやそっとの粒状悪化は気にならないシートフィルムでISO6400で撮れるとしたら、また新たな表現が出来るに違いない。
出しておくれ、各社(無理だろな)。

フィルムの感度を上げる方法として、撮影の前か後に極々弱い光をフィルムに当てる方法がある。俺は試したことがないし、どのくらい上がるのか分からない。理屈は長くなるのでまたあとでっ。
全国13万人の会員のみなさま、いかがお過ごしですか。いつもどおり7月度のベスト1をアップしていただきましたが、ほぼ出そろってまいりました。ご活躍が伝わって参ります。

さて、fotologueがcoolなデザインなので使わせてもらってるのだが、ちょっと重たく、時間帯によっては全くアクセス出来ない等イライラすることもあり。まぁ月に1回のベスト1の投稿のみなのでまぁまだ大丈夫かなと思ってます(でもちょっと気になるので、今後どうしようかということも少しは考えてるぉ)。

デジタルで撮るかフィルムで撮るか議論すること自体をナンセンスと思う人も多いと思う。俺もだ。が、しかし会員の中には月に1本なんてケチな使い方ではなく、完全にデジタルとフィルムの使用量が逆転している方も出て来ている。何か理由があるはずだ。
俺は当初、フィルムが無くなってしまっては困るから少しでも使ってメーカーに頑張り続けてもらおうといいう考えだったのだが、改めてフィルムとデジタルを撮り比べてみるうちに、フィルムにはデジタルモノを持って替えがたき「写真進化のプロセス」が内包されており、それをダイレクトに感じることが出来るのだと思う様になったのでR。フィルムでなければイケナイのだ。
 ...つづく

 夜中から豪雨で写真撮り躊躇していたのだが、午後から雨が上がった。出かけるか...

Legacy Pro B&W

おなじみFreeStyleでLegacy Proという見慣れないモノクロフィルムが売られてます。
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日本製と書いてある。調べてみると100の方はFujiのAcrosかもしれないというウワサ
ウワサの後半にもある通り、Massive Dev Chartで見てみると、多くの現像時間がAcrosのものに一致するからおそらく間違いないのだろう。生フィルムを見てみれば一発で分かると思うのだが。

ISO400もあるが、これはPresto400なのだろうか。同じくMassive Dev Chartをざっと見た限りではだいたい一致している模様。
良く知らないのだが、Fujiのフィルムがこういう形で売られることはあるのだろーか。

36枚撮りが$2.79, 100ft缶が$32.99でそこそこ安い。すでになくなってしまった富士の長巻きだが、これでまた使えるとなれば非常に嬉しい。今度大判フィルムを買うときこれらも合わせて買ってみよう。
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乳剤番号がいかにも富士のそれっぽい(?)

フィルムの色

...とは言っても現像した後の色ではなくて、生のフィルムの色。
乳剤面側の色もこれまたいろいろあるが、フィルム銘柄によって顕著に異なるのはバック面から見た色味である。

主にバック面側にはハレーション防止のために塗ってある染料か、あるいはバックコーティングのないフィルムでは乳剤面側の最下層のアンチハレーション層の色が見えるのだと思う。
いずれにしてもこの生フィルムをバック面側から見た色というのはけっこうドキドキするものだ(^^)。

生のフィルムの色を見る機会が多いのはなんと言っても135フォーマットのフィルムだ。カメラに詰めるときに確実に見れる。当たり前だからあまり有り難く感じないのだが、次からぜひ写真を撮っておこう。ブローニーやシートのフィルムではあまり見る機会がないからだ。
ブローニーやシートフィルムではたまに失敗したときに悔しい思いをしながらフィルムの両面を見られるのだ。当然カッコいいことではない。
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同じ銘柄のフィルムでも135とブローニーとシートではそれぞれ色が違うこともある。135ではバック面を省略し、ブローニーやシートではバック面を塗布することもある。だから色味が異なることがあるのだ。
同じ名前のフィルムでありながら、フォーマットによって乳剤の組成を変えているものもあるから、乳剤側の色が違って見えるものもある。
余計な話だが、135フィルム用の現像データを別フォーマットに適用したりすると思いっきり外すことがある。フォーマットが違ったら同じ銘柄でも別フィルムだと認識すべし。

さて、乳剤面側の色は銀が塗ってあるから光が当たるとどんどん変色していく。一定の条件下でフィルムの色を写真に撮ってみるのもオツなもんかもしれん...と思た。

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300mm Acros
上の写真をトリミングしたのがここ
fotologue、調子悪いです。

フィルムの故障?

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あまり写真を撮らないので(^^;)めったにお目にかかることはないのですが、フィルムの故障。
最近大きいフィルムを自分で処理してる中で、ちょうど空の部分の中間的なトーンの中に直径コンマ何ミリか位の中心がやや周囲より濃くて、周辺にいくに従い濃度が下がるスポット状の画像をいくつか目にした。デジタルならフォトショップ等でちょちょいと直せるが、フィルムだと焼いてから修正するのがけっこう大変。

自分の処理がいい加減で、その過程でなにか起こっている可能性あり、フィルムのせいにしてはいけないかもしれないが、これはフィルムの故障かもしれない。
フィルムの最上層にはプロテクトコーティング(PC)と呼ばれる薄い層が塗ってある。乳剤層にオイル状の小さな固まりがなんらかの理由で生じて、それが表層に浮いている状態でPCが上に乗るとその部分のPCがはじかれてうまく塗布されないことがある。
それがスポットになり、この部分が処理の際に過剰に現像されるので周囲と濃度が変わってしまう と記憶している。
生のフィルムを肉眼で見てもほとんど分からない。中間グレーの露光でいちばん良くわかるので、ちょうどシャドウやハイライトの部分にそれがあると気付かないことが多い。

完全に無くすことは難しく、製造のロットにより多い少ないがある。抜き取り試験でチェックし、あまりに多く発生している場合は当然出荷しないなどするのだが、まぁそれに当たってしまうことも無いとは言えない。要するにメーカーの品質管理の問題だ。
富士だろうが、コダックだろうが発生する模様だが、最近気になっているヨーロッパの細々と造られるモノクロフィルムの場合はどうなのか(つまり多いんじゃないかなーとやや心配)と、まだ使ってもいないのに軽く心配してる(ローライのブランドのは使ってみたが俺の微々たる使用量では全く問題なかった)。

...そんなこと心配するよりさっさと写真撮れ。俺!

くるくるりん

自分でフィルムの処理をしている人の悩みの1つに、仕上がったフィルムがくるくるりんになってしまうことがあります。
フィルムの銘柄によってカールのしやすさが違うのは確かなのだが、ラボに出すと綺麗にまっすぐ仕上がるのに、自分でやるとくるくるりんになってしまうのは、何かあるはず。
知っての通り、写真のフィルムはハロゲン化銀の粒子や色素がバインダーであるゼラチンに分散されてPETやTAC等のベースフィルムに塗られている。主役は銀や色素なのだが、それを支えるゼラチンの量はかなり多く、大雑把に言えば写真フィルムはゼラチンの固まりと言っても良いと思う。

ゼラチンとは牛や豚の骨や皮に付いているあれで、最近は化粧品や美容のコラーゲン(ちょっと違うけど)として目にすることが多い。乾燥すると縮むのでフィルムの乳剤面側にカールする。そのため乳剤層が厚い昔ながらのフィルムはくるくるりんになることがある。それを防止するためにバック面にゼラチンだけを塗ったり、アンチハレーションの色素(あるいはカーボン)とともに塗ってカールバランスをとっているフィルムもある。

バック面に何か塗られているかどうかはフィルムをちょっと舌でなめて湿らせて、爪で強くこすってみて何かが剥がれたらそれはバック面があるフィルムだ。ブローニーはバックコートがあることが多く、現像時に前浴でアンチハレーション層の色素が溶け出すので廃液に色がつく。知らないとまずビツクリするのだ。映画用のフィルムなど、高速でカメラの中を動くフィルムは滑り性をよくする目的でバック面を塗布することもある。

FujiのネオパンSSなんてのは昔ながらの分厚い乳剤層を持つフィルムなのでカールしやすい。コダックのT-Max等の比較的新しいフィルムは六角平板の銀粒子を使い、乳剤層も薄いと思われるのでおそらくカールはそれほどキツくならない。アクロスなんかもその類いだと思う。
ローライブランドのレトロなんかは、いかにも乳剤層が厚そうでけっこうカールがキツかった記憶がある。

さて、うろ覚えで書くのも何なのだけれど、たしか処理したフィルムを乾燥する過程で、カールの強さをコントロール出来るという話ではなかったかな。たしか専門的には常識になってた気がするのだが。つまり、処理後乾燥する過程で低湿で短時間で乾燥させた場合と、高湿でゆっくり乾燥させた場合とでゼラチンの架橋構造だかが変わってどうのこうの...。俺のとってもいいかげんな記憶では乾燥のさせ方でカールがキツくもなり、ゆるくもなるということが起こるのだったと思う。
ラボで処理する場合は乾燥時の温度,湿度がちゃんと管理されているので、どんなフィルムでもくるくりんにならない。

まぁ実験してみれば良いのであるが、直感的にはドライヤーで無理矢理乾かすとくるくるりんになって、高湿の環境(例えばお風呂場)でゆっくり乾かすとカールしにくい?(たぶん)なんてことが予想出来る。
一度やってくらべてみよー。

フィルム代

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デジタルが当たり前になった今の時代、1枚撮るたびにお金のかかるフィルムはそれだけでも分が悪い。
けれどもデジタルで撮るように数打ちゃ当たる的な撮り方はしないから、フィルムとデジタルの使い分けをしっかりすれば大丈夫だと俺は最近思ってる。

そうは言っても8x10だとカラーポジで1枚1000円ちょっと、モノクロでも500円前後で、カラーの場合は現像代が1枚800円ちょっとだ。カラーポジなど頻繁に撮る訳ではないからいいのだが、モノクロはもっと安くしたいと思う。
前にも書いたようにヨーロッパには安価なモノクロフィルムが豊富にあり、B&HやFreeStyleといった欧米のショップで求めることが出来る。日本はカメラは潤沢だが、メディアは残念ながらプアーな状況と言わざるを得ない。

上記の2店舗だと、日本で富士のモノクロフィルムを買う値段のざっと半額で買う事が出来る。もっと安くならないかなーぁと思っていたら、リスがある。リスというのはウサギさん、クマさん、ウシさん、シカさん...のリスではなくて、いわゆる印刷感光材料(グラフィックアーツ)のためのフィルム。これがさらに半額で買える。
リスフィルムは例えばフォントを明確に印刷する原稿をつくるためのフィルムだから、諧調は超硬調、というかonとoffしかない。普通にリス現像したら1ビットの画像にしかならないのだ。そこでこのリスフィルムを超軟調となる現像液で特別に処理し、普通のフィルムと同じグレースケール(普通のモノクロ)画像を得るという手法がある。

有名なのは、スパイカメラのミノックス。あれは非常に小さいフィルムだから、普通のフィルムで撮影して延ばすとけっこうボケボケになっちゃうので、例えば富士のミニコピー(普通に買える複写用の超硬調高精細フィルム)で撮影し、軟調現像液で普通の画像にして高精細の画像を得る達人がいたという話を聞く。
天体写真の分野でかつてよく行われたのが、Kodakのテクニカルパンという硬調なフィルムをテクニドールやPOTAという軟調現像液での処理すること。俺が高校生の頃だったが、雑誌など(天文ガイド)でPOTA, POTA...とやたら書かれていて、そのころは何のことか良くわからず、なんだポタって?と思っていたものだ。

それと同じようなことをとても安いArista-II Ortho Litho Filmというのを使ってみようかと思ってる。現像はペーパー用の物を希釈してやれ、と書いてあってやや詳しい情報もネット上にはあるものの自分で試行錯誤が必要だろう。感色性がオルソだから(紫外から緑の光までしか感じない)セーフライトの下で観察現像が出来るかもしれない。
日本のサイトでこのフィルムの情報をまだ見つけてないが、うまく使っている人もいるだろうし、もしかすると「つかえねぇ」となっているのかもしれない。それにしても8x10が一枚100円となれば、気楽につかえるぉ!

未現像のフィルム

部屋の掃除をしていらない物をたくさん捨てました。重さにして100キロくらいは捨てたんじゃないかな。
懐かしい物がたくさん出て来たのだが、未現像のフィルムも出てきた。フジのネガカラー。2,3年前のものでないことはすぐに分かったが、だめを承知でラボに出してみると、画像はかなり退行し、全体にかぶりが生じ、色もほとんどなし(オレンジベースの色のみ)。スキャナで取り込んで出来るだけ補正してみたら、なんとか判別出来る画像が出て来た。
正月に俺が田舎に帰省したときの家族写真で、姉と元気だった頃の親父お袋が写っていた。他のカットから推測するに約20年前である。

今思えばカラー現像せずにモノクロ処理すれば良かった。調べれば露光後時間の経ったフィルムに少しは適した現像液の処方の情報があったかも知れない。
それにしても銀塩の画像保持時間はなかなかのものだ(未現像なのに!)。デジタルデータは電気的、機械的な衝撃がなければ何年も持つだろうが、それよりも先に記録されたメディアを読み取る装置がなくなる気がする。

なんか違う..

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安孫子さん、デジカメWatchのE-30長期リアルタイムレポート。アートフィルターの「デイドリーム」とやらについて語ってます。昭和世代ど真ん中には分からない...と言っているとおり、作例を見るとたしかに何か違う。なんかただの失敗写真みたい...(^^;

オリンパスの写真投稿サイトFotoPusに上げられた作品の方がずっといい?(安孫子さん、ごめん)
さらに雑誌「カメラ日和」、「snap!」などに載っている自然でホンワカとしながらも、作品として魅力的な写真達のなんとすばらしいことか!
本物のフィルムカメラで撮るのと、デジタルによるギミックとの差かな?などと思いがちだが、おそらくそれはあんまり関係ないとおもふ。

おもちゃカメラでライトに撮る感覚と、昭和ど真ん中ががっちり構えてきっちり撮ったろうと力んでしまう差かも知れん。俺も安孫子さんみたいになっちゃう。

穴のとこまで

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35mmフィルムのパーフォレーションのとこまで露光しているのをネットで見かけて、思いのほか新鮮みがあったので真似てみた。
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Rollei Cord V, Neopan SS

6x6のカメラに無理矢理通しただけ。こんどはポジでやてみよう。

再びスキャン

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どうも今ひとつスッキリしないので少し試してみた(ヒマだな)。

まず、E-3のRAW現像を別なソフトでやり直してみた。やっぱりGimpのUFRawでの現像はデフォルトでは眠いことが分かった。等倍で真面目に現像することなんかほとんどないので知らんかったよー。
さて、そんなわけでどのソフトでどうやったら一番シャープに見えるのかも良くわからない俺だが、適当にいじってまぁそこそこシャープに見える設定で現像してみた。
crop.jpg
以下は赤い部分の100%クロップ画像

A2105477cgimp.jpg
何もいじらないUFRawがこれ。1つ下の書き込みのE-3画像はこれと同じ。ちょっとボケボケでこれではE-3がかわいそうだ。我ながらアホだったぜ。

A2105477cmaster.jpg
オリンパスマスター2。シャープネスを少し過剰にかけてみた。ある程度離れてみればこの程度もあり。

SilkyPixでも試してみたがほぼ同じレベル。Light RoomやAperture等の高価なソフトは持ってないので試せない。でも大方こんなもんだろ。
さて、我らが8x10を1つ前の書き込みよりも高解像度でスキャンしてみたらどうなるかを試してみた。

小さいのに頑張る

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写真の魅力の一つは高解像度、シャープさ、クッキリさ だと思てる。
大人な俺だから、ボケ味や色味や諧調や気持ちの良い収差等が与える良い影響も分かっているつもりだ。が、しかし写真の魅力の1つがハッキリクッキリであることは最も大事なことだと俺は思てる。

ひとつ前の書き込みで、E-3の等倍画像を載せた。UFrawという普通はあまり使われない(実はいろいろな現像ソフトのベースになっているらし)ソフトでの現像だし、シャープネスを意識してかけているわけではない。
もっとおなじみの現像ソフトで最適なシャープネスかけてみたらどうなのょ、という気持ちもあるので、いずれやってみる。パッと見の解像感はもう少し上がると思う。


それから、8x10の処理結果の方は期待していたほど解像感が高くなかった。これが8x10の実力とは思いたくない。
今回の処理はミクロファインでの標準現像で、粒状性はかなり微粒子に仕上がっているはず。しかしミクロファインのような微粒子現像液というのは一般的にシャープネスに欠けると言われる。その上、今回の現像はJOBOによる連続撹拌を行ったので、いわゆるエッジ効果はまるで期待出来ない。
(フィルム現像のエッジ効果については、Tokyo-Photo.netのこちらのページの後半部分に分かり易く書かれてるぉ)。
仕上がったフィルムはエプソンスキャンで取り込んだが、その際シャープネス「弱」をかけてみた。シャープネス無しと比べた感じでは特に強くエッジを強調するレベルではない。
そういう意味では今回の8x10の現像の方も解像感は控えめに処理されていると考えて良さそうだ。
それからさらに言い訳をすると、昨日の撮影は風が少し吹いていた。5倍のルーペでピントを合わせたがピントグラスに映る像は細かく振動していた。1/15というシャッタースピードでは微細なブレが発生し解像度が甘くなっているかもだ。
いずれにしても次回はデジタルの方も、フィルムの方も解像度の限界に挑戦してみようと思うのでR。

さて、俺が使ってるデジカメの解像感の話。こと解像感に限ってみれば、今更言うけれど4/3には限界を感じていた。
ところが、オリンパスとパナソニックの絵作りを「解像感」という観点で見てみると、同じ4/3でありながらちょっと違う。良く言われるのがオリンパスはボケボケ、パナソニックはクッキリだ。ローパスフィルターの特性の差ではないかと言われている。
DPreviewの解像度チャートの撮影結果を見ても、明らかにG1の方がE-520より優れているし、G1は他社のAPS-C機よりも良いかもしれないというレヴェルだ。

また、「デジタル一眼を比較してみる」というとても素晴らしいサイトのこの記事この記事を見ると、G1の解像感の素晴らしさが良くわかる。D700と比較しても劣らない感じがするではないか! まぁD700とG1で使っているレンズが当然違うからその要因も大きいかもしれないが。
前者の記事で「水の科学館」の壁のレンガ部分を見てみると、G1の画像にはモアレが出ていることからもローパスフィルターの周波数はかなり高めに設定されているのではないかな(オリンパスも真似せよ)。

ってことはチューニングの仕方によっては、まだ4/3は解像感を上げることが出来るわけだな。ちょっとうれしい。そして当然大きなセンサーならもっと良くなるということだし、将来必ず一般化するであろう非ベイヤー撮像素子でローパスフィルターいらずとなれば、中判センサーどころか35mmサイズでも大判並みの解像度が得られる時が意外に早く来る気がする。

まぁ仮にそうなったとしても大判の魅力は衰えないけどっ。

スキャン2

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NeoNさんからのお尋ねがありましたので、またちょっと遊んでみます。
まず、ライトテーブル上で見た印象との違いはやはりそれなりにあります。ライトテーブルの方が鮮やかに見えます。ただこういうのは、どの程度差があるのかを定量的に表せないので、言ってみても参考になりませんね(^^;)

以下の画像はスキャナのガラスの上にフィルムを直においてスキャンしたもの。
プレスキャンした後、ハイライトとシャドーの幅を調整したのみで、トーンカーブやシャープネス(シャープネス設定は弱)、カラーバランス等はデフォルトのまま。
スキャナ自体はEZ Colorに付属の透過原稿でキャリブレーションし、それをもとにスキャナのICCプロファイルを設定しているので、カラーバランス等に関しては一応ベストな状態になっているはず。スキャンした画像にはsRGBのプロファイルを埋め込んだ。

img038.jpg
RF645, Ekachrome100GX, 300dpiスキャン(Webに掲載するために2/3程度のサイズに縮小)
↑これはライトテーブルで見た印象とほぼ同じ。

img039.jpg
Leica M3, UltraWideHeliar 12mm, EliteChrome ExtraColor, 400dpiスキャン(Webに掲載するために2/3程度のサイズに縮小)
このレンズは周辺減光がものすごく、周辺部の露光はかなりアンダーで濃度が高いから、スキャナにとっては過酷な条件だと思われ。さらにExtraColorというフィルムの性格もあり、コントラストが非常に高く、ライトテーブルでの見た目はかなり派手。
スキャンしてみるとライトテーブルで見たように派手には見えなくなってる。悪く言えば鮮やかさが再現出来ていない。
真ん中の青空が濃いカットが一番メリハリがあるので、1200dpiでスキャンしてみたのが下。

img040.jpg
このくらい大きくすると、見た目の印象はかなりライトテーブルのそれに近い様に感じる。
解像感はこんなものかなぁ。ちょっと甘い気がするけど。

色を何も調整せず、素のスキャンでこれだけ出ればなかなか良いではないかと言うのが俺の感想です。

スキャン

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スキャナが新しくなったので、古いフィルムをスキャンしてみてる。わーぃ、楽しいお。
やはり拡大率が大きいほど、古いスキャナとの差が現れるみたい。そのうちちゃんと比べてみる。

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Pentacon Six TL, Biometar 80mm F2.8, Velvia100

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RF645, Zenzanon 65mm F4, Ektachrome100GX

Fuji GF670 22万

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富士フイルムからリリースされたもよう。期待したことは何も起こらなかった。
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5,000台限定で店頭価格22万円くらいだとか。なんだ、限定かよ。
これでは「フィルム最後の記念に一発出しました」 で終わってしまうではないか。どうやら富士は本気でフィルムをやっていく気力がないな(あたりまぇか)。

やっぱりフィルムを残すためには俺たちユーザーが頑張らねばいけないと思ったのでR。

さて、はじめ30万と言ってたのが22万なら富士も頑張ったということなのだろう。
しかしたとえ実売19万8千円としても、うーん、俺はホシイぃとは思わない。それだけ出せば中古でもっと魅力的なカメラが交換レンズ付きでいくらでも買えるから。まぁ中古の値段と比べられちゃ富士もかわいそうだけど。

それなりに質感のある中判蛇腹カメラを12万8千円で出してくれたら、おっ!と思うのだけど、まぁ冷静に考えればいくら安くても中判フィルムカメラがヒット商品になってフィルムが再び売れる...なんてことは起こらないだろから、富士も本気にはならないわな。

新しい中判カメラはDiannaでガマンしとくか。
今月(1月)はPORTRA160をナガオカ4x5で使った。あと数枚撮って現像に出すので結果はまだ。
今月と来月にかけては8x10でPROVIAACROSを使おう。

モノクロの現像用にJOBOを手に入れた。これだと普通に使えば連続撹拌になるから、いわゆるエッジ効果は期待出来ない。慣れてきたら皿現像かまたはJOBOタンクに液をいっぱい入れて、time@さんに教えていただいたPyrocat-HDやRodinalの超希釈現像なんかも試してみたい。

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冷蔵庫からちょっくら出してきたフィルムたち。下の2つが8x10、 白い袋はRolleiのRetro100だ。
フィルムにはもう戻れないという人がけっこう居ます。
人さまざまでしょうが、<デジタルに比べてフィルムが「めんどう」だ>というのは主たる原因ではないと俺は見ているのだ。
それよりも、<デジタルより絵が良いとも思えないのに、撮る度に金がかかるのはバカバカしい>と考えてしまうからではないかな(思い起こせば俺はデジタルを始めるとき、まさにその逆のメリットを感じたから写真趣味を復活させたのだった)。

画像を得る手段を単にデジタルからフィルムに戻す という発想ならば、時代に逆行するだけだからメリットを感じないというのはアタリマエだ。
俺は中判にしてみることで、全く新しい気持ちで銀塩の楽しさを再発見することが出来た。
まず質感のある重たい中判カメラが今時のプラスチックカメラにない新鮮さを与えてくれること。
そして、撮影することそれ自体の姿勢が全く違うことに気づいたことだ。絵を描く様なつもりで撮る。

デジタルでバシャバシャ撮るのとはまったく違う考え方で被写体に向かえばいいのだ。デジタルで撮る代わりにフィルムで撮るのではない。フィルムという絵の具を使って中判カメラという筆で絵を描くのである(う〜む。我ながら名言だな)。
カメラを持って出かける数日前から、絵を描くイメージを頭のなかに思い浮かべる。当然デジタルは併用しない。
こんなテンポの撮影だから、中判なら多くても120フィルム2,3本だ。1本も取り終わらないこともよくある。フィルム代も処理代もタダではないが、お金を気にするレベルの量ではない。

そして撮影がさらに大きなフィルムになればさらに絵を描くというイメージは明確なものなってくると思うのである。
これが俺流フィルム回帰だっ。....しかし満足のいく写真は未だに1枚も撮れていないのでR。

追記:フィルムに戻れない理由で有力なのがあった...。みんな忙しいに違いない。
 俺、暇だもんな。

8x10の現像処理

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俺は目下のところ、バイテンで撮影して自家処理し、コンタクトプリントをしてみることに全力を傾けてる。え? デジタル? そんなクソ面白くもないものに今は興味ないよっ という感じだ(とエラそうに言ってみる)。全く我ながら節操ない。

さて、やっとフィルムホルダーを手に入れたので、あとはフィルムの到着を待っている。銘柄は定番のプロビア(RDPIII)とモノクロはAcrosにした。
...というわけで、今年最初の月の「フィルムを月に1本使うの会」はAcrosにしておこ。

さて、4x5の現像はブローニー用のタンクに2枚のフィルムを突っ込んで適当に現像していた。2枚という枚数が少ないが、前の結果を見て次の現像条件を決める、すなわち1枚ごとに最適な現像処理が出来るというシートフィルムならではの利点が生かせて、これはこれでよろしい。

が、しかし8x10となるとフィルムがでかく、これを入れるタンクとなると大きくなるし、なにより処理液の量が多すぎて話にならないであろう。
ならば、バットに液を入れてじゃぶじゃぶする古典的な皿現像となるのだが、2つの点でやる気にならない。まず液温管理が今の季節はめんどくさすぎ。そして完全暗黒のために風呂場を目張りするのもめんどくさい。

銀塩写真を守れ

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1月10日の毎日新聞夕刊の1面に「銀塩写真を守れ:映像のスローフード」という記事が出ていた。
ネットでも読める

フィルム(スライド用も含む)の出荷本数も減少の一途だ。07年実績は8670万本。03年(3億1028万本と比べて1/4近くに落ち込んだ。
..中略
企画者の一人で写真家の平間至さんは「フィルムメーカーに生産ラインを維持してもらうためには、一般消費者のファンを増やす必要がある。フィルム写真の楽しさを伝え、企業を応援したい」。
全くその通りで、たしか前にも書いたけれど、フィルムの製造設備は非常に大掛かりだから、いちど生産ラインを閉じたら二度と復活出来ないと思われる。
ところで、写真感光材料は一般用途以外にも産業用(放送映画用フィルム、印刷グラフィックアーツ用フィルム・印画紙、マイクロフィルム、医療及び工業用X-ray写真用など)があるが、それらも主力はほとんどデジタルになっているんだと思う。

上の記事にある「1/4近くに落ち込んだ」というのは我々が使う一般用途のフィルムのことだから、感光材料トータルで見たらどれほど減少したことか...。想像だが、産業用に膨大なフィルムを使っていただろうから、その分野がデジタルになっているとすれば落ち込みはもっと激しいと思う。

となると、かなりの製造ラインが既に縮小されていることが予想される。銀塩の乳剤製造設備や塗布機が完全に無くなってしまうのはまだ先の話だと思うが、各メーカーともその設備が「最後の一基」...となるのは時間の問題だろう。
印刷用や医療用のフィルムの減少は我々の力ではどうにもならないんだから、俺たちが必死になって頑張ってもだめなんじゃない?と思ってしまうが、きっとそうでもない

印刷や医療用等の産業用フィルムはモノクロだ。モノクロフィルムの製造機と一般カラーフィルムの製造装置は異なるのが普通だから、産業分野のフィルムが無くなったとしても一般用のカラーフィルムの需要が無くならなければカラー用の製造機は残る。カラーフィルムの製造機でモノクロフィルムは作れるから、カラーネガもリバーサルも、モノクロフィルムも俺たちは楽しめるハズなのであーる。

さぁ、そこのデジタルばっかのお兄さん、デジタルなんてすぐに飽きちゃうよっ。皆でフィルムを使おう、プリントして印画紙で写真を眺めよう!。35mmフルサイズだぜっ! それに飽き足らなければブローニーがあるぜっ。6x6なんてちゃんとスキャンするとD700もびっくりだぉ! ボケが比べ物にならないよ。 シノゴもバイテンもあるよ! 高貴な趣味を楽しもうよっ!

それから、海外のIlfordやMaco、Efkeなどが頑張ってくれてるが、どのメーカーもカラーネガ、カラーリバーサルは作れない。こればっかりはフジとコダックに頑張ってもらうしかないのだっ!
8x10で撮影するためには準備が必要だ。今、それを着々と揃えつつある。揃うまでに、あれやこれや考えるのがまた楽しい。

(1) ピンホール:フィルムがデカイということは、ピンホールでも余裕がある。
その昔、35mmサイズでピンホールカメラをつくったことがあったが、出来上がった絵は期待はずれでしょぼかった。
8x10のA4サイズに近い原板なら迫力があるというものだ。

(2) サイアノタイプ鶏卵紙プラチナプリントなどで遊べる(銀塩以前の技術)。
フィルムがデカイということは、コンタクトプリントでも見栄えがする。上に挙げたオルタナティブプロセスは、みな感度が低いので引き延ばしには無理がある。
だからこれらの処理は8x10にはもってこいだ。そしてこれらを楽しめるということは、手作りでも画像を残せる貴重な体験が出来るということだ。

数日前にも書いたが、文明の野蛮人にならないためにも、デジタルばかりの今だから見直せる文明を体験しておかねばならないっ。

さて、銀塩のことをちょっと真面目に調べてみると、印画紙の品数にしろ、大判カメラの情報にしろ、上述のオルタナティブプロセスの情報にしろ、圧倒的に欧米は豊かだ。
前に調べた赤外線写真の情報もしかり。はるかに情報が多い。
日本にも熱心な人たちは沢山いると思われるが、欧米に比べたら層は薄い。ライカを追い越して以来、メーカーのつくるカメラのハードにはめっぽう強い日本だが、写真の文化となるといきなり心細くなるのはなんとも悲しいではないか。
何度もしつこいが、写真文明において最も野蛮人なのは我々日本人かもしれないと思ってみた。
 バイテン手に入れて、まだ撮ってもいないのにちょっと調子に乗ってる俺だ。

Poladroid!

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Polaroidではない、Poladroid.

Polaroidのスクウェアな画像と、タイトルを書く余白のある独特のフォーマットをシミュレートするソフト。
普通のjpeg写真をPoladroidのアイコンにドラッグ&ドロップすると、SX-70の吐き出すような音とともに、小さなサムネイルが現れる。
本物のポラロイドのようにジワジワと画像が現れ、適度なところでダブルクリックするとその時点まで現像が進んだオリジナルサイズの画像が生成される。
最後まで待てば自動的に仕上がりの画像もオリジナルサイズで生成される。
適度に周辺減光があり、色もポラロイド的にくすんだ独特の画像だ。

PC295224-pola02.jpg

Mac,Windows用共にある。
FlickrにPoladroidのグループも出来てる。本物のPolaroidがなくなってしまった今、悲しいけどこれで遊ぶしかないのかっ!?

シャレたソフトだぉ。

フィルムは愉し

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フィルムはめんどくさいから高いから(という理由が全てではないが)ってことで、その欠点をデジタルで解決できるとして数年前から写真趣味を復活させたのに、
フィルムが恋しくなって久しい。バカだな。
趣味だからメインもサブもないんだけど、撮影枚数はやっぱりデジタルの方が多が、気合いの入れ方はどちらも同じくらいじゃないかと思う。まぁたいして気合いなんか入れてないけれど。

それにしても、フィルムってのは箱を見てるだけで楽しいね。何か撮ったるぞーってワクワクしてくる。選ぶ楽しさもある。
調べてみると最近は欧州のフィルムがけっこう出ていて面白そうだ。品質は必ずしも良くないのかもしれないが、マイナーなメーカーが造るフィルムってのもなんだか怪しげでワクワクさせるものがある。
例えば4x4, ベビーローライなんかに使うベスト判(127フォーマット)はドイツのMacoやクロアチアのフォトケミカとかいうメーカーがつくってる。
それからモノクロ赤外線フィルムは、RolleiブランドのINFRAREDやMacoの820c、先のクロアチアのefkeなどがある。
他にも雑誌「カメラ日和」の最新刊に何か新しいフィルムの情報があったような気がする。

PC295224.JPG
さて、年末の掃除で冷蔵庫の中も掃除した。フィルムのストックがけっこうあった。PORTRAは最近買ったものだが、期限が迫っているので使ってやらないといけない。ちゃんと冷蔵庫に入れていれば、期限を過ぎても大丈夫なんだけれども。
 むしろ期限切れのフィルムで変な色を楽しむマニアもいるとか。

来年は,

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今日休みで明日仕事。天気も悪いことだし、家の中で年末の片付けしてるけれど、半端ではないゴミの量です。
ちょっと飽きたのでフィルムスキャンをば。皆がE-30やG1で遊んでいるのを横目に、フィルムの方が断然面白いやい! とあがいてみせる。

さて、これも今月撮った1本である。さもない近所の散歩写真。
img076.jpg
Bronica RF645, Zenzanon65mm F4, Ektachrome E100GX

クリーム色だった菊が終わりに近づくと一斉に赤くなる。うーん、これは面白い。
img080.jpg
カメラ,フィルムは上と同じ。続きは少しだけこちらに

しかしブローニーで一番小さい6x4.5だけれど、圧倒的にいいね。なんていうか、たっぷりとして余裕があって深みを感じる。デジタルより良いとか悪いとかいう気はないけど、感情的に入り込めるものがある。感覚的ですんません。

さて、今年も相変わらずチマチマと写真趣味を楽しんできたが、来年はどんな風にいこうかちょっと考えてみてる。
デジタル一眼は一段落して、なんとかフィルター的な付加機能の充実などは、あまり面白いと思わないからしばらくパスだな。シャッター1押しで複数枚の画像を処理し、HDRしたりぶれ補正したりフォーカスコントロールしたりという時間軸での高速処理等、1段階進んだブレイクスルーまで待とうじゃないか。
それとは別に動画の方がどう進んで行くかはWatchしたいし、余裕があれば首を突っ込みたい。
一方の銀塩だが、まだ入り口に立ったばかりの4x5は来年ぜひ力を入れたい分野だ。デジタルは放っておいても勝手に発展してくれるが、銀塩は今楽しまないとチャンスを逃すかもしれないから(同時にそうならないようにしていきたいとも思うんだけど..)。

さて、その大判4x5だけど、35mmフルサイズに比べればデカイが、
img081.jpg
まだまだ小さい。生意気にももっと大きいフィルムを使いたくなってうずうずしてる。うーん、そうだな、来年の最大の目標は5x7以上のカメラをボロでもいいから手に入れて「街を撮る」ということにしてみようか。

富士の新フィルム

SUPERIA PREMIUMという新しいフィルムの発表。目出たい。
しかしどうでもいい事だが、このネーミングは今ひとつセンス無いな。

商標のユニークさでは、例えば米DuPontなんかが目立つ。KEVLARなんて強そうでかこいい。

撮影

今日は夕方の空き時間にささっと高台に登り、わが街を4x5で撮ってみた。富士山と夕焼けを撮りたかったのだが残念ながら富士山が雲に隠れてしまった。
大判で画面全体をパンフォーカスするのは基本中の基本ということになっている。いろいろやってみてるが意外に難しく、またそれが楽すぃ。
山のてっぺんと近景にティルトを使って合わせても、2点を結ぶ面以外はピントがズレるので、絞り込まないと真ん中の街などは中ヌケになってしまう。
さらに今日は左側に近景がある構図にチャレンジしてみた。ティルト+スウィングである。ティルトで画面上下のピントを合わせると、左がボケるから、スウィングで微調整するとまた上下がボケて..という具合でなかなか収束しない。えーぃままよと適当に絞って撮影。
しかし大判だからってパンフォーカスで撮らねばならないということはなく、当然絞りを開いて思いっきりボカすのもありで、開放F値が暗い大判レンズとはいえ、35mm版や中判よりはるかにボケは大きい。いろいろやって遊んでみたい。フィルム代がかかるけれど(^^;)
さーてどーなってるかこれから現像だぉ。
ここに記事が。
海外ではVoigtländer Bessa III となるそうです。まぁ「なんちゃって」ですが許せるレベルかなぁ。カメラの質感を早く見てみたい。

それにしても、FujiCosinaで自信を持って出せばいいのに。何年も頑張れば立派なブランドになるんじゃないのかい(まぁFujiは既にそうなってるのかも知れないけれど、微妙か)。今だにZeissやVoigtländer、Leica銘で出さねばならないとはなんと情けないことかっ。

ま、それは置いといて。
今、ちょっとカメラに興味のある人であれば、少しでも大きなフォーマットというのに興味があると思う。
デジタルでカメラに入った人ほどそうなんじゃまいか。デジタル命の人でも、きっとより大きなフォーマットのフィルムに実は興味があるに違いない。
6*7なのに信じられないくらい薄く折り畳めるフォールディングカメラ。しかもこのGF670は魅力的な真四角フォーマット6*6も撮れる。
ある程度質感が高く、それなのにムリ無く買える値段であればミニブレイクするかもかも。

アサヒカメラの記事によれば、中判と35mmフルサイズのデジタル一眼はほぼ同じ画質とか。35mmフルサイズデジタルが中判フィルムを越えた部分も多いらしいが、諧調表現やダイナミックレンジ、その他トータルではまだ中判フィルムにメリットがあると俺は信じているぉ。
まぁざっと言って、D700やα900と同じレベルの画質がひょいと持てるサイズで10万前後で(俺の勝手な予想)手に入るとなれば、1台持ってもいいんじゃまいかと皆さん思いませんか!?

9月3日にNikonから何か?

Nikon Rumorsに何度か掲載されているのですが、9月3日にNikonが何らかの発表をするというウワサ。D3xと見た(俺には関係ねぃけど)。

Leica Rumorsによれば、ライカは9月15日に何かの発表があるというウワサが上がっていた(が、その後LeicaがCanonと提携してLeica Canonというブランドを作るとか、シネカメラのレンズを作るとか良くわからない話が出まくってます)。
Rシリーズならあまり興味ないが、廉価のデジタルMというのが出るんかいな? と少しだけ期待。

最近寡黙なキャノンも5Dの後継機かD3だかD6だか分からんけど、何かしらフルサイズ機は複数出してくるんだろう。そして1眼レフ以外の隠し球があると俺は思うのだが...

Sonyはα900が9月9日という話。
さて、我らがフォーサーズでは複数のボディが出るという話だが、いつだろうか。そしてマイクロフォーサーズの実機は?

それから忘れちゃいけない、富士の6×7のフォールディングカメラも期待大だ。早く出してね。
蛇腹というのは絶対に今の技術で復活させるべきだと思う。あの驚異的コンパクトさは昔の物として葬り去るのは勿体なさ過ぎる。

フォトキナは9月23日から始まるようですが、最近は大きな見本市の前にリークしちゃうことが多くて、そのためメーカーもその前に発表してしまうことが多くなることを俺は期待しちゃう。

銀塩もっと

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いまさら俺さまが言うまでもないのだが、これほど楽しい銀塩がこの先衰退の一途をたどるだけと言うのは悲しすぎるから、なんとか再び需要を増やしたいとおもふ。
需要が減って、フィルムが無くなってしまっては俺の楽しみの一つが減ってしまうから、それでは困ると言うわけである。
黄金時代のようにフィルムが売れるなんてことは何があっても起こらないだろうが、どうなんだろう(決してメーカーは言わないだろうけど)いったいどのくらい売れたらメーカーは生産を続ける、あるいは時々でいいから新製品を出してくれるくらいのやる気を出すんだろうか(多ければ多いほど良いと言うに違いないが)。
すでに止めてしまったアグファとかポラロイドなんかに聞いてみたい。

はたして、デジタルしか使わない人全員が「フィルムを月に一本使うの会」に入会したとしたらメーカーは喜ぶレベルなのか、それとも「月に20本つかうの会」をつくらないといけないのだろうかっ。

なぜ銀塩からデジタルにいっちゃうかというと、銀塩は
「めんどくせ」「フィルム高い」
からである。

相反則不軌

近くの公園でホタルが少し見られるので、撮りに行こうと思っているのにまだ行動を起こしていない俺です。
そんな時は机上の空論。

銀塩感材には相反則不軌という性質があって、ある範囲では光量と露出時間は反比例の関係にあるが(相反則)それが成立しなくなる領域があるよということ。
普通に撮る写真では低照度で長時間露光をするときに問題になる。
フィルムによって異なるけれども、数秒から数十秒くらいの露出時間になるとその不軌が現れはじめ、露出時間が数分となるとものすごい量の補正をしないといけなくなる。

星の写真なんかでは1時間露光したとしても実際には数分露出したのと変わらない結果しか得られないこともあるようである。
これを解決するにはフィルムを冷やす。ひたすら冷やす。俺はやったことないけれど当時の天体写真マニアは冷却カメラを自作し、ドライアイスや(液体窒素?)などでカメラをキンキンに冷やして相反則不軌を少しでもなくした。
たしか、わずかな光によって出来た潜像が熱により分解されるのを防ぐとかいう理屈だったと思う(不確か)。

さて、デジタルの場合、

Sonyのツァイスレンズ

今日、町田のヨドバシにフィルムを買いに行ってみた。ぶらぶらと。
Rolleiのレトロでも箱で買っちゃおうかなと思って行ったのだが、なんだかもったいなくなってやめてしまた(やっぱ通販でバラ買いしよ)。
そのかわりTMax100とプレストとエクタクロームGXをげとした。エクタクロームのGXというのはウォームトーンらしい。初めて使う。

それにしてもフィルムの数が減った。イルフォードのデルタが置かれていない。たまたまか?
富士の100フィート缶はとっくになくなった。100フィートはTMax100が1缶あるだけだった。寂しい。シートフィルムもほんの少ししか置いてない。
やゔぁいかもしれない。来年になったら棚がさらに半分になって、再来年にはなくなっちまうんじゃぁないかいって勢いだ(まぁなくなるってことはねぇだろうが)

さて、モノクロの現像剤も買ったのだが、高くなってた。自分で処方しようかな。楽しいかもしんない。

フィルムを月に1本使うの会、来月度の予定を立てねばならむ。
モノクロが続いたので、カラーポジにしてみよかと思ったが、ちょとまて。
せっかくローライコードを手に入れたのだから、記念としてここはローライブランドのモノクロフィルムを使ってやろうじゃないか。

特徴的なフィルムたちで魅力的だ。R^3というのはオーソドックスな立方体の銀粒子を使っているというが、現像液の対応によってISO25から6400まで実用になるというからすばらしい。
粒子サイズの異なる3層構造であることがポイントのようだ。
さらに730nmまで感度がある(いわゆるスーパーパンクロ)ので、赤外フィルムとしても使えそうだからまさしく万能フィルムと言えそう。
わざわざローライのフィルム使うなら、現像液も合わせたい(けこう高い)。

さて、買い方だが、本来1ダースの箱入り販売で、ちょっとだけ試してみるということがしにくかったのだが、探せばショップでバラして売ってくれてる。
例えばここここ
うれしい。5月はこれでいってみよー。

なお、Infrared, Retro100,400, Ortho25, Pan25など他のフィルムも魅力的だ。
前にも書いたけれど、同等性能かまたはもっと個性的なフィルムを、富士やコダックなどがつくろうと思ったらすぐにつくれる。が商売にならないからやらないのだ。
富士やコダックは、このローライの方法を見習うべきかもしんない。

フィルムという消耗品にあの高級風な木箱入り、というのも賛否両論あろうが、なんか使ってみよーかという気にさせるには成功している。
フィルムは実用的な一部のプロの世界を除けば趣味の世界のものになってしまったから、そういう希少性や高級指向の戦略があっても良いのではないか(まぁ悲しいことではある)。


フィルムを月に1本使うの会、2月度の俺の作品を上げます。いまごろ。

タイトル:ヒトデかっ!?
P6013.jpg
PENTACON Six, Zeiss Jena Biometar80mm, Velvia100

スタジオデラックスでいつもの様に測光したのだが、何が違ったのか全体がやや露光オーバー。というか今までがアンダー過ぎたのかもしれないが(濃い方がすきなので多少アンダーに撮る)
他のすばらすぃ作品はFlickrの方へ

古ーいネガ

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ネタがないのでくだらない書き込みをば。
冷蔵庫を整理したら、撮影済みとおぼしき古いネガが出てきた。2本を現像に出した。
一本は5,6年前の日常が写ってた。もう一本は未露光。くやしい。

F1-011.jpg
たぶんF-1で撮った。でもどこの招き猫なのか全く覚えていない。
先月はRF645+TMax400だったが(まだネット上に発表してない=ルール違反)、今月はこれで行くのだー。
今月って、今日と明日しかないんだけど、これから出かけてくるりんぱ。

100_1349.JPG

なお、会則に従い1月度の作品はすでに発表されてます。ルール違反しているのは俺だけです(猛省)

え〜、1月12日に発足したフィルムを月に1本使うの会会長の俺です。
さて、今月も残り僅かとなり、まだフィルムを使ってないことに気付いた! やべっ。

今月はこれで行きます。Kodak TMAX-400(略称400TMY)。
100_1308.JPGコダックに敬意を表して黄色のバックの上で撮ったらホワイトバランスはずしまくった。
これをRF645に詰める。作品発表は2月の初めにするぉ。

会員は俺も含めて現在2名(なんと1人増えたのである!)。近々その会員からも発表があるであろう。


コダクローム上がって来た

17日に近くのカメラのキタムラに頼んでおいたコダクロームがやっと今日上がって来た。
天下のコダクローム、日本で最後の処理になるコダクロームで撮った写真がこれだっ! 1,2,3 -っ

IMAGE0162.JPG

IMAGE0232.JPG

なんか地味だが重みのある感じがするのは気のせいか。

12/20まであと5日

とは何のことかと言えば、前にも書いたコダクロームの国内処理最後の日が近づいているということだ。
こんなブログを書いている場合ではない。
36枚取り2本半をどううまく消化するかということが今日明日土日の俺に課せられた使命だ。月曜日には近くのカメらのキタムラには出さないと間に合わなそうなのだ。

何を撮ろうかと家族会議にかけたところ「夫婦(めおと)写真」ということになった。はずかしい。
はずかしいが、天下のコダクローム、さいごのコダクロームでいつも撮る「電信柱」や「横断歩道のペイント」ではなさけないのである。

さて1本は既にM3に詰めて、先週出かけた「渋沢丘陵散歩夫婦写真」を半分くらい撮影済みである。残りが2本あるのだが、これはやはり普段使う機会が減っているカメラたちに詰めてあげたい。
1本は死んだ親父が大事にしていたF-1に。「おやじー、これがコダクロームだよぉー。生きていたら一緒に撮りたかったよなぁ〜 ぐすん...」的感傷に浸りたいと思う。

もう1本はペンタSLだ。俺が中学生の時買ってもらった初の一眼。30年の時代を超えて当時憧れていたコダクロームを初めて通す... ああ、なんて感動的なんだろうか。

3台もカメラ持って、しかも夫婦撮りだから三脚も持たねばならない。よし、今日こそ「戦争にでもいくの?」と妻に言われたあのスリングショット+ライトベルトの重装備の出番かっ!
(しかしフィルム2本半も夫婦撮りするネタあんのか...)

モノクロフィルム現像入門

俺が語るまでもないですが、[便利速い安い]でデジタル一辺倒になりがちなあなたに贈る銀塩再入門。撮るだけじゃつまらない、自分で処理して銀塩写真の再発見を!(じいさんになってきたら「心にゆとり」で始めてみてはいかがでしょか)。

モノクロフィルム現像に必要な最低限のモノを挙げてみるよっ。店に買いにいくのがめんどくせって人のためにネットで買えるリンク付で紹介してみるよっ(各品物で最安値店を探せばいろいろあるんだけど、コマゴマしたものを別々の店から買ったんじゃ非効率だからみんな同じ店です)。 ←古くなってリンク切れのため

●現像タンク+リール:
いろいろあって一家言持つ人が多いのですが、俺のオススメは自動巻き込みのパターソンまたはAP Compact(このAPの製品(LPLが代理店)は使った事は無いのだが、カメラ店でみる限りはパターソンに類似だと思う)。
ヨドバシカメラ等の大きなカメラ屋に行けば、どちらか必ず置いてあります。
普通はステンレス製のタンク+金属リール(例えばLPL製)を使う人が圧倒的に多いのかもしれませんが、真っ暗の中で手探りでリールに巻き込むのには訓練が必要です。
その点、パターソンやAPの巻き込みは数回練習すれば出来るので失敗が少ないと思います。

ネットではここで買えます...と書きたかったのだが、ネットで売っている所が見つからない。ヨドバシ、ビックカメラの大手では今はパターソンは扱っていないようです。需要が減っているからだろうがさびしいな。お店に行けばまだあるかもです。先週、町田のヨドバシにはパターソンもAPもあったよ。値段はおそらく3千円位だと思います。APのは使い心地は分からないがビックカメラで扱ってる。

どうしても見つからなければしょうがないからLPLのステンレス現像タンクを使ってね。ちょっと練習が必要だよ。


●チェンジバッグ(ダークバック):
フィルムをリールに巻く時には当然完全暗室でやらねばならないので、そのための道具です。黒いジャンパーを利用して薄暗い部屋でって手もあるけどそんなにケチってもしょうがねぇ。買え!
大は小を兼ねるで、大きい方がいいんだけど、35mmのみの処理ならたぶん中くらいのサイズで十分。
ここで売ってます。1350円なりぃ。

●メスカップ(計量カップ)
最低限1リットルをある程度正確に量れる入れ物。台所用品ですでにあれば必要ないが、写真用に一個あってもよい。ここで売ってます。880円なりぃ(たかがプラスチックのくせにたけーな。探せばもっと安いのあるけど)

●ポリビン
現像液と定着液を保存しておく瓶。1リットルが最低2つ必要。一応遮光してくれるやつが良いと思うけど俺は1リッターのペットボトルも使ってる。それならタダだし(気になるなら黒い紙でも巻いとけばいい)。
ここで売ってます。294×2で588円なりぃ。

●フィルムクリップ
現像が上がったあと、フィルムを吊るして乾燥するとき使う。洗濯バサミにおもり着けても代用できるかも。
ここで売ってます。735円なりぃ。けっこう高いな。

●温度計
現像は化学反応ですから、温度管理は大事。20度前後が計れればよい。小中学校の理科の実験に使う様なので十分。ネットではまだ見つけられてません。大きい店の現像処理コーナーに行けば必ずあります。100円ショップにもあるかもね。300円くらいじゃまいか。

●フィルムオープナー
こんなものいらねー。いらないもの書くなと言うかも知れないが、写真の本見ると必需品みたいに書いてあるので、敢えてイラナイ!と言い切るっ。
フィルムを巻き戻すときベロを残す! 巻き戻しのときの音と手応えに注意すればベロを残す事は簡単。ベロを残すことによってパトローネのフェルトの隙間から光が入ってカブリが生じるのを防ぐ事が出来る。
(一方でベロを出しておくと、フィルム内を光ファイバーのように全反射で光が伝わり、カブリが生じるという話もあるが俺の経験上そんなことはない)
万一全部巻き込んでしまっても、パトローネの軸の出っ張り側を強く叩く事によってフィルムは取り出せるょ。

●現像液と定着液
現像液はそれこそ色々あって、どれを選択するかが自家処理の楽しみでもあるのだが、ここは初めての最低限な処理ってことで、富士かコダックの定番でよい。富士ならスーパープロドールまたはミクロファイン、コダックならD-76で決まり。定着液はなんでもいい。富士のフジフィックス。
現像と定着の間に停止液ってのを使うのだが、これは水で代用。すばやく大量の水を流すっ!

ここで売ってます→スーパープロドール、190円なりぃ。D-76(これはコダック純正ではないけれど、処方が公開されているので他のメーカーが安く作ってます。自分で作っても良い)
定着液→スーパーフジフィックス 取りあえず1リットルあれば十分なのだが、ビックカメラのオンラインでは今のところ最低で3リットル用しか扱ってません。その時は3リットルの入れ物を用意。
定着用は遮光しなくてもいいと思ふ。720円なりぃ。高いな。ちょっと前まであった1リットルのフジフィックスは140円だったのに。

●ドライウェル

フィルム現像後、水洗した後、乾燥させると水滴の跡が付く。それを無くすための薬品。界面張力を下げてヌレを広げるなのでセッケン水や洗剤で代用できそうだけど、ちょっと怖いのですなおに富士のドライウェルを使いましょう。これは必需品と言っていいと俺は思ふ。
ここで売ってます。一本買えば死ぬほど持つ!240円なりぃ。

最低こんだけあればモノクロフィルムの現像は出来ます。ざっと合計7,000円ですね。ただ、近くに写真用品屋があるならともかく、現像液は1リットル用で35mmフィルム10本程度しか処理できないので、ある程度買い置きしておく方がいいかも。

ウルトラワイドへリアーを手に入れてから、12mmという画角を生かすためにはフィルムで撮るしかないので、買いためてたダイソー100円ネガ(中国産Kodak Gold 200)をここんとこよく使う。

久しく同時プリントなんてしていなかったんだけど、何も考えずにキタムラ系列の店に出したら24枚撮りで約1500円もかるんだね。これはイイカゲンな写真を撮って遊ぶには高くてもったいね。

ダイソーはフィルム現像だけなら105円だ、とかローソンなら同時プリントで750円だとか探せば安いのもあるらしいが、なんだか品質的に問題有りという話もちょっと聞く。以前にやってみたがナニワの処理液買って自分でやるのが安上がりなんだけど、処理液の寿命が短いので、それなりに頻繁に処理しないともったいない。俺がやると品質的にはダイソーやローソンよりもっと危ないかもだ。でも自分でやるから多少失敗しても自業自得で頭に来ない。
ネットで調べてみれば自家調合って道もあるようだが、これはかなり大量に処理しないと無駄が多い。

さて、出来上がって来た数本分のLサイズのプリントを見てみたのだが、これが飽きれるほどつまらん写真だ。一気にゴミ箱にぶち込んでしまいたい衝動にかられたが、もったいないので踏みとどまった。
およそ俺の撮った散歩写真などもともとつまらんものだが、Lサイズの小さい紙にくすんだ色のプリント(これはフィルムのせい?それとも現像処理?それとも被写体の色がもともと寝ぼけてた?ま結局は腕のせいか)全くメリハリがなく2度と見る気にならない。

デジタルで同じ様な物を撮ったものはもう少し鮮やかで生き生きしている。なぜだ!何が違うんだー!
Lサイズのプリントなんざ、キカイ任せに自動で焼いているだけだろうからもともとそんな程度の品質なのかもしれんが、この小さいサイズにパッとしないブツとパッしない構図の写真が全くマッチングしないのかもしれない。
やっぱ人物を明るく写した写真なんかじゃないと見栄えしないんだろう。下手に中途半端な芸術写真風な絵はこのプリントではゴミにしか見えない。

ダイソーの100円フィルムがなくなったから、次はDNPのセンチュリアを使おうと思っているのだが、気合いの入ってない散歩写真のプリントがこんな出来だとカラーネガの使い方を今一度考え直さないといけない。

んじゃ、もっと大伸ししたらとか、ポジなら何かが変わるのか?と言われたら返事に困るのだが、ある程度の大きさがあった方が見栄えはするだろうし、ネガよりポジの方が鮮やかで抜けの良い、まぁぱっと見は見栄えのする写真が撮れる気がする。しかし散歩写真にリバーサルは贅沢だからこの選択は今の俺には不適。

見栄えのするようにうまく撮るという向上心も大事なのだが、「あ」と思ったものを素直に撮るという行為もなくしたくないと思てる。、となるとやっぱりフィルムでの散歩写真はモノクロという無難な選択に落ち着くということか。もうちょっといろいろ試して見つけてみようっと。

印画紙で遊ぶ

少し前に旧式の大判フィールドカメラをうんと安く手には入れたが、しばらく放置していた。これをどう使って遊ぶかだ。もちろん大判カメラを使うのは初めて。

いきなりリバーサルを入れて撮影というのは失敗しそうで怖いから、印画紙を使ってみたい。
でかい印画紙を裁断機やカッターで切るのはめんどうだなと思っていたら、本棚の奥に富士のポストカードの印画紙があったので開けて4×5のフィルムに重ねてみたら、うまい具合にこれの短辺が丁度ぴたり合う。これなら長辺を2cm位落とせばいいので、風呂場の暗室で簡単にできる。よっし。

さて、これをフィルムフォルダーに入れてと、次は露光だ。富士のポストカードの箱を見ると、ISO speedがP640とある。このPは何だ?
調べてみるとPaperのPだと言う話があった。そしてこのPが付くと、感度は1/1000となるらしい。ほんとか?
さすれば、P640はISO 0.64ということになって、晴天の昼間ならF8でまぁだいたい1秒の露光ってところだろうか。
と思ってネットを調べてみたらすばらしいページを発見。針穴写真 印画紙カメラ.

これによると、P640の印画紙はISO 6程度の感度があるが、それに見合う露光をすると印画紙が本来持っている高コントラストの絵ができてしまう。そこでISO 0.6程度の露光をし(より露光量を増やし)現像を浅くして軟調な画像(フィルムネガ並み)をつくろうという主旨。
なるほど、これを参考にしてやってみよう。

印画紙ネガが出来上がったら、これをまた印画紙に密着させ、強い光を当てて露光しポジ画像を得るのだ。
しかし、今回は印画紙の作品を作る事が目的でなく、大判カメラがまともに写せるかどうかのテストなので、ネガ画像が出来れば満足。それをスキャナで取込んでパソコンで反転して評価する事にしよう。
全て家にあるもので出来るので、コストはゼロ。やったー! 今週の土日の楽しみはこれできまりー。

なお、上でもリンクした笹下研究所のページは非常に興味深いです。

銀塩いいな

今日は休みだったので、久々に銀塩カメラ持って近所をちょいと散歩。
SPIIにはNeopan SS, RF645にはVelvia100, PENTACON6にはDelta100を入れた。
途中でうどん喰って、ビール飲んだら酔っぱらってしまた。

今現像液あっためちう。

現像終わった。35mmの方はFlickrにアップした(マジでつまんね写真だーょ。行くだけ損だよ)。
6×6の方は明日の夜にでも紙に焼いてみよう。

M3テスト

町田のヨドバシでダークバックを買ってきた。ついでにM3用のクラシカルなストラップも。
昨日、近所のさもない風景をテスト撮影済み。
レンズはSummitar 50mm F2、フィルムはネオパンSS長巻きをパトローネに詰め、M3に装填。

M3のフィルムの装填は面倒だと聞いていたが、スローカメラライフにはむしろそのゆっくりリズムが楽しい。儀式だなこれは。
露光はモノクロだから適当(中学のときオリンパスペンとペンタックスSLで鍛えた感がここで役立つ!)。
比較のためにE-1にNikkor 24mmを付けて持ってった。

http://wwwjp.kodak.com/JP/ja/corp/info061213.shtml
とうとうこんなことになってしまった。
実は俺、コダクロームは一度も使ったこと無かった。「いつかは」と少年時代から憧れのフィルムだったのだが。
これで外式のリバーサルフィルムはこの世から消えることになる。なくなる前にぜひ一回使ってみようと思わせずにはいられない出来事。ううっ。

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