現像の最近のブログ記事

水道水

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今のところメーカーの調合済みの粉末や濃縮液を溶いて使っている俺だが,最近おかしなことが起こる。
スカムの発生だ。スカムっていうのは汚水処理の専門用語になってるみたいだが,英語の意味は液体の表面に浮いてくる垢のこと。フィルムの処理中に発生する汚れ,浮遊物を言う。

俺の住んでる地域の水質が変わったのだろうか。今まで水道水で何も問題なく使っていたのだが,数日前から溶いた現像液の中に白いふわふわした浮遊物が気になり始め,普通に使ってるD76やデクトールがモヤモヤになった。フィルムを処理する前の話だからこれをスカムとは言わないかも知れない。
貧乏性だから布で濾して使ったがまたしばらくしたらモヤモヤが出てくるのだ。気持ちわりぃから捨てた。明日また作ってみよう。だめなら精製水でも買ってくるか。

さて,ロジナールによるリスフィルムの現像がうまくいかなかったのは昨日書いたが,曝光したリスフィルムを1:100に希釈したロジナールにしばらく漬けてみたら,まっ茶色になってしまってまともな銀の黒が出ないではないかっ。
同じくロジナールでやろうとしているRollei ATP1.1とADOX CMS20の処理も不安になってきた。なんだか上の水の件もそれに拍車をかける(今両者は撮影中)。
試しに富士のアクロスを曝光したものをロジナールの1:300希釈で30分くらい漬けおきしてみたが,やはりまともな黒が得られず,ブラウンっぽい色になる。そういうもんなのかもしれないが,1:300という希釈で現像されたものはネットで探すとけっこう見つけることが出来るのだ。
300倍希釈なんてほとんど水だから,現像主薬以外の現像促進剤の濃度やpHなんかは現像液の体をなさないくらいめちゃくちゃだと思われ,まともにならないのは当たり前なのかも知れない。

645254.jpg
ACROSをロジナール1:50で処理したもの。黒の色味も良く良好な仕上がり。

残色

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昨日は暑さのせいで頭がもうろうとし、さらに解禁となったビールを撮影途中で飲み過ぎたせいか、撮影済みのフィルムの引き蓋を引いてしまったり、露光をミスったりしてしまった。しかし助手がいたので少しは楽だった。
img404s.jpg
今日現像したフィルムは26℃で1時間以上水洗をしても僅かに残色が出てしまった。
非常に気分が悪いのだが、実用上問題が無いので切り上げて乾燥させた。乳剤番号の異なるフィルムを使ったから、硬膜の度合いが違うことにより差が出ているのかと思ったが、どうも弱った定着液を使ったという初歩的なミスのもよう。あいにく定着液の買い置きを切らしてしまっていた。抜けるのが遅かったのでその分定着時間を長くしたのだがだめだったか。

平板粒子で膜厚が薄く、おそらく比較的硬膜のAcrosやT-Maxなどは色が残りやすい。定着液をちゃんとしないと長期保存出来るネガにならないな。
さて、撮影の方、まだ気合いをいれないといかん。明日は昼夜出動だっ!

*追記:今、明るいところで水洗中のフィルムの表面をよぉく見たら、微細な気泡がフィルム表面を覆っていました。どうも、残色はこれにも原因があるのかも。
前にもこういうことがあったのだが、そのときの泡はもう少し大きかったので、何度か外に取り出してもう一度浸漬することを繰り返し水洗した。なんだか今日の泡は老眼の俺には見えないほど小さい。
水量をある程度出して水道の蛇口に取り付けたホースの先を貯め水の中に入れると、気泡がポコポコ出てくる。水道水の流れの中に気泡が混じっていて、これが水中に溶解してフィルム表面に析出してフィルム面を覆い、水洗阻害を起こしたのではないか。今までこういうことはあまり無く、水道水の流れは静かで落ち着いていたのだが...。
しばらくは流水でなく、貯め水にして置換水洗にしてみよう。

追記:その後貯め水でやっても改善されなかったから、やっぱり定着液がイカレポンチになっていたのだろー。
前にも書いたMassive Dev Chart for iPhone。すっかり忘れていた。今ダウンロード。

フィルムの種類は十分ではないかと思います。AdoxやAristaもあり、MacoやEfkeもあり。
まず、フィルムを一覧から選ぶ(画像、モアレで見にくく)
A7020204.JPGA7020205.JPG
A7020206.JPG










次に処理したいISOを選ぶ。
A7020207.JPG

次に処理液を選ぶ。これもけっこういっぱいある。
A7020208.JPG
A7020211.JPG










あとはスタートボタンを押せば所望の処理の各ステップをタイマーで明示、ベルを鳴らしてくれる。
A7020209.JPG


処理時間や温度は編集画面で編集が可能。Temp./Time ConversionをONにすると、温度を変えると自動的に時間を調整してくれる。これによって調整された温度と時間はおそらく反応速度的に計算で求めた値で、フィルムメーカーの実測データではないだろう。よって大幅に温度を変更して行う場合は注意が必要だと思われ。
正確を期すなら、メーカーのデータシートから所望の温度と時間を調べて入力し、タイマーとして使用すれば良い。
A7020210.JPG

いずれにしてもこれだけのデータベースがiPhoneやtouchに入って持ち歩けるというのは嬉しいぉ。
被写界深度計算のPhotoCalcと合わせて持っていたい写真関係のiPhoneアプリだ。

The Massive Dev Chart

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 Twitterのdarkroom_fanさんからの情報でThe Massive Dev Chartと言うのを知りました。
Digitaltruth Photoというサイトの情報の1つ。モノクロのフィルムと様々な処理液の組み合わせによる標準処理のチャートが示されている。大変便利。

このチャート、ウェブ上では単なる紙に書かれたデータに過ぎないが、Mobile versionというのがあって、iPhone/touch、Palm OSなどのPDAで使用出来るものがあり、それが実際に処理をする際にインタラクティブに動作してくれるようで大変便利な模様。例えば、Try-XをD-76で21℃で処理すると入力すれば、実際にタイマーが動作して、現像、水洗、定着のタイミングを教えてくれる。途中で温度が変わっても編集画面で入力し直せば時間もそれに伴って変更されるらしい。
まぁ、今まで通り時計かストップウォッチがあれば何も困らないのだが、iPod一台に様々な処理データが入っているとなれば、かなり気楽に便利に使えるのでR。

その他にもフィルムを現像処理するためには必須である各フィルムメーカーのテクニカルデータのリンクが。そしてここには処理液の処方集。そしてここには写真処理やカメラに関するノウハウが書かれたサイトへのリンクが。
また写真関係の便利ソフトのリンクもある。

モノクロをやる人、特に自分で処理をする人にとってはなにかと便利なサイトだ。日本ではこういうまとまった情報が悲しいかなほとんどないような(俺が知る限り、ここに以前から1つ素晴らしいのがあります→Tokyo Photo.net
どちらもブックマーク必須である。

フィルム代

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デジタルが当たり前になった今の時代、1枚撮るたびにお金のかかるフィルムはそれだけでも分が悪い。
けれどもデジタルで撮るように数打ちゃ当たる的な撮り方はしないから、フィルムとデジタルの使い分けをしっかりすれば大丈夫だと俺は最近思ってる。

そうは言っても8x10だとカラーポジで1枚1000円ちょっと、モノクロでも500円前後で、カラーの場合は現像代が1枚800円ちょっとだ。カラーポジなど頻繁に撮る訳ではないからいいのだが、モノクロはもっと安くしたいと思う。
前にも書いたようにヨーロッパには安価なモノクロフィルムが豊富にあり、B&HやFreeStyleといった欧米のショップで求めることが出来る。日本はカメラは潤沢だが、メディアは残念ながらプアーな状況と言わざるを得ない。

上記の2店舗だと、日本で富士のモノクロフィルムを買う値段のざっと半額で買う事が出来る。もっと安くならないかなーぁと思っていたら、リスがある。リスというのはウサギさん、クマさん、ウシさん、シカさん...のリスではなくて、いわゆる印刷感光材料(グラフィックアーツ)のためのフィルム。これがさらに半額で買える。
リスフィルムは例えばフォントを明確に印刷する原稿をつくるためのフィルムだから、諧調は超硬調、というかonとoffしかない。普通にリス現像したら1ビットの画像にしかならないのだ。そこでこのリスフィルムを超軟調となる現像液で特別に処理し、普通のフィルムと同じグレースケール(普通のモノクロ)画像を得るという手法がある。

有名なのは、スパイカメラのミノックス。あれは非常に小さいフィルムだから、普通のフィルムで撮影して延ばすとけっこうボケボケになっちゃうので、例えば富士のミニコピー(普通に買える複写用の超硬調高精細フィルム)で撮影し、軟調現像液で普通の画像にして高精細の画像を得る達人がいたという話を聞く。
天体写真の分野でかつてよく行われたのが、Kodakのテクニカルパンという硬調なフィルムをテクニドールやPOTAという軟調現像液での処理すること。俺が高校生の頃だったが、雑誌など(天文ガイド)でPOTA, POTA...とやたら書かれていて、そのころは何のことか良くわからず、なんだポタって?と思っていたものだ。

それと同じようなことをとても安いArista-II Ortho Litho Filmというのを使ってみようかと思ってる。現像はペーパー用の物を希釈してやれ、と書いてあってやや詳しい情報もネット上にはあるものの自分で試行錯誤が必要だろう。感色性がオルソだから(紫外から緑の光までしか感じない)セーフライトの下で観察現像が出来るかもしれない。
日本のサイトでこのフィルムの情報をまだ見つけてないが、うまく使っている人もいるだろうし、もしかすると「つかえねぇ」となっているのかもしれない。それにしても8x10が一枚100円となれば、気楽につかえるぉ!

再びスキャン

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どうも今ひとつスッキリしないので少し試してみた(ヒマだな)。

まず、E-3のRAW現像を別なソフトでやり直してみた。やっぱりGimpのUFRawでの現像はデフォルトでは眠いことが分かった。等倍で真面目に現像することなんかほとんどないので知らんかったよー。
さて、そんなわけでどのソフトでどうやったら一番シャープに見えるのかも良くわからない俺だが、適当にいじってまぁそこそこシャープに見える設定で現像してみた。
crop.jpg
以下は赤い部分の100%クロップ画像

A2105477cgimp.jpg
何もいじらないUFRawがこれ。1つ下の書き込みのE-3画像はこれと同じ。ちょっとボケボケでこれではE-3がかわいそうだ。我ながらアホだったぜ。

A2105477cmaster.jpg
オリンパスマスター2。シャープネスを少し過剰にかけてみた。ある程度離れてみればこの程度もあり。

SilkyPixでも試してみたがほぼ同じレベル。Light RoomやAperture等の高価なソフトは持ってないので試せない。でも大方こんなもんだろ。
さて、我らが8x10を1つ前の書き込みよりも高解像度でスキャンしてみたらどうなるかを試してみた。

今月(1月)はPORTRA160をナガオカ4x5で使った。あと数枚撮って現像に出すので結果はまだ。
今月と来月にかけては8x10でPROVIAACROSを使おう。

モノクロの現像用にJOBOを手に入れた。これだと普通に使えば連続撹拌になるから、いわゆるエッジ効果は期待出来ない。慣れてきたら皿現像かまたはJOBOタンクに液をいっぱい入れて、time@さんに教えていただいたPyrocat-HDやRodinalの超希釈現像なんかも試してみたい。

P1265387.JPG
冷蔵庫からちょっくら出してきたフィルムたち。下の2つが8x10、 白い袋はRolleiのRetro100だ。

8x10の現像処理

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俺は目下のところ、バイテンで撮影して自家処理し、コンタクトプリントをしてみることに全力を傾けてる。え? デジタル? そんなクソ面白くもないものに今は興味ないよっ という感じだ(とエラそうに言ってみる)。全く我ながら節操ない。

さて、やっとフィルムホルダーを手に入れたので、あとはフィルムの到着を待っている。銘柄は定番のプロビア(RDPIII)とモノクロはAcrosにした。
...というわけで、今年最初の月の「フィルムを月に1本使うの会」はAcrosにしておこ。

さて、4x5の現像はブローニー用のタンクに2枚のフィルムを突っ込んで適当に現像していた。2枚という枚数が少ないが、前の結果を見て次の現像条件を決める、すなわち1枚ごとに最適な現像処理が出来るというシートフィルムならではの利点が生かせて、これはこれでよろしい。

が、しかし8x10となるとフィルムがでかく、これを入れるタンクとなると大きくなるし、なにより処理液の量が多すぎて話にならないであろう。
ならば、バットに液を入れてじゃぶじゃぶする古典的な皿現像となるのだが、2つの点でやる気にならない。まず液温管理が今の季節はめんどくさすぎ。そして完全暗黒のために風呂場を目張りするのもめんどくさい。

俺は...

男,49歳,ここは俺のカメラ趣味のブログ。
「え,まだカメラの機種にこだわってんの?」

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